裸族人類神話B


 ヘビがオロオロしていると、そこにポチとタマが【禁断の果実】を、ちゃんと食べたのかを確認に神がやって来ました。

 神はポチとタマが予想に反して【不老不死の果実】を食べているのを見て腰が抜けるほど驚き怒鳴りました。

「われっ!?許可もしとらん果実をなに勝手に食べとんじゃ!!ヘビ!!おまえもなに【禁断の果実】を食うとるんじゃぁぁ!!」

 怒鳴られたヘビは、恥ずかしそうに股間を押さえて顔を赤らめました。

「神さまごめんなさい……神さまから命じられていた『ポチとタマを騙して【禁断の果実】を食べさせてエデンから追放する卑劣な作戦』失敗しちゃいました……てへッ、ついでに自分が裸だと気づいてしまいました……てへッ」

「てへッ……じゃねぇよ!!なにベラベラ計画もらしてやがる!!てめぇが、食っていりゃ世話ねぇや……しかも、ポチとタマが食べている果実は……神々が食べる予定で熟すのを待っていた果物じゃねぇか!!」

 神はヘビのチ○ポを、掴んで言いました。

「汝は神の言いつけに背き、禁断の果実を食し。自分が裸であるコトを知った……よって、罰としてエデン追放!!チ○ポ没収!!どこへでも好きな場所へ、とっとと行きやがれ!!」

 そう言うと、神はヘビのチ○ポを引き抜いて、エデンの園外へと投げ捨てました。

 チ○ポは、お盆状をしたエデン世界の断崖から、海水が滝のように流れ落ちている下界の海へと落下していきました。

※のちに、この引き抜かれた生きているチ○ポが大海をプカプカと漂い……チ○ポから湧き出た白い泡から、淫らな美の女神が誕生……したのかは?定かではありません。

 チ○ポを引き抜かれて、捨てられてしまったヘビは。

あたしのチ○ポ、返して!?」と、泣きながらチ○ポを求めて、エデンを去って行きました。

 ヘビがいなくなると神は、食べると神通力が宿る【不老不死の果実】の樹に登っているポチとタマと見ました。

 すでにポチとタマの背中には翼が生えてきて、神に近づきつつありました。

(マズイよ、マズイよ……まだ、熟していない果実だからこの程度だけど。熟している果実を食べたら神のオレを超越しちまうじゃねぇか……こいつら失敗作だ、始末しよう)

 神は巨大なハンマーを大気中の元素から作り出すと、頭上に掲げて言いました。

「おまえたちは失敗作だ……土に還れ!!」

 ポチとタマは咄嗟に神が手にしているモノが、自分たちの身を脅かす危険なモノであると察知しました。

 タマが自分の陰毛を引き抜くと、神に向かって「ふーっ」と陰毛に息を吹きかけました。

 陰毛は一本一本が、プチタマに変わって神に襲いかかりました。

 虫のように体に群がる、プチタマに神は悲鳴を発します。

「うわぁぁぁッ!!」

 すかさず、ポチが近くの枝に生っていた熟していない果実を、神に向かって投げつけました。

 熟していない果実が、神の腹部にクリティカルヒットすると、神は「ごほっ!!」と、腹を押さえて体内の内容物を嘔吐しました……神の嘔吐した内容物から、さまざまな生き物〔タコワサの断片からはタコが、イカソウメンの切れ端からはイカが、クラゲの酢の物からはクラゲなどが〕派生しました。

 嘔吐して苦しんでいる神の手から、巨大ハンマーを奪い取ったタマは。

「おまえこそ、エデンから出て行け!!」

 と、神をハンマーでエデンの園から、空の彼方へ叩き出してしまいました。

※この時、外銀河系まで飛んでいった創造主は長い年月の間に【旧支配者】の邪神となって、地球に帰ってきて……『旧神』と呼ばれていたポチやタマの末裔の裸族人類たちと、壮絶でアホでお下劣な戦いを繰り広げるコトになります。

 そして、神のいなくなった楽園で裸族人類の祖先となった、ポチとタマは人類史上初めて女性が男の上になる『女性騎乗位』のセックスを行い。

 楽園の動物たちと毎日毎日、獣姦と乱交をして……人魚やケンタウルスといった、半人半獣の幻獣や。アノマロカリスや三葉虫やドードーといった、絶滅動物を女体産卵で復活誕生させ……自分たちが全裸であるコトを恥じることもなく、淫ら三昧で幸せに暮らしましたとさ……めでたし、めでたし。

※なぜ、神が最初に創造した世界にすでに絶滅生物が?と、いう細かい疑問は無視してください……神話とか伝説に矛盾はつきものです。ちなみに裸族人類は絶滅した哺乳類でさえ卵生で再生可能です。



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あきゅろす。
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