オマン湖耐久レース開催決定〔プロローグ〕B 【我美&乙姫ペア】参戦決定

 裸の乙姫は腰に片手をあてがうと、残っていた缶コーヒーを顎先を上げて一気に飲み干した。
「ぷはぁ……このロクでもない裸の世界に乾杯。レースなんて出場しないわよ……前回の変なツボで酷い目にあったから、それよりこれからお風呂に入るから相手しなさい我美」
「わかったっス」
 我美が組んでいた足をガバッと開くと、日焼けした股間に生々しい性器色の亀裂が口を開けた。

 竜宮城内にある大理石造りの大浴場……天井は開放的に吹き抜けになっていて、熱帯の植物がジャングルのように浴室の一部に生えている。
 大理石で作られた四つ這い姿勢の女体像の口から、流れ出ている湯水を頭から浴びた乙姫が洗い場で我美に言った。
「いつもみたいに、あたしの体を洗って」
 我美はスポンジで泡立てたデリケートゾーン専用石鹸の白い泡で、乙姫の裸体をデコレーションするように塗る。

※女性性器の洗浄は、通常の石鹸では刺激が強すぎて女性の体には良くないそうなので……正しい女性性器の洗い方は各自女性がネットで検索

 泡を乙姫の裸体に手で塗りながら我美が言った。
「こうやって、乙姫さまの体を泡だらけにしていると、うちら『レズビアン風俗』しているみたいっすね……前から失礼するっス」
 我美は乙姫と向かい合って立つと、乙姫の乳房をソフトに揉み回し洗いはじめた……乳房を揉まれ乙姫が喘ぐ。
「んふッ……はふッ」
 乙姫は肩から指先へと我美から撫で洗われ。脇から横腹をスポンジで撫で洗われた。
 乙姫の裸身を撫で回す我美の手の平が、乙姫の腹部を下の方へと移動していく……秘部を一旦避けて、乙姫の太股を撫で回した我美の手は、そのまま乙姫の秘部へと入り込んでいった。
 クチュクチュと、乙姫の性器溝と穴を指先でソフトに洗っていると、泡の中から小さい黒いクモが這い出てきた。
「乙姫さま、男日照りが続いているんスか……クモが穴に巣を張っているっスよ」
「はふッ……よけいなお世話よ、しっかり洗いなさい」
 我美は立ったまま泡だらけの乙姫を抱擁すると体を擦りつけて、背中に手を回して背中からヒップを手で撫で洗った。
 乙姫も我美の背中に手を回す、我美が言った。

「洗い場椅子に座ってください乙姫さま、今度は座った乙姫さまの体を洗うっス」
 洗い椅子に座った乙姫の前面から、我美は乙姫の片方の太股をまたぐと性器を太股に密着させた。
「前から失礼するっス……乙姫さま」
 乙姫の太股の上で裸体を前後させ、性器を擦りつける我美……我美の指先が乙姫の乳首を柔らかく摘まむ。また、乙姫の口から喘ぎ声が漏れた。
 乙姫が体を洗ってもらいながら我美に質問する。
「んぁ……前から聞きたいと思っていたけれど。あんた時間を止める能力もあるんだったわよね……んんはぅ」
 乙姫のくびれた腰を擦りながら我美が答えてる。
「平成淫乱ライダー能力の中には、そんな反則的な能力もあるっス……それが何か?」
「もしも、同じように時間を止められる人物が別の場所で時間を止めたら、同じ時間停止能力者は、いったいどうなるの? はぁぁッ」
「説明は難しいっスけれど……止まった時間の中で意識はあって、周囲一メートルくらいは動けるけれど何もできない……って状況っスね、例えるならコンビニやスーパーのレジで、先に時間停止を行った能力者が精算終わるのを待っている感じっスか」
「ふ〜ん、よくわからないけれどそれなりのルールがあるみたいね……あふッ」

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あきゅろす。
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