裸族だよ!全員集合!@〔さあっ、好きなだけナメろ〕


 インランダーからフェラチオを求められた銀牙は、頭を掻きながら困惑顔で蘭花と軍医タコの意見を求める。

「蘭花、フェラチオさせてみてもいいか? 神さま二号、この場合オレはどうすればいい?」

「あたしは構わないよ、裸族人類の本質は快楽の追求だから……最終的に銀牙が、あたしを選んで抱いてくれればそれでいい……どうせ一皮剥ければ、童貞チ○ポにもどっちゃうんでしょう」

「裸族人類が青い鉱石を未使用で裸女と性的行為をする時は、加減をしてください……着衣人類との性行為ほどの、肉体破壊のリスクは少ないとは思いますが……フェラチオされている間の腰の動かしは禁止です……それと、念のために射精も禁止です。ショットガンの弾丸みたいな勢いの精液が後頭部を爆発させて貫通するかも? 知れませんから……もう一つ、勃起度は80%以内に抑えるように。大きすぎると口が裂ける危険もありますから」

「わかった、人造人間インランダー! 好きなだけナメろ」

 最初からクライマックス状態の勃起チ○ポで、仁王立ちした銀牙の前にインランダーは膝立ちする。

 娼婦顔側のインランダーが銀牙のチ○ポに舌なめずりをする。
「さあ、目の前のチ○ポをつかんで、しゃぶるのよ」

 聖女顔側のインランダーが、嫌悪した表情でつかんだモノから顔をそむける。

「ひッ、やめてぇ! 汚らわしいモノを近づけないで! ひッ」

 娼婦側の顔が聖女側の顔を強引に、チ○ポの方へ向けさせる……どうやら、淫らな行為時の機械肉体の所有権は娼婦側にあるようだ。

「さあっ、もっと口を大きく開けるのよ……あなたが大好きなチ○ポを、しゃぶるのよ」

「いやっ、いやっ、いやっ! やめてぇ!! うぐッ!? うぐッ」

 聖女の口が強引に指で押し開かれ、インランダーはチ○ポを口に入れてフェラチオを開始した。

「はぐッ……ひぐッ、うぐッ……んッんッ」 

 淫らな至福の笑みを浮かべる娼婦側の顔と、嫌悪して涙目の聖女側の顔……二つの心を持つ機械裸女のフェラチオを横目に、タブレット操作をしていた軍医タコが言った。

「グランプリには……BL部門・レズ部門・近親相姦部門・獣姦部門・SM部門・性転換部門など。さまざまな部門の総合得点で優勝者が決まります……蘭花と銀牙は『男女合体部門』にエントリーしましたから。人に見られながら、思いっきり性器結合をしなさい」

 蘭花が軍医タコの言葉に微笑む。

「はい、タコ神二号さま……思いっきり淫らな交尾をします……みんなの見ている前で男女合体します」

 軍医タコが、変態忍者ハラミに訊ねる。

「ところでハラミさんも、淫乱グランプリにエントリーしたのですか?」

「拙者は、妖怪裸女……妖女が淫乱グランプリで暗躍するらしいとの情報を得て、監視と場合によっては退治するために来たでござる……ニンニン。古来より妖怪退治は忍びとサムライの、宿命でござる」

「そうですか……妖女も、この会場に……当然、イカ側裸族人類とクラゲ側裸族人類も来ていると考えた方が良さそうですね……ドクター・エロもツィッターやフェイスブックで、自分が作った【合成裸族人類】も参加すると公表していますから」

 そう言って軍医タコは苦笑した。



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