つき合ってからも、まったくセックスに発展しない二人が初セックスをする@ラスト


3位・ML・男と女〔若い〕つき合ってからも、まったくセックスに発展しない二人の時間を止めて悪戯で性器結合させる〔その後は時間を操ったセックスB〜E〕
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@一時停止・A停止解除〔動き出した途端に蓄積された快感が爆発〕の@とAは定番プレイなので作品に入れます。 あとはランダムに・B早戻し・C先送り・Dスロー再生・Eリピート〔繰り返し〕


 恋人の銀華と遊馬は、ラブホのベットでシャワーを浴びた後の姿で、ベットに距離を開けて並び座り恥ずかしがったまま──十数分が経過していた。

 互いに手を握ろうとして、手を引っ込める躊躇〔ちゅうちょ〕する場面が続いている。
 つき合ってから、一度も手を握らなければ、キスもしたことが無いカップル。
 ふっとした弾みの雨宿りの流れで、ラブホに入りこの状況に陥っている。
 気まずい雰囲気の中で、遊馬が言った。
「喉渇かない?」
 銀華が答える。
「うん、喉カラカラ」
「冷蔵庫から、何か飲むもの持ってくるね」
 ベットから、腰にタオルを巻いた姿で立ち上がった遊馬が持ってきた飲み物を銀華は受け取る。
「ありがとう」
 また、距離を開けて並び座り沈黙が続く、お互いのバスタオルで隠された裸体をチラチラと意識しながら、歯痒い時間が続いた。
 銀華が、部屋に設置されているコインランドリーの方を見て言う。
「雨で濡れた洋服、乾いたかな?」
「どうかな、見てくる」
 立ち上がった遊馬の腰のバスタオルが外れそうになり、遊馬は慌ててバスタオルを押さえたが、銀華の目にはしっかりと遊馬の男性性器が焼きついた。
 赤面して男性性器から、銀華が視線を一度反らせてから。タオルの間から覗く遊馬のチ○ポを横目でチラッ見した………次の瞬間、二人の時間が止まって。
 人間形態の男女の悪魔カップルが現れた。頭に角を生やし背中には黒いコウモリの翼、尾骨から矢印型の悪魔の尻尾を生やしている。
 エロマンガやアニメに出てくるような、悪魔のカップルだった。

 今にも切れそうな黒いヒモ水着姿で、腹や胸に淫乱な紋章が浮かぶ女悪魔が時間が止まった二人に向かって言った。
「あーっ、見ているとイライラする! ラブホに来たなら、さっさとやっちゃえ!」
 プロレスラーのような黒いバンツ姿で、腕組みをして立つ男悪魔が言った。
「初物なんだろう………そんなにせかすなよ、ストレスを与えたら味が落ちる」
 この悪魔カップルは、このラブホに長年住みついている淫魔で、カップルがセックスをする時に発散される、性エネルギーを養分にして生きていた。
 淫魔のカップルには、人間カップルの生体時間を自由に操れる能力が備わっている。

 女悪魔は、腰に手を当てて少し屈んだ格好で銀華の顔を覗き込む。
「本当は、やりたくてしかたがないクセに我慢しちゃって………いつも、相手の姿を想像してオナニーしているくせに」
 男悪魔が遊馬の腰タオルを外して、座っている銀華
の前に、裸にした遊馬を向かい合わせで立たせる。
 女悪魔が男悪魔に訊ねる。
「どうする? 女に男のチ○ポをフェラチオさせてみる?」
「いきなり、初体験で女がフェラチオするってのはなぁ」
 女悪魔も、時間が止まった銀華を遊馬と向かい合わせる格好で立たせると、バスタオルを剥いで真っ裸にした──全裸で向かい合って立つ、銀華と遊馬。
「じゃあ、男が女のマ○コをナメるクンニリングスさせてみる?」
「時間が動き出した時に、女のショックが大きいだろう。いきなり、マ○コを男にナメ回されていたら」

 女悪魔は、銀華の裸体を撫で回しながら男悪魔に言った。
「それなら、初体験でアナルセックスさせてみる?」
 男悪魔が、遊馬の裸体を撫で回しながら答える。
「初めてがアナルなら、トラウマになるぞ」
「じゃあどうするのよ」
「とりあえず、女の方の穴を挿入しやすいように拡げて、弛く馴染ませておくか」
 男悪魔は、どこからか
取り出した処女を経験豊かな女体に変える『魔力のズッキーニ』を銀華の膣穴に押し込んで、抜き刺しを開始した。
 グヂュグヂュグヂュ………ヌジュヌジュ。

 時間を止められた銀華は、穴をズッキーニで嬲〔なぶ〕られ。
 肉体がビクッビクッと快感反応をした。
 女悪魔が、楽しそうな笑みを浮かべながら、快感を耐えているような表情に変わってきた銀華の顔を眺める。
「時間が止まっているのに、体は反応するのね………ふふふっ、経験豊かな処女完成。どんな体位で初セックスさせてみる?」
「そうだな、『女性騎乗位』をやらせてみるか」

 ベットの上に仰向けになった、遊馬に騎乗させた銀華の体を押さえ沈めさせて、マ○コ穴とチ○ポ棒を結合させた。
 性器が結合した部分を覗き込む女悪魔。
「ふふっ………しっかり、くわえ込んでいる。じゃあ動かすね」

 時間が動き出して、銀華の腰が上下する。
「えっ!? えっ、何これ?」
「いつの間に、セックスを?」
 銀華は、驚きながら腰を蠢かす。
「あッ、あはぁん、腰の動きが止まらないよぅ………あぁはんん」

 銀華の動きがスローになる。
「あぁ………あぁ…………はぁんん」
 ゆっくり、腰を上下させる人間のカップルの横で悪魔カップルもセックスをはじめた。

 そして、数週間後──ラブホで。
「はぁはぁ………気持ちいぃよぅ、遊馬」
「はぁはぁはぁ………オレも気持ちいぃ………うっ」
 壁に両手をついて、立ちバック姿勢の銀華の穴に遊馬は愛の抽送を行う。
 銀華と遊馬は、セックス大好きな淫乱カップルになった。

  〜おわり〜



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