転がる裸女には毛が生えない@〔淫乱!変態!性交!〕
四分割された巨大モニター画面には、隣接した別会場で同時進行している部門の様子が流されている。『獣姦部門』のステージでは美少女と美少年が、裸体に巻きつかれた異形触手の蠢きで、連続絶頂させられている光景が映し出され。
『SM部門』ステージでは、仕上げ段階の完全調教をされている女性の姿が映し出されていた。
どのステージの画面にも、刻々と変化する得点数字が表示されている。
蘭花が隣に座っている、軍医タコに訊ねる。
「みなさん過激ですね」
「ほとんどの参加者が、淫乱で変態性癖な者たちですからね……ほらっ、あそこの会場では男同士の『BL〔ボーイズラブ〕合体』が、はじまりましたよ……おやっ? 別の会場ステージ上に立っているのは、クラゲ側裸族人類の【秋】じゃないですか? やっぱり、エントリーしていましたか」
蘭花は軍医タコが示した、スクリーンに目を向けた。
ステージ上に立つ女秋は、凛とした態度で審査員たちの前に裸体を晒す。
「クラゲ側裸族人類【秋】……これから自分で自分を蹂躙〔じゅうりん〕します」
女秋の股間から、男のモノがニュウゥゥと、突き出てきた。秋は自分の胸を自己愛撫しながら、生えてきたチ○ポをしごく……チ○ポをしごくのと同時に、女の部分も濡れる……秋の独り言がはじまる。
「はぁはぁ……秋、おまえのマ○コ、ビショビショだぞ」
「はぁはぁ……秋、あなたのチ○ポも、ビンビンに硬くなって男汁が染み出ている」
「はぁはぁ……なんていやらしい体をしているんだ、秋の体は……挿れてもいいか?」
「いいよ、ズボッと秋のチ○ポいれて犯して」
秋は自分のチ○ポを、強引に膣穴の方に曲げて先端を押し込んだ。
「うッ!?」「あたしのマ○コに、あたしのチ○ポがはいったぁぁ!!!あたしが、あたしに犯されているぅぅ!! 蹂躙〔じゅうりん〕されているぅぅ!!」
審査員がドン引きしているのにも、お構いなしに秋は自分の体に挿入した、自分の男性性器を動かして……自分とセックスをした……採点の結果は。
数分後……会場外の雑踏を、ポツポツ歩いている男秋の姿があった。
「オナニーはグランプリ対象外……参加賞……か。オナニーじゃねぇってのに」
不満そうな顔で、女体に変わった秋は、参加賞でもらった飴玉を口に含む。
「こんなコトなら響子と組んでエントリーした方が良かったか……今となったら、どうでもいいけれど……帰るか」
どこかの会場からの『イカ側裸族人類紫音が不在の為、エントリーとり消し』のアナウンスを耳に秋は、垂直跳躍して天空へと消えた。
裸族人類や裸女や裸男……時には着衣人類も参加している、淫乱グランプリの参加者パフォーマンスも次々と披露され。
いよいよ、M1号と響子ペアの出番も近づいてきた。
会場の選手控え室で、響子はドキドキする胸を押さえる。
そんな響子に、さっきまでどこかに行っていたドクター・ウニが言った。
「緊張しているのか?」
「はい、ドキドキです」
「マ○コの具合は?」
「緊張しているのに、パンツの中で、ビショビショに濡れています」
「そうか……濡れていなかったら、これを渡すのはやめようと思っていた」
ドクター・エロが銀色のアタッシュケースを開ける……中には、クリアー素材の極薄宇宙服のようなモノが入っていた。
「それは?」
「百円ショップで買い集めた素材で、即席に作ってみた極薄型宇宙服だ、地球ではまだ開発発見されていない素材だ。材料費は千円を越えていない……裸になって着てみろ」
響子はコンドーム並みの薄さの宇宙服を装着する……体にピタッとフィットして、胸やお尻の形が丸見えではっきりわかる……球体のヘルメットを頭に被って完成した。
「気密性に優れていて、人体に有害な放射線を99・9%遮断する。呼吸はどうだ?」
「まったく、息苦しくありません……どんな仕組みになっているんですか? 背中側ジッパーですけれど、宇宙で大丈夫ですか? 生命維持装置みたいなの、ぜんぜん見当たりませんけれど?」
「細かいコトは気にするな、それを着て出場しろ」
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