妖怪渓谷【迷宮の中華飯店】A第一ポイント
軍医タコが、尻目がザク叔母から渡されたチラシを覗き込む。
チラシには……。『妖怪迷宮【迷宮の中華飯店】新装開店記念……迷宮をクリアーして、当店でお食事をされた方に限り【太歳】をプレゼント〔お一人さま一個限り〕』
と、手書き文字で書かれていた、軍医タコが言った。
「これは、チャレンジするしかないでしょう」
一行はチラシに描かれていた地図を見ながら、迷宮に向かった。
『妖怪迷宮』は、妖怪渓谷の岩壁の一部を掘って作られた、迷路脱出ゲームパークだった。
入り口のところにチケット売り場があり、中を覗くと頭にハチマキを巻いた妖女『いそがし』が裸で男に騎乗して、腰を上下させているのが見えた。『いそがし』がグヂョグヂョと股間から淫音を発しながら言った。
「あ──っ、いそがし、いそがし、セックスするのがいそがしい……なに、あんたたち迷宮に入るの……入場料は一人、五百タコス。四分割されたポイント用紙に各ポイントのミッションをクリアーして、四つのスタンプを集めればOK……それじゃあ健闘を祈る。いそがし、いそがし、あッあッ、イクかもぅ」
入場料を払って入り口から入った迷宮の、ランプが灯された通路を進みながら軍医タコは、ポイント用紙の裏に書かれた注意書きを確認する。
「『グループ参加の場合は各ポイント地点で、ミッションに挑戦できるのは一名のみです……グループで分担して四つのスタンプを集めるか、一人で四つのスタンプを集めたら迷路クリアーです』なるほど」
【第一ポイント】……前方に白い裸体女の上半身が、ランプの明かりに照らされて浮かび上がる。
迷宮の裸女が言った。
「ようこそ、妖怪迷宮へ……あたしが、ここのミッションポイントの管理者」
裸女が前方へ移動すると、下半身の蛇身がズルッズルッと現れる。
半人半蛇の妖女『ラミア女』だった。
ラミア女は二つに割れた舌で唇をナメながら、蛇身の股間部分から縦に並んだ、腕のように太い二本のチ●コを露出させる。
陰茎の真ん中が膨らんだ、いやらしい形をしたチ●コだった。
ラミア女が、ヌメるチ●コの先を撫でながら軍医タコ一行に聞いてきた。
「あたしの、自慢のモノを満足させられたら……このポイントはクリアーよ、誰があたしの相手をして気持ち良くさせてくれるの。男? 女? どっちでもOKよ」
軍医タコが最初に挙手する。
「では、わたしがお相手を」
尻目が挙手する。「いいえ、ここは妖女のあたしが……」
凍騎が手を挙げる。
「客人のわたしが」
ティティスが手を挙げる。
「凍騎さまにヘビ女の相手はさせられません……このティティスがお相手を」
最後に残った響子が、恐る恐る挙手する。
「あのぅ……あたしが」
響子の言葉を待っていた全員が「どうぞ、どうぞ」と、響子にラミア女の相手をすることを譲って……響子がラミア女とエッチをすることが決まった。
ビキニ・アーマーの響子が進み出ると。ラミア女はサッカーボールくらいのサイコロを取り出した。
「着衣人類の女の子とのエッチは久しぶり……まずは『女サイコロ』で」
サイコロの六面にはそれぞれ、『口奉仕』『胸奉仕』『素股・尻コキ』『マ●コで』『ア●ルで』『マ●コとア●ルの両方で』の文字が書かれていた。
ラミア女は空中にサイコロを放り投げる。
「そぅれっ、何が出るかな?」
落下して転がったサイコロの面に書かれていたのは『マ●コとア●ルの両方で』だった。
歓喜するラミア女。
「ラッキー!! 二つ穴同時挿入決定!! あたしの方にお尻を向けて……犯してあげる」
響子がラミア女の方にお尻を突き出すと、ヒモ状の形状記憶合金が入っている部分が分かれて左右に広がり。 性器と肛門が強制露出された。
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