強襲D【触侵】完了

 意味もわからずに生まれて初めて口にした性器俗称〔マ○コ・チ○ポ〕に戸惑いながら。
 サーコ姫は皇族の姫とは思えない、淫らな喘ぎ声を発した。
「あぁん……はぁんん……あぅぁ」

 触手が言った。
《どうだ、こんな乱れた姫を見るのは初めてだろう。おまえの腰使いが姫をよがり狂わせている》
「わたしの腰使いが、サーコ姫をこんな淫らな顔に……あぁ、姫、サーコ姫」
 ユズキは、さらに激しく腰を動かして抜き挿しをする。
《もう少しだけ楽しませてやる……おまえが好きな姫の脳内に、性体位知識を植え付けてやる……もうすぐしたら、姫は自ら女性騎乗位を行い。後背位での挿入を受け入れる……おまえが望む、どんな体位でも姫は受け入れる》
 触手がサーコ姫の手足の拘束を解いて自由にすると、サーコ姫はマ○コを突かれながら徐々に上体を起こして、女性騎乗位へと移行した。

「はぁんん……はぁんん」
 ユズキに股がって、腰を淫らに振っているサーコ姫の姿に、もはや数十分前の可憐さと清楚と気品は微塵も無かった。
 サーコ姫に馬乗りされたユズキは、感激で胸がいっぱいだった。

「あぁ、あのサーコ姫が……自分から腰を振ってくれている……光栄です姫」
 頭にティアラを被り、首飾りをした裸体の女性騎乗位で、少し仰け反り気味に腰をグラインドさせているサーコ姫は。
 窓の外に大気圏から王宮上空に降下してきて、王宮全体を包み込むように、ゆっくりと触侵していく『触手小惑星』を見た。

 数ヵ月後……『王宮惑星』の各小国は、王宮本国の触侵陥落から……成す術もなく触侵されていった。
 美しかった惑星の風景は、蠢く触手が支配するおぞましい世界へと変わり。
 動植物からは触手しか誕生しなくなった。

 そして、触侵された王宮内では……壁一面で蠢く触手群に裸体で捕らえられたサーコ姫が、悦楽に満ちた表情で喘ぎ続けていた。
「はふッ……マ○コ気持ちいぃ……生まれる……触手の赤ちゃんが生まれる……もっと、もっと」

 臨月腹のサーコ姫の産道から、ゴプッと半透明な触手が生み落とされた。
 出産アクメに姫の体が性的痙攣する。
 サーコ姫の向かい側の触手壁には、裸のユズキが捕らえられ。ぺニスと乳首、それと裸体全体をサーコ姫同様に触手に弄ばれていた。
 ユズキが射精した精液は、天井から下がっている半透明な触手に吸い取られ、天井の精液溜め袋に集まっている。

 触手が言った。
《ふふっ……姫もおまえも、惚けた良い表情になったな……また、おまえの精液を姫の体内に注ぎ込んで姫を妊娠させてやるからな》
 ユズキから放出されて、精液溜め袋で遺伝子処置をされた精液が、天井から半透明触手の管を通って出産が終了したばかりのサーコ姫の膣内に注がれる。
 ユズキの精子は触手の手によって、触手を受胎させる精子へと作り替えられていた。

 そんなコトとも知らずに搾精されているユズキは、サーコ姫の体内に触手を通して注がれている自分の精液に喜びを感じていた。
「あぁ、姫の体内にわたしの精液が……幸せです、サーコ姫」

 こうして『王宮惑星』は、おぞましい『触手惑星』へと変貌を遂げた。

 触侵完了……【王宮惑星】強襲おわり



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あきゅろす。
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