食材【十字架バイブ天使】A

 ローション天女が、十字架バイブ天使の予約客状況を電子端末で確認していると『コンドーム小僧』が泣きながらローション天女のところにやって来て言った。

「姉御、変なジジィにブッ飛ばされたぁ」
 その言葉を聞いたローション天女の態度が一変する。
「そのジジィの風貌を詳しく話してくれんかのぅ……可愛い弟分のコンドーム小僧を泣かせた、礼をせにゃならんじゃけぇ……舎弟のビック○マン天使裸女たちに号令かけて、そのジジィを草の根を分けても探し出すじゃけぇ」
 そう言ってローション天女は、コンドーム小僧と一緒に湯屋を出て行った。

 浴場に残った乙姫が、十字架バイブ天使に言った。
「じゃあ、グルメ女体として美味しくいただきますか……あんた気に入ったから、特別にあたしが意識を移す男とチ○ポを選ばせてあげる……どれでも好きなのを選んでいいぞ」

 乙姫が差し出したメニューには、全裸アスリートや超中性美少年やウサギ耳などの八体の献体と、献体に付いているチ○ポの写真が載っている。

 目移りする十字架バイブ天使。
「いろいろあって迷っちゃう……それじゃあ、この男体とこのチ○ポのセットで

 十字架バイブ天使が選んだのは『黒光りサーファー』の肉体と『松茸チ○ポ』だった。

 乙姫が片手を頭上に犬メカを呼ぶ。
「来い! 運搬用の大型イヌメカ!」

 湯屋の壁を突き破って、巨大イヌメカがバックで突っ込んできた……お尻の肛門の辺りがシュルルルと開き、伸びてきたスベリ台を『黒光りサーファー』のカプセルがスベり落ちてきた。

 我美がWのベルトで乙姫の意識を黒光りサーファーに移動させると、意識を失った乙姫の肉体がその場に倒れ。
 カプセルのフタを内側から押し開けて、意識を移動させた地黒サーファーが、裸体に変身ベルトを巻いた七本チ○ポの格好で立ち上がる。

 チャラい感じのサーファーは、十字架バイブ天使が選んだチ○ポを残して、残りの六本を体内に引っ込める。

 黒光りサーファーの顔と声で、乙姫が言った。
「さあ、この男体で食事するか……グルメ女体、いただきます」

 乙姫は、仰向けになったバイブ天使の膣穴に、前戯なしでいきなりズブッと突っ込む。
「うぐッ!?」犯されているような感覚に、バイブ天使は顔を歪めながらも興奮しているようだ。

 サーファーの肉体で腰を動かす乙姫……最初は濡れが少なかった膣も、暖気するに従って潤いスムーズに抽送できるようになった。

 ショートヘアで裸体の背中からに白い翼を出して喘ぐバイブ天使。
「あッあッあッあッあッあッ」

 正常位で腰を動かしながら、グルメ女体を味合う乙姫が言った。
「美味しい女体……チ○ポが蕩けてしまいそう……はぁッ、はぁッ」

 乙姫の背中に両腕を回し、しがみついたバイブ天使の膣が振動をはじめ、さらなる快感を乙姫のチ○ポに与える。
「おぉぉぉぉ!? これはいい……我慢できない、出る出る」
 見た目よりも持続性に欠けていた、黒光りサーファーの松茸チ○ポは……数十分間で射精した。

 グルメ女体の捕食に成功した乙姫の男の背中を見ながら、我美が。
「次のグルメ女体は『天竺に向かって旅をしている【女三蔵法師】』っす……竜宮城にはもどらずに【天魔界】から直行するっす」
 と、言った。ちょうどその頃……蘭花と秋は最後の露出女を昇天させ。

 ロープで縛られて口に猿ぐつわを咬まされ。湯屋の掃除道具ロッカーの中に、押し込められていた本物の人造人間インランダーが外に転がり出てきた。


 同時刻……天魔界の少し外れの場所を、我美のマ○コ攻撃から逃れた創造主はブツブツ呟きながら歩いていた。
「まったく、酷い目にあったわい……裸族人類どもめ、儂を誰だと思っている創造主だぞ、偉いんだぞ」

 荒野を歩く創造主の後ろから、呼び止める女性の声が聞こえた。
「探したぞ、ジィさん……あんた、おまもりだけじゃなくて。妹天使とツンデレ小悪魔にも酷いコトしたみたいじゃな」
 振り返ると、そこにはコンドーム小僧を連れた、ローション天女が睨みつける形相で立っていた。

 ローション天女の背中に桜吹雪の隠し彫りタトゥーが浮かび上がる。
 その凄まじい気迫に、創造主は一時的に力を失う。

「弟分のコンドーム小僧を泣かしたジジィには、ちょびっとローションの仕置きが必要のようじゃけぇ」

 数分後……創造主はローション天女の、媚薬ローションの餌食になっていた。

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