『触手洞窟』〜『傀儡遊園地』座談会@


【あたし……タコとやっちゃいました】New Stage 〜全裸のともだち〜【第四界・性食期】『触手洞窟』〜『傀儡遊園地』座談会

──某日、某所の回転寿司にて。

奈「こんにちは、早く家に帰って録画した番組を観たい。司会&進行役の奈々です」

黒「作者代理の黒子です……今回は珍しく、座談会に作者不在なんですね?少し、気持ちが楽になりました……今回は回転寿司で座談会ですか?まるで流浪の番組【タモリ倶楽部】みたいですね」

奈「そのうちに『流浪の座談会』から『放浪の座談会』にならなければいいんですけれど……すみませ──ん、甘エビと赤貝を一皿づつください」

黒「さっそく、注文しながらの司会進行ですか……今回はゲストは来ないんですね?」

奈「回転寿司で座談会って聞いた途端に、ドン引きされてしまいました……今回は誰も来ません」

黒「そうですか、いっそうこのまま回転寿司を食べて、終わりにするというのは?」

奈「それは読者に対して失礼です……誰もただ寿司を食べているだけのシーンを読みたいとは思いません……エンガワとウニお願いします。それとハマチとトリ貝も」

黒「よく食べますね……じゃあ、わたしは回ってきたこのマグロを」

 黒子、レーンを流れてきた赤マグロの乗った皿を取る。

 赤身のマグロを跳ねのけて、シャリのフリをして丸まっていた迷彩服姿のミニチュア作者が、M9〔えむないん〕短機関銃を黒子に向けて連射する。

黒「(小さい弾丸を浴びながら)いたたたたっ!いきなり何するんですか!?」

作「どうだ驚いたか、まさか寿司のフリをして皿に乗って、レーンを回ってくるとは予測できなかっただろう……わははは」

黒「んなもん、誰も予測できませんよ!寿司ネタの下に潜んでいるなんて……なんでそんなに、ちっちゃくなっちゃったんですか?」

作「細かいことは気にするな」

黒「いや、気にしますって」

奈「さて、作者も到着しましたから。座談会をはじめますか……アジと穴子と軍艦巻き、お願いしまーす」
作「それじゃあ、自分は玉子を山盛りで……あと、シャリをネタ抜きサビありで」

黒「寿司ネタ抜きのシャリなんて、ただの酢飯じゃないですか!!」

作「細かいことをゴチャゴチャ言うな……ビネラーは酢が好きなんだよ」

奈「それでは最初に『触手洞窟』から……ストーリーに登場する裸族のムベンベって、イメージしていたモデルがあると聞きましたが」

作「おうっ、ジャングル娘ということで。頭に最初に浮かんだのが、アーケードゲーム『侍スピリッツ』に登場する【チャムチャム】だ」

黒「だから、旅客機の機体から切り出したブーメランを持っていたんですね」
作「その通り、作者はアーケードの格闘ゲームでは使うキャラの九割が、女性キャラだったからな……玉子うめぇ」

 大皿に山盛りになった、玉子の寿司を食べる作者。

奈「『触手洞窟』での作中ネタは、それほど無いみたいなので続いて『傀儡遊園地』の方に話題を変えます……何かボツネタはありますか?」

作「そうだなぁ……考えたけれど、使えなかった大型遊具ネタはあるな」

奈「例えばどんな?」

作「フリーフォール〔自由落下〕の大型遊具って知っているか?」



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