オマン湖耐久レース・リベンジ⑫
我美は次々と淫牌をポンとチーする。
「ポン！ 裸エプロン新妻三人ポン！」
「チー！ 精力絶倫親父を三人チー！」
我美のペースで一方的に進むかと思われた淫牌ゲェムだが、宇宙婦警キャパンが乗り立っている電子性獣龍の頭のパトランプが点滅回転して、キャパンがショッキングピンク色の淫牌雲が渦巻く天空を見上げて言った。
「何かが近づいてくる……とてつもなく巨大な何かが」
恐華とガン子が役を完成させつつあった。リーチ宣言をする恐華とガン子。
「リーチ！」
恐華とガン子が作っていた淫牌の役は、普通に色白の裸の男女が立っているだけの平凡な役だった。
我美が内心鼻で笑う。
（怯えて損したっス……たいした役じゃなかったっス）
その時、ショッキングピンク色の雲を突き抜け、巨大な円筒形の物体の先端が出現した……スペースコロニーだった。
青ざめた顔でキャパンが言った。
「コロニー落としでもやるつもりか？……たかが、麻雀もどきのエロいゲェムでそこまでやるか！？」
ガン子の目が光り、コロニーから集積された太陽光が熱線のように、手牌の色白の淫牌に照射された。
一瞬で、色白の裸体は小麦色の日焼け肌になる。それを見て慌てる我美。
「『南国生まれの七つの淫罪』！？ しまったっス……その手があったっスか！」
恐華が言った。
「ツモ……淫罪発動」
『南国生まれの七つの淫罪』……七人の女性が男性に【フェラチオ】【イラマチオ】【手コキ】【足コキ】【パイズリ】【尻コキ】【脇コキ】をする淫らな役。男女とも日焼け牌であるコトが絶対条件で。難易度が高く、高ポイントの役。裸族人類牌の召喚が可能でさらにポイントが上昇する最強役。
「うぐッ……うぐッ」
「はぁはぁ……日焼けしたあたしの脇コキ、気持ちいいですか？ はぁはぁ」
七人の女牌が七人の男牌を淫牌テクニックで責める。
恐華が裸族人類を一人、召喚する。
「天〔光〕に位置する裸族人類……うに子の無限チ●コを召喚」
空からスペースコロニーを突き抜けて、連なった無限チ●コが飛んできた……ドドドドドッと、次々とチ●コの剥けた皮の中から、繋がって伸びてきた陰茎が枝分かれして七つの淫罪を行っている七人の女性牌の膣穴にドスッドスッ挿さる。
「う゛ぅッ！？」
「あぐッ」
「はがぁッ！？」
「いやぁん」
「チ●コが……んんッ」
「らめぇぇ」
「あッ、あッあふぅ」
淫牌空間の中で日焼けした男女の七つの淫罪役が完成して、一万ポイント追加で一気に抜かれた我美が、その場にへたり込む。
「負けたっス……」 こうして、恐華＆ガン子の〔チーム・タンク娘〕が勝利を収め、数日に渡って熱戦が繰り広げられた、過酷な第二回オマン湖耐久レースは終了した。
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