オマン湖耐久レース・リベンジH

 ポンされて似たような年齢の裸女性ばかり三人まとめられて。縦・横・縦の形で雀卓の隅に固定されたタコスケの母親がエスにクレームを入れる。
「ちょっと待ちなさいよ! 最初にババアって言おうとしたでしょう! すぐに誤魔化したけれど『年増の愛人』ってどういう意味よ! 黙っていないで答えなさいよ!」
 エスは騒ぎ続けるタコスケの母親を無視してゲェムを続ける。
「たくましい白馬のような、ぺニスを持った十代の王子さま三人の新鮮なチ●コをチー!」
「結婚適齢期を逃して焦っている、ウェディングドレス姿の、いき遅れの姉三人をポン!」
「モテ期で内気なオナニー狂の妹三人をチーしますわ!」

 雀頭に父親か母親の淫牌が一つ揃えば完成する。
『いき遅れの姉三人〔着牌〕』
『モテ期で内気なオナ好き妹三人〔学生着牌〕』
『白馬のぺニスを持った王冠を被った若い王子さま三人〔裸牌〕』
『年増の愛人三人〔裸牌〕』のチーやポンされたエスの淫牌を見て、キョンシー女は勝負に出る。
「捨て牌と鳴き牌を見た限り、安いポイントの役と見た……雀頭の父親と母親が娘の結婚式前夜に興奮してセックスしてしまい。白馬のぺニスを持った浮気症の王子さまが愛人とセックス……それを盗み見した妹が興奮して自慰、婚約者との王子との結婚前夜に王子が愛人とヤッている現場を目撃してしまった姉が、ショックのあまり自己逃避の妄想でエアセックスをはじめるそれがアガリ条件の役……ここで、こちらはオープンリーチかけます、リーチ!」
 キョンシー女の作っていた役は、十八歳から二十六歳までの学校制服男女の淫牌で構成された役〔制服コスプレも含む〕『九年齢宝燈』〔キュウネンレイポウトウ〕だった。
「学生制服年齢牌の、十八歳から二十六歳までの九面牌待ち……特女に勝ち目はない」
 エスは隣にいるサナ・ギーマンレディに目配せをして、サナはうなづく。
 エスは引いた不要な淫牌を雀卓に捨てる、それは妖女グループにとって当たりの牌だった。
 意気揚々と当たりの牌を指差す、キョンシー女。
「特女、破れたり! ロ……」
 キョンシー女がロン宣言するより早く、エスが言った。
「今ですわ! サナ! イラマチオマン・レディに羽化ですわ!」
「あふうぅぅぅ……淫力招来」
 サナ・ギーマンレディの体がサナギが脱皮をするように、イラマチオマン・レディに変わった。



「淫牌、逆転!!」
 次の瞬間、エスの持ち役とキョンシー女の持ち役位置が入れ換わった。何が起こったのかわからずに大パニックになるキョンシー女。
「なっ、ななななななななななな!?!?」
 エスは自分が捨てた淫牌で悠々と『九年齢宝燈』をロンする。
「ロン……悪いですわね、妖女の負けですわ『九年齢宝燈』着衣したまま淫らに乱交セックスをしなさい」
 立ち上がった制服姿の男女、女子はパンツをスカート丈まで下ろし、男子はベルトを緩め男尻とチ●コを露出させる。
「あぁん、あぁん、あぁぁん」
「はぁはぁはぁ……んくッ」
 立ったまま抱きついてセックスをする男女……代表してキョンシー女の裸身がダメージの炎に包まれ、額の霊符が燃え消えると。
 屍のような生気を失った目に変わった、キョンシー女の裸体が顔面から倒れ動かなくなった。
 妖女グループ〔ケケケのなんか妖怪さん〕……敗退脱落。
 そして、勝者を決める最終決戦は次の第三『闘牌タイム』へ……と、続く。


 最終淫牌決戦に駒を進めた四組は。
 我美&乙姫ペアの〔最強チーム・女王さまの前にひれ伏しなさい〕
 ロボット裸女エスの〔銀の旅団〕
 恐華&ガン子ペアの〔チーム・タンク娘〕
 そして、もう一組。

 レースで恐華たちよりも少し早い順位で、手堅くポイントを稼いでいるチームがあった。
「ツモ……『大淫元』パイパン剃毛セックス、少し生えてきた白牌の恥毛を、脱毛と剃ってツルツル状態でセックス……ついでに男の方も陰毛を剃毛」……ジョリジョリ。
 頭からすっぽりと被ったフード付きのローブのような黒衣で、素性を隠した二人組が乗るクラッシックカー。
 正体不明の四組目の参加者チーム名〔変態フォーチュン・クッキー〕がいた。

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あきゅろす。
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