大江戸遊郭A〔妖女・尻目〕
紫音が一歩進み出てきて言った。
「どいていろ、のっぺらぼう……どうやら、コイツには、体に教えるしかないようだ」
そう言うと紫音は、勃起させたバナナチ○ポの皮を剥きながら、尻目に近づく。
「やめてください! 近づかないで! いやぁぁぁ!」
紫音は尻目の両足首をつかんで、グイッとV字開脚させる。
「いやぁぁぁぁッ! 見ないで!」
尻目の股間には、丸い一つ目がギョロとこちらを見ていた。
「オレを股の一つ目で見ているのは、おまえだろう。おまえが男と寝たがらない理由は股間のコレか……ちょうどいい、おまえに体で覚えた『成敗!!』を試してやる……ふんむっ」
紫音は前戯も無く、いきなり尻目の股間眼球に剥いたチ○ポをズドッと、押し込んできた。
尻目は、弓なりに背中をそらして涙目で「うぐッ!?」と、反応する。
紫音は、ゆっくりと腰を動かす。
「さすがに、裸女だから着衣人類のように挿入しただけで、連続アクメには到達しないか……ここに来る途中に、試しに『成敗!!』してみた町娘たちは、連続絶頂でイキッぱなしになったが……尻目『成敗!!』ついでに射精」
注ぎ込まれるイカ側裸族人類の精液。
「い、い、いぎぃぃぃ!?」
紫音がチ○ポを強く押し込んだ瞬間、尻目はガクッガクッと体を震わせて絶頂した。
紫音がチ○ポを抜去すると、尻目の股間にポッカリと眼窩のような穴が開き……白い精液が穴から垂れていた。
紫音が言った。
「心配するな、今回は妊娠しない無精子を流し込んだ……オレが最終的に妊娠させたいのは、タコ側裸族人類の蘭花だからな」
紫音の言葉が終わるのと同時に、尻目の股間眼窩から精液にまみれた眼球が、ゴロッと外に押し出されてきた。
それを見た、のっぺらぼうが笑う。
「きゃはははは……目玉出てきた、妖女だから再生するから大丈夫。今度からちゃんと男の客をとって抱かれるのよ……きゃははは」
尻目は白い精液にまみれて転がる、サッカーボールほどの自分の眼球を混乱した頭で眺めながら。
「おい、鬼○郎……妖怪の仕業じゃ……ゲラゲ○ポー」と、呟いた。
その頃……大江戸シティでは妖女たちが、旅の恥は掻き捨てとばかりに羽目を外して暴走していた。
「酒だ、酒だ! 酒持ってこーい!」
酔っぱらった妖女『子泣き女』が、近くにいた若い男に抱きついて「ほんぎゃあ、ほんぎゃ」と、泣いている近くでは。
妖女『裸雪女』が、ほろ酔い気分で周辺を冷気で凍てつかせ。
大八車の車輪中央から、裸女の上半身が出ている『裸女輪入道』が、酔っぱらって蛇行暴走していた。
人々の悲鳴が響く町の片隅で、着流しの前をはだけさせ、チ○ポ丸出しの格好で、長屋の柱に寄りかかって見学している銀牙が言った。
「酔っぱらった裸女は手に負えないな……もっとも、オレたちタコ側裸族人類は暴れる妖女をどうするコトもできないが」
銀牙は、チラッと近くの漆喰の壁に目を向ける。
壁からは裸女の下半身が出ていて、プルプルと足が小刻みに震えていた。
「妖女『塗り壁女』か……待っていても、誰も犯さねぇよ。その姿は未来裸族人類のターンエーと最初に出会った姿を思い出すな……あの時は、上半身が出ていたが」
銀牙は再び、視線を町へと移す。酔っぱらった妖女たちの醜態は、さらに悪化していた。
唐傘の中から女の白い手足が出ている妖女『化け傘女』は、傘を広げたり閉じたりして中の裸体を露出させて、通行人を驚かせている。
「この大江戸シティには、妖怪を取り締まる、奉行所みたいなのは無いのかよ」
銀牙がそう呟いた、次の瞬間!! カキーンと二丁十手が打ち鳴らされる音が響き渡り、ギクッとした妖女たちは動きを止める。
長屋の瓦屋根の上から、女性の声が聞こえてきた。
「光りが消えたら真っ暗闇だぁ『獅子舞仮面』スカッと参上!! ニンニン」
銀牙が見上げると、そこにはまた奇妙な格好をした人物が立っていた。
頭からスッポリと獅子舞いを被り、手には二丁十手を持っている……そして裸体の股間を手裏剣で隠した、その姿はどう見ても『変態忍者ハラミ』だった。
獅子舞を被ったハラミが屋根の上から、妖女たちの前に飛び降りてきて言った。
「さあ、退治されたい酔っぱらい妖女は、どいつでござる……ニンニン」
妖女たちは「獅子舞仮面だぁぁ! 逃げろうぅ!」と、口々に叫んで一斉にその場から逃げ出した。
逃げていく妖女たちの後ろ姿を眺めながら、獅子舞仮面は。
「他愛ないものでござる……ニンニン」と、言った。
獅子舞を被ったハラミに近づいて、銀牙が言った。
「どうしてそんなモノ被っているんだ? 変態忍者ハラミ」
銀牙の言葉に明らかに動揺を示すハラミ。
「なななな、なんのコトでござる……せせせせ、拙者は……しししし、獅子舞仮面でござる……へへへ、変態忍者ハラミとかいう者とは……別人でござる……ニンニンニンニン」
「メチャクチャわかりやすいヤツだな……顔を隠しても、その体は誤魔化せないぞ。股間を手裏剣で隠した女が、そうそう居るか」
「ぐぐぐ、偶然でござる! 第一、その変態忍者ハラミとか申す者は西洋妖女退治が専門で……拙者は日本裸女が専門の、獅子舞仮面で使い分けていて……はッ!?」
銀牙が疑惑に満ちた視線で、獅子舞仮面の裸体を凝視する。
「その体……どう見てもハラミだな」
「し、失礼するでござる!!」
獅子舞仮面は慌てて逃げ出した。
[前戯へ][後戯へ]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!