エロイナーJ

 馬根のコーパイが旅客機のコックピットで離陸をサポートするような口調でコールする。
「陰茎勃起状態良好……挿入角度確認……女性性器ローション塗布完了……男女性器接近速度上昇……これより挿入します」

 コーパイ〔副操縦士〕が、赤黒い怪物ぺニスの頭を人工膣穴にあてがいながら、力強く腰をエロイナーの股間に向けて密着させてチ○ポを押し込む……ズビュウウゥ……ジブュジブュ。
 馬根と絡まる人工愛液から凄まじい淫音が響く。

 押し込まれたチ○ポの太さでエロイナーの膣穴が、手首の幅に拡がった……エロイナーは、背中を反らして太いモノの挿入に喘ぐ。
「あぐッ!?」
超淫機との性器結合を確認……これより自動操縦で抜き挿しを開始します」
 コーパイの腰が規則正しいリズムを刻んで、馬根が人工膣を往復する。
「あぐッ、あぐッ」

「どうだ、オレの巨根に感動して言葉も出ないだろう……降参しろ」
「あぐッ、あぐッ、あぐッ」
 エロイナーは手足をコーパイの体に絡めた、勝利を確信する副操縦士。
「わっははは……我が巨根に逆らえる女は、この世界にいない!」
 この時、エロイナーの電子回路内ではぺニスの選別が行われていた。

 亡くなった博士が自分のぺニスサイズを子作り基準にするようにエロイナーの電子回路にはインプットされていて、博士以上のサイズのぺニスが挿入された場合は射精される前に〔博士の強い巨根コンプレックスから〕規格外として排除するように仕組まれていた。

 喘ぎながらエロイナーが言った。
「あぐッ……確かに大きくて太いけれど、テクニックなしの規格外……博士のチ○ポとは違う、排除。キ○タマ粉砕

 エロイナーは、副操縦士の二つの睾丸が握り潰した。
 口から白い泡を吹き出して悶絶する。「うぎゃゃ!!!」 気絶したコーパイのチ○ポを膣穴でくわえ込んだまま、立ち上がったエロイナーは。
 腰を左右に振りながら「ぺッ!」と、膣穴から吐き出すように馬根を排出して、カーペットのような苔が生えた平らなベット岩の上からコーパイを転がり落とした。

 岩の上で両腕を頭の上に伸ばして、裸で伸びをしながらエロイナーが言った。
「んんっ……途中でエッチやめたから、欲求不満……誰かエッチで、あたしを満足させてくれる人いないかな」
 その時、地面からエレベーターボックスのような形をしたエロス帝国ゲートが出現して、中から槍を持った『性服軍団』女将『性奴隷のブレザー』が現れた。

 首輪に繋がれた鎖を後方に立つ男子生徒に握られた、ブレザーが淫槍を構える。
「エロイナー! あたしのマ○コと勝負だ!
 風でブレザーの短いチェック柄スカートがめくれ、陰毛があらわになった……数分後。

「あぁぁぁぁッ……ダメェ……イッちゃうぅぅ!! エロイナーの指でイカされちゃうぅぅ!!」
 地面に仰向けの格好で股を開いて、エロイナーの指抽送でイカせられている、性奴隷のブレザーの姿があった。『性奴隷のブレザー』……秒殺で敗北?

 絶頂して意識を失っているブレザーに、手にした鎖を捨てたブレザー制服の男子生徒が近寄り屈んだ。
 エロイナーも心配そうに、男子生徒の後方に立って意識を失ったブレザーを屈み腰で見下ろしながら言った。
「ちょっと、激しくやりすぎちゃってゴメン、彼女気を失っているだけだから」

 次の瞬間!! エロイナーに背を向けていた男子生徒は、ブレザーの落とした槍をつかんで振り向きざまにエロイナーに斬りかかった。
「!??」
 間一髪、飛び下がったエロイナーは槍の刃先が腕をかすり、少し切れた人工皮膚の下から覗く電子メカを片手で押さえ隠す。

 淫槍を手にして立ち上がった男子生徒は、ブレザーと同じポーズで槍を構えて言った。
「油断したわね、超淫機エロイナー……あたしの本体は、この槍だ

 男ブレザーは、エロイナーが押さえ隠している、コードや電子回路が覗く傷口を見て言った。
「そのくらいの切り跡なら、自己修復回路ですぐにふさがるだろう……淫槍の切っ先から体内に侵入したナノマシンが、おまえを一時的に淫らにする

 男ブレザーの言葉通りに、体の火照りを感じたエロイナーは股間を押さえながら「ハァハァハァ……体が熱い」と、男ブレザーに発情しているコトを示した。



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