アンケート二位作品〔異世界の星空の下で〕
2位・処女〔バージン〕で強きの異世界女剣士が、洗脳術で性体験豊富で、淫乱なビッチだと思い込まされる〔投票数・75〕

 わたしは、異世界の元聖師団長の女剣士だ。
 そして、どうやら、記憶は定かでは無いが別世界から死んで転生してきた『転生者』というモノらしい。

 ま、前世が何者で、何をしていたのかなんて現世を生きている限りは過去のコトと同じで関係ないが。

 さらに、わたしは男性経験が豊富で、淫乱で、オスとなら誰とでも平気で寝るエッチ大好きなビッチ女だ。

 記憶では醜い野ブタの頭をしたオークや、人間より巨大で丸太のような
チ○ポを持ったトロールともヤッた。
 特にトロールとヤッた時は、わたしの方がオナホ人形になってしまったような錯覚と興奮を覚えた……らしい。

 今日もわたしは、仲間とミッションの旅を続けている。
 旅のパーティーメンバーは、わたし以外は全員男で。
『神官』〔性器回復系〕
『奴隷商人』〔性的奉仕奴隷専門〕
『縄師』〔緊縛系〕
『調教師』 〔人間専門〕
『サオ師』〔?〕
『男娼』〔…………〕
 の、五人だった。
 まともに戦えるのは回復系の神官だけで、サオ師に至っては、どんな仕事なのかさえわからない。


 星空の下──野宿の準備をする男たち、すでにわたしの股間は発情して濡れている。
(はぁはぁはぁ……今夜こそは、メンバーの誰かと……はぁはぁはぁ)
 わたしは、夜が近づくと男を求めて狂ったように発情する。
 それなのに、なぜか男たちはわたしを遠ざけ、離れて一夜を過ごす。
 
 今夜も、わたしは一人だ……こっそり、男たちの様子を岩陰から覗いてみたら、何やら神妙な面持ちで男たちは話しをしていた。
「もう、これ以上……誤魔化すにはムリがあるだろう」
「一週間を経過しても、術のパワーは弱まるどころか一層強くなっている……誰かが生け贄になるしかないだろう」

(生け贄?)なんの話しだ?

「男娼……おまえが、師団長の相手をしろよ……そういうのは専門で、慣れているだろう」
「いくらなんでも、師団長があんな状態ではできないよ……ヤッちまったら、オレだって後味が悪いからな……奴隷商人こそ、淫女の扱いは。お手のものだろう」

「オレは性的奉仕をする奴隷を見極める目は持っているが……オレ自身のモノは勃起しないので、ちょっと使用不可だ。それに師団長と一発ヤッたら翌朝、パーティーの雰囲気が……」

 師団長というのは、わたしのコトだが……いったい、こいつら何を話しているんだ?

「サオ師と縄師と調教師はどうだ? 一言も発言していないが?」
「オレたちは遠慮する……術がかけられた、女の隙に付け入るようなマネは……なぁ」

「そうか、神官……あなたの意見を聞きたい、師団長が一番信頼を寄せているのは、あなただから」
「わたしは、師団長が求めてきたら覚悟を決めて応じるつもりだ」

「おぉっ、さすが神官……童貞でもか?」
「童貞でもだ……それが師団長を救うコトになるのなら」
 わたしは、若い神官の言葉に少し嬉しくなった。以前から「神に仕える神官とヤッてみたい」と思っていたから。
 わたしは、複雑な気持ちでドキドキしながら。その場をそっと離れた。

 深夜──わたしは、小用トイレで男たちの中から離れてもどろうとしていた、神官に声をかけた。
「神官、話しがある」
 突然現れた、わたしに神官は少し驚いた様だったが、すぐにいつもの冷静さを取りもどした。
 わたしは単刀直入に言った。

体とマ○コが疼いてたまらん……一発やらせろ!
 神官もある程度の覚悟は決めていたらしく、うなづく。
「師団長がお望みなら……わたしは、どうすれば?」
「そこにある、平らな岩の上に仰向けで横たわれ……はぁはぁはぁ」
 わたしのマ○コは、熱くジワッと濡れてきている。

 横たわった神官のションベンを済ませたばかりのチ○ポを、わたしは服の中から引っ張り出す。
(なんだ? この違和感は? 淫乱でビッチな女のわたしには、見慣れたモノのはずなのに?)
 神官が言った。
「オシッコをしたばかりなので、汚れていますが」
「構わない、塩味があってちょうどいい」

 わたしは、神官のチ○ポを握り締めたまま、なかなか次の行動に移れなかった……たかが、フェラチオをするだけなのに……体が抵抗を示していた。
(口を開け……男のチ○ポをしゃぶるんだ……淫乱でヤリマ○コのわたしなら、フェラチオなんて何百回も)

 震えながら、開いた口でわたしはチ○ポをしゃぶる。
「うぐッ、うぷッ」
 まるで、初めてフェラチオをしているような感覚と、ぎこちない動きだった。
「んっ……じゅるっ」
 フェラチオの次は、いよいよセックスだった。
 下着を脱いだわたしは、神官の上にまたがる。
「これから、神官を犯す」

 ここでも、違和感が発生する。チ○ポをつかんで膣穴に導き、そのまま腰を沈めるだけなのに、恐怖心が発生してなかなか腰を沈められない。
 ブルブルと震えているわたしの体に、わたしは心の中で命令する。
(どうした? 男とのセックスなんて、普通にやってきたはずなのに……この拒絶感は、なんだ? 初めてじゃあるまいし……腰を沈めてチ○ポを体に呑み込むんだ!)

 わたしは、強引に腰を下ろす……膣穴に激痛が広がる……ズブッ。
(うわぁ、いっ痛い?)
 なぜだ? この痛みはいったい? まさか、処女膜の破瓜? そんなバカな、わたしはピッチな女だぞ……うぐっ、痛い! 腰を動かすんだ……男とセックスをするんだ……うわぁぁ)
 わたしは、痛みに顔を歪めながら騎乗位で強引に腰を上下させた。
「はぁはぁはぁはぁ……あっあっあっあっ」

 痛みが広がる中で、神官はわたしの膣内に白濁の体液を放出した。
 チ○ポを抜去すると、神官のチ○ポは血と精液が混じった、ピンク色に染まっていた。
 膣がジンジンと痛み、何かが体内に残っているような異物感を感じているわたしに神官が言った。

「どうでしたか? 処女喪失〔ロストバージン〕をした気分は」
「ロストバージン? どういう意味だ、説明してくれ」
「師団長は敵から、性体験が豊富で、男に股を簡単に開く淫乱ビッチ女だと思い込まれる、洗脳魔法の術をかけられてしまったんですよ……処女なのに」

 わたしは神官の言葉に愕然とした……男と数々のセックスを行ってきた、あの記憶はすべて偽り? わたしは処女?
それじゃあ、わたしが神官とヤッたのは初体験。

「師団長は、自分の意思で、望まないロストバージンをしてしまったのです」
「そうだったのか」
 わたしは痛む股間の血を指先で拭って眺める。

 そして、神官に言った。
「もう一度、処女喪失したばかりの、わたしとセックスをしてくれ……神官となら後悔はしていない。淫らな女の、わたしを抱いてくれ……神官がイヤでなければ」
 わたしは自分の本性がわかった……やっぱり、わたしは淫乱で淫らな女だった。
「わかりました、師団長が望むなら」
 神官は自分のチ○ポに回復魔法をかけて元気にする。
 わたしは星空の下、二度目の女性騎乗位で恋人になった神官の、たくましいチ○ポを破瓜したばかりの膣穴に押し込むと、腰を上下に動かす。
「あぁん、うっ、あはぁん、うっうっ」

 処女を失い、本物のビッチになるために。わたしは男の上で腰を振った。
 グジュ……ヌヂジュ……ジュプッ。
「あふぅぅぅぅ」

〜おわり〜

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