【淫らな天国&淫らな地獄】@ ネッシー裸女……処女喪失

 コンドーム青年は優しくネッシー裸女を抱き締めると、キスをしながら同時に肉体を手で愛撫した。
「んッ……んッ」
 男の手で愛撫されてネッシー裸女の性器は濡れ、受け入れ準備が整った……興奮してクリトリスも勃起している。
 コンドーム青年は自分のペニスに、コンドームを装着した。
「避妊しないと赤ちゃんできちゃいますからね……セッセ、セッセ」
 コンドーム青年は濡れた未開の穴に、ペニスの丸太を突っ込んだ……ズニッ。首を仰け反らせたネッシー裸女は破瓜の鈍痛に耐える。
「はぐッ……つッ」 染みてきた破瓜の血を潤滑に、ゆっくりと抽送をするコンドーム青年がネッシー裸女を気遣って訊ねる。
「無理しないで、ここのくらいでやめましょうか……ロストバージンは成功しましたから
 正常位で、浮かせた腰を支えられる形で抜き挿しされているネッシー裸女が言った。
「優しさは嬉しいが、最後まで続けるがよい……女体に男を刻みつけて、出すがよい……んぁ」
 コンドーム青年は抽送を続け、射精した。
 ぐったりとしたネッシー裸女からペニスを抜去すると、ネッシー裸女は自分の破瓜された秘部を、取り出したスマホのカメラで自撮りする。
「アナザー・エデンにある。ロストバージンをした娘たちが、自分の貫通した秘部をインストで記念公開する裏サイトである……単なる変態趣味なので、気にしないでよい」
 コンドーム青年の千切れ飛んだ衣服の代わりに、響子が自分が着ている。レイププレイで引き裂かれても再生する『北斗印の制服』の糸屑から。
 黒革のライダージャケットを作り出して、コンドーム青年に渡し。
 破華姉ぇが金属結晶から錬チン術の応用で作った、肩当て防具をジャケットに取り付けた。
 下半身丸出しで、胸に七つの傷が浮かび、防具付きの革ジャンパーを着た、スキンヘッドのお守りキャラが誕生した。
 体力が回復したネッシー裸女が言った。
「では、ヌードナイト採掘場の天国と地獄に案内しよう……偉大なブリテンの旗の下、トロッコに乗るがよい」

 数分後……密林の中を進む、連結トロッコに乗った軍医タコ一行の姿があった。トロッコの前方には見上げるほど巨大な岸壁が見えてきた。岸壁には股を拡げて座った巨大な女の下半身オブジェ石像が突き出ていて、パックリと開いた女陰の洞窟へとトロッコの線路は続いていた。
 軍医タコがネッシー裸女に訊ねる。
「あの巨大な女体像の下半身みたいなモノは?」
「アナザー・エデンの創造主が冗談で作った、天国&地獄へ続く『女陰口』である」
 破華姉ぇが言った。
「あたしは、ユーマの森より先は行ったコトがない……淫らな天国と地獄の案内は遊女に任せる」
 やがてトロッコは∧型に膝を曲げて座る両足の間を通り、女陰口から中へと入る……ひんやりとした空気の中、両側にランプの明かりが灯された長い洞窟を進む。
 洞窟の天井や壁はまるで女性の膣壁のようでGスポットらしき部分も忠実に再現されていた。
 前方に子宮口のような壁と、壁にある狭い通路の向こう側から明かりが差し込んでいるのが見えた。

 トロッコが湿った狭い子宮口を抜けると、そこには明るい世界が広がっていた。のどかな平原や山々、湖……ヨーロッパや東洋や南方の入り交じった人家らしきモノも点在している。
 響子がネッシー裸女に訊ねる。
「ここが天国と地獄ですか?」
「そうである……トロッコは採掘場まで数分で直通であるが、トロッコから降りて少し歩いて天国と地獄を満喫してみるのも一興であろう……空を見るがよい」
 ネッシー裸女に言われて空を見た一行は仰天する、そこには逆立ちして『天と海を支えている女巨人』の姿があった。



 軍医タコが感心した口調で言った。
「なるほど、ここはアナザー・エデンの裏側でしたか……下の方の世界から見れば海に立って天を支えている『天と海の女巨人』……こちらから見れば、逆立ちして海を足で支えている『海と天の女巨人』」

[前戯へ][後戯へ]

33/38ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!