利用されるタコスケと百鬼姫A

 タコスケがキ○タマ魔球を完成させていた頃……薪〔まき〕小屋の裏へと連れていかれた百鬼姫は、狐面を被った裸の紫音に壁ドン状態で迫られていた。

 股間を葉っぱで隠しただけの百鬼姫が、ぞんざいな口調で紫音に聞く。
「オレに話しって、なんだ」
「『オタスケ仮面一号』を名乗っているタコ側裸族人類の銀牙を、おまえのアナルで誘惑しろ……銀牙を膣穴に興味を失った、アナルセックス狂いにするんだ」

「オレのケツ穴で、男を誘惑?」
 百鬼姫は後ろ手でヒップを押さえると、生アナルにもどった排泄孔をキュッと絞めた。
「どうしてオレがそんなコトを、しなきゃいけないんだ」
「旅が終わって、タコスケと別れてもいいのか」
「旅が終わって、タコスケと別れる?」

「このまま、銀牙の妨害が続けば。タコスケも四十八体の裸女からエロパーツを取りもどす気力が萎えてくるかも知れないぞ……そうなれば、おまえとタコスケの旅は終わりだ。銀牙と蘭花はペアだと強いが、シングルだとパワーが半減する。おまえが銀牙をアナルで誘惑して蘭花の前穴に銀牙が興味を抱かなくなったら、オレが蘭花の前穴を犯してイカの子種を植え付ける……それで銀牙と蘭花は、おまえたちの妨害ができなくなる」

 百鬼姫は唇を噛み締めて考える。
(エロパーツがもどらないまま旅が終わる……そうなれば、タコスケも、オレの元から)

 なかなか決断しない百鬼姫に、少しイラついた紫音は怒鳴る。
「タコスケと、いつまでも一緒にいて。嫌われたくなかったら。オレの言葉に従ってアナルで男を誘惑しろ!!」

 紫音の言葉に意を決した百鬼姫は、少し顔を桜色に染めながらヒップを紫音の方に向けてアナルを指で押し拡げ見せて言った。
「わかった、オレのケツ穴で銀牙をアナル狂に堕としてやる


 翌日……『童話の町』の宿屋を出立して町外れまできたタコスケと百鬼姫の前に『女桃太郎』が現れた。
 女桃太郎がタコスケを睨みながら言った。
「裸ネコに何をした、ゲットされて解放されてから惚けた顔で『気持ち良かったにゃ』と繰り返して、股間をずっといじくり回しているぞ」
 タコスケの片目にはレッドサークルに入った、女桃太郎が見えていた。
 キ○タマを取り外したタコスケが女桃太郎に向かって、キ○タマを投げつける。

 女桃太郎は、抜き放った日本刀でキ○タマを弾き返して怒鳴った。
「いきなり、女に向かってキ○タマを投げつけるとは、なんのつもりだ!

 女桃太郎の怒鳴り声に続いて、樹と岩の陰からそれぞれ別の裸女が現れて女桃太郎に言った。

「童女、女桃太郎に助太刀いたしますわ、ゴー!」



「オレも桃太郎に協力するずぇぇぇと!!」



 現れたのは70年代裸女の『ロボット裸女エス』と、アニロボ裸女の『魔神ガー』だった。

 二人とも、レッドサークルに囲まれた百鬼姫のエロパーツ保有者だった。



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