【カッパ湖】と【ユーマの森】A ヤマンバ

 軍医タコたちの視線が乙姫に集中する……腰に手を当てて睨む乙姫。
「な、なによその。お願いするような目は……あたしは人助けなんてしないからね」
 我美が乙姫に耳打ちする。
「乙姫さま、ここはカッパ退治をしてアナザー・エデンに名を広めておいた方が得策っスよ……尻子玉抜かれるのが怖かったら、ボクも近くでサポートするっスから」
「誰が怖がっているのよ、やってやるわよチ●コでカッパ退治……その代わり、退治が成功したら湖畔に全身像でも建てて功績を称えなさいよ」
「乙姫さま、型どりした全身像はやめたほうがいいっスよ……型どりした性器に悪ガキから変な落書きされるっスから」
 その時、グループ旅行らしい軽い感じの女子グループが、軍医タコたちの方を指差して笑いながらスマホのカメラを向けているのが見えた。
「なにアレ、タコがいるぅ……うけるぅ」
「裸の男と女がいる……うけるぅ」
 染めた髪やブリーチした髪。ココア色や黒色に近いくらいに日焼けマシンで肌を焼き。目の周辺と唇に白っぽい化粧をした……今では絶滅種となった『ヤマンバ』だった。
 断りもなしに無断でインストしている、ミニスカートにルーズソックスのヤマンバに、眉をひそめた軍医タコが小声で破華姉ぇに訊ねる。
「なんですか……あの化け物どもは?」
「アナザー・エデンの端の方に生息している未開の部族……『ヤマンバ』ブームが再ブレイクしている奴らだ。真地球の方にも影響が広がり、真地球の若い女たちの間ではヤマンバメイクが流行しているらしいぞ」
「ブームとか流行は、スパイラルやシンクロしますからね」
 ヤマンバたちは、好き放題なコトを言っている。
「あの女、性格悪そう」
「男運なさそう」
「クモが股間に巣を張っていそう」
 ヤマンバたちの態度にムッとした乙姫の全身が黄金色に輝く。乙姫が言った。
「化け物に情け無用」
 瞬時にヤマンバたちとの距離を詰めた、乙姫は次々とヤマンバたちの肛門に手刀を突き刺し……尻子玉を引き抜いた。 白目を剥いたヤマンバたちのパンツを突き抜け、白っぽいスジが内臓から繋がる尻子玉数個が乙姫の手の中にあった。
 乙姫は容赦なくヤマンバたちの尻子玉を握り潰しスジを引き抜く。
「ふんむッ!!」ブチッ、プチッ、グシャ、ブシャ。
 惚けた顔になったヤマンバが倒れる。
「ふにゃあぁぁ」
 元の肌色にもどった乙姫は、潰した尻子玉を地面に投げ捨て我美が差し出したタオルで手を拭く。
 カッパたちの羨望が乙姫に注がれる、どうやら今の行動でカッパ娘たちは乙姫を、尻子玉抜きの達人と認めたようだ。
 湖から上がってきたカッパたちが、乙姫に向かって土下座する。
「ふんっ、案外素直なカッパたちじゃない……こんなに大人しかったら、八本槍のチ●コで駆逐しなくても」
 乙姫の呟きに土産物屋の店主が悲鳴に近い声で言った。
「冗談じゃない、この機会を逃したら増えて湖を埋め尽くすだけだ……猟銃とか罠で殺処分して頭数管理ができない保護生物なんだから、カッパが恐れる八本槍のチ●コを持っているなら、その槍でなんとかしてくれ!」
「そこまで言うなら、やってあげなくもないわね……我美、八体の献体を用意して。手始めにヤマンバのマ●コで具合を試すから……献体の調整は大丈夫でしょうね『淫魔都市』でのダメージは残っていないでしょうね」
 Vサインをしてみせる我美。
「大丈夫っス……いつでも使えるように、強壮剤を投与して精力ギンギン勃起マックス状態っス」

 数分後……乙姫の意識を移した全裸男性。褐色肌の裸身腰にW型のバックルベルトを巻いた遊び人『チャラい褐色陸サーファー男』が立っていた。
 男の肉体に憑依した乙姫は、ギンギンに勃起したチ●コを擦る。
「いつ見ても、コイツのチ●コは八体の中でも、一番いやらしいわね……我美、ヤマンバたちの衣服を剥いで……バックから犯すから」
 我美がヤマンバの衣服を剥いで裸にすると、乙姫の意識が入ったチャラい男は、うつ伏せに倒れているヤマンバ一体の背後に膝立ちすると、グイッとヤマンバの腰を持ち上げて男の腰を密着させる。
「ケダモノのヤマンバに人間の体位は不要……ふんむッ」
 そう言って乙姫はヤマンバの濡れた穴に、チ●コを押し込んだ……ずぢゅゅゅ。


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あきゅろす。
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