地の章B

 姫を犯して白濁の体液をライナ姫の体内に残した魔賀の忍びは、ライナ姫から肉棒を抜去して離れ乱れた忍び装束を整えた。
 忍びが離れたのちもライナ姫は。
「もっとぅ……もっと奥まで、突いてぇ……はぁぁ、気持ちいぃこと……もっとぅ」
 と、魔賀の忍びに抱きついていた時と同じ、手足で輪を作るポーズで寝転がり。
 膣穴から白い精液を垂れ流しながら喘ぎ続けていた。
 魔賀の一番手の淫法忍びが、自分の淫法と勝負する一番手の妖賀忍びに向かって言った。

「姫の初穴は魔賀が奪った……悪いな、使い済みの穴で」
「心配ご無用」
 立ち上がった妖賀の一番手忍びは、自分の後方に並び座っている大奥の美女たちをグルッと見渡して言った。
「股を開いて、俺に秘部を見せろ」
 妖賀の忍びが淫法勝負前に選んでおいた、和服姿の大奥の美女たちが一斉に股を開いて妖賀の忍びに見せる……全員が肉膜を有する処女だった。
 一人、一人の性器を丹念に拡げ見て回った妖賀の忍びは、一人の女性の前で止める。
「おまえの膜が姫の穴と合いそうだ……膜をよこせ、これからおまえは非処女になる」
 そう言うと妖賀の忍びは大奥女の股間に手の平をあてがった。忍びが次に女の股間から手の平を離した時……女の膜は消えていた。
 妖賀の忍びは処女喪失したばかりの、ライナ姫に近づくと、股間を被うように手の平をあてがう。
 数秒後……妖賀の忍びが手を離すと、ライナ姫の処女膜は復活していた。
「淫法『膜移し』……姫に二度目の処女喪失を行うでござる」

 下半身を露出させた妖賀の忍びが、寝具に横たわったライナ姫の腰を下から持ち上げる形で挿入して膣穴の掘削を開始する……ヌジュヌジュ。
 背中をのけ反らせた格好でライナ姫は、さらに激しく玉の汗を浮かべて喘ぐ。
「あぐッ、はぁはぁはぁ……あぁぁぁぁッ」
「さあっ、絶頂しろ! 妖賀の精を注がれて、よがり狂え」
「あッ、あッ、あッ……ひぐぁぁぉぉッ」

 男根から膣内にドクッドクッと注がれる男の精……媚薬効果が含まれた忍びの精液に、ライナ姫は悦楽の淫らな笑みを浮かべ、唾液を口の端から垂らしながら小刻みに体を性的痙攣させつつ獣のような声を発した……女が絶頂した瞬間だった。

 妖賀の忍びが男根〔チ○ポ〕を膣穴から引き抜いても、ライナ姫は淫らな笑みを浮かべたまま、絶頂余韻で腰をヒクッヒクッと蠢かしていた。
 生まれて初めての男性との性交で、忍びの技で信じられないほどの快感を体に与え覚えさせられてしまった、里見家の姫君は姫奴隷の淫姫と化した。
「あふッ、あふッ……ぎもぢいぃ……もっとぅ……もっとぅ」
 完全に快楽の虜となってしまったライナ姫を観察していた、凍騎が勝敗の判断を下す。
「魔賀、妖賀どちらの甲乙つけがたい、素晴らしい淫法であった……されど、二度目の破瓜で里見の姫をここまで淫乱に変えたのは、評価が高い……よって淫法勝負、第一戦は『妖賀』の勝ちとする」
 凍騎の言葉に、魔賀忍たちは消沈し、妖賀忍たちは歓喜した。 


【淫法勝負二日目……二回戦】
 今宵も、昨夜と同じ奥の間でライナ姫の肉体を使った、淫らな勝負が行われようとしていた。
 すでにライナ姫は寝具の上に全裸で仰向けの格好で横たわり、少し股を開いて濡れた性器を見せている。

 最初の淫法で、すっかり従順化してしまった姫は、悦楽の笑みを浮かべながら、魔賀と妖賀の忍びに哀願する。
「はぁはぁはぁ……ライナ姫は淫らな『姫奴隷』です……好きなだけ姫の体を弄んでください……気持ちいいことしてください……はぁはぁはぁ」
 二回戦は妖賀の忍びが先攻した。
 淫法勝負二番手の妖賀の忍びは、懐〔ふところ〕から水牛の角を細工した、黒光りする男根型の性具を取り出した。性具の芯は中空になっている。
 妖賀の忍びは下半身を露出させると、 中空になっている水牛の張り型の中に自分の男根〔チ○ポ〕を入れて……自慰〔オナニー〕をはじめた。

 やがて、水牛の張り型の表面から水蒸気のようなモノが、昇りはじめると妖賀の忍びが言った。
「淫法『生き張り型』……精が宿った張り型を、姫の淫ら穴に押し込めるでござる」



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あきゅろす。
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