オマン湖耐久レース・リベンジG

 第一闘牌タイムで竜巻に巻き上げられた裸の響子たちや車両が、バル子〔二代目〕の念動力で地面に落下する前に救助されている中継を見ながら、実況のグリーン・カータンが言った。
「各自動雀卓宇宙船では、従来の麻雀勝負パターン通りに闘牌で敗北したチームのメンバーや車両が次々と、爆風や竜巻や雷で空中に吹っ飛び救助されています……半分に近いチームがこの第一闘牌場で失格します」
 闘牌が終了した雀卓では、台の四面がスベリ台のように傾斜して雀卓の上に残っていた淫牌を中央に開いた大穴へと落とす。
「うわぁぁぁ!!」
「きゃあぁぁ!!」
「落ちるぅぅぅ!」
 悲鳴を発して滑り落ちていく男女牌は、大穴の中で混ぜられ再び沿道の淫牌山や配牌として利用された。
 大穴の中で混ぜ込まれている男女の淫牌を見て、女の骨格に男の肉づけがされた『種男のディロック』が言った。
「よ──く、混ぜ合わせるんだね。混ぜ合わせたら、バル子たちが瞬間移動能力で移動させるんだね」
 乳房を両手の平で包み、椅子に座って揉み回している『手ブラの天紅』が、産卵が近づいてきた股を開きながら言った。
「次の闘牌タイムで半数のレース参加者が脱落する……かもね。んんッ……産卵が近づいてきた……かもね」
 天紅の秘穴を内側から押し拡げて、粘液にまみれた白い無精卵が見えた。
 卵は天紅の産道をムリッムリッと、拡げる……天紅は産卵アクメに身悶える。
「あぁぁ……人間なのに卵産んでるのは変かもね……あふうぅ」
 ニュルンと排出された卵が、椅子の下に置かれている竹カゴの中に産み落とされる。
 膣穴がキュッと絞まると、天紅は産み落としたばかりの卵を拾い上げて、自分の膣に押し込みはじめた。
「ん、ん、卵の尖った方から押し込む……かもね。もう一度産んで産卵アクメするかもね……あふッ」
 スルッと卵が天紅の子宮まで押し込まれ、天紅は再び産卵をはじめた。


 レースコース、童話の町並みが続く市内道路……軍医タコは、沿道の淫牌山からツモった牌で、また軽くアガった。
「ツモ……エロエロ、ハーレム『男体大車輪』……女一人を男十三人が裸でローション奉仕……男たちヌルヌルになって、一人の女性に奉仕しなさい」
 トレーラーの中で隷属牌から変化したばかりの、初々しい新女王淫牌が男たちのローション奉仕に戸惑う。
 幼女が背後から抱えられて放尿させられているような、卑猥なポーズで秘部をナメ回されている新女王淫牌は赤面した。

「あぁぁぁ……そんな、さっきまであたしが、ご奉仕する立場だったのに……あふッ、ご主人さま方おやめください……お口が汚れます……そ、そこは赤ちゃんが生まれてくる、女性の大切な穴……あぁぁぁぁぁぁ」
 男たちから代わる代わるローション奉仕を受けて、昇天している女牌から視線を隣席で体液が抜かれ、乾物になったニ体目の隊長タコに移して軍医タコが言った。
「二体目の隊長も吸い尽くしましたね……ここらへんで離脱しますか、そもそも淫牌ゲェムを楽しむのが目的でレースの勝敗は考えていませんでしたから……楽しいゲェムの時間をありがとう……リタイヤします」
〔軍医タコと実験動物〕チーム……レースから自主脱落。



第二【闘牌タイム地点】……妖女グループの〔ケケケのなんか妖怪さん〕チームと自動雀卓宇宙船で対峙しているのは特女グループ『ロボット裸女エス』の〔銀の旅団〕だった。
 スレッドが入ったキョンシー服を着て腕組みをして立つ、キョンシー女が言った。
「まさか特女と当たるとは……特女に恨みはないが、この勝負は譲れない」
 縄で縛られた『サナ・ギーマンレディ』を従えた赤いドレスを着て立つ、エスが言った。
「わたくしも、このオマン湖レース負けるつもりはありませんわ……全力でお相手しますわ、ゴー!」
 エスがドレスを脱ぎ捨てて、機械裸身を晒す。



 キョンシー女も衣服を脱ぎ捨てて、ブーツ裸身になると両手を前に伸ばして、ピョンピョンと跳ねる。
 ベトベトさんがキョンシー女に耳打ちする。
「気をつけて……特女は何か奥の手を隠している気がする。特にあの縄で縛られた裸女が気になる」
「大丈夫……勝負は一撃で決めるから」
 キョンシー女が不必要な淫牌女を捨てる。捨てられたのは、まだ淫牌登録が続いていたタコスケの母親だった。
 すかさずエスが鳴く〔鳴く=麻雀でポンとかチーとか特定の行動を起こすこと〕
「鳴かせていただきますわ、捨てられたバ……もとい、年増の愛人をポン!



※作中に出てくる『ポン』とか『チー』とか『カン』とかの麻雀単語は各自で、用語を検索して。適当に雰囲気を脳内でエロ転換して読み進めてください(作者不親切)



[前戯へ][後戯へ]

19/24ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!