【第二界・発嬢期】完結記念座談会@
──某日、某所の焼き肉屋にて……。
奈「こんにちは、一応司会&進行役の奈々です」
作「作者の乱れ○だがや!皆の者、弓を持て!狙うは本陣!今川義元の首ひとつだがやぁ!」
黒「最近、この座談会に参加している自分の存在意義に疑問を感じている、作者代理の黒子です……帰りたいです」
奈「今回の座談会は【あたし……タコとやっちゃいました】New Stage 〜全裸のともだち〜【第二界・発嬢期】完結記念(長っ)座談会ですね」
作「おうっ!やっと完結した……苦労したぞ」
奈「今回もゲストの方が座談会にみえています、自己紹介を」
隊「隊長タコであ──る」
軍「軍医タコです。みなさん本日は、よろしくお願いいたします」
黒「あぁ……ついに『人外生物』が、座談会のゲストに……帰りたい」
〔下半身に黒タイツを穿いた隊長タコ、いきなり作者を触手で指差す〕
隊「この機会に作者に、もの申す!ど──ん!」
作「なんだ、いきなりタコが『江頭2:50』の真似か?」
隊「最近、作中でわたしの扱いが酷すぎる……軍医との扱いの差は歴然だ!!なぜだ?」
作「人徳……いや、タコ徳の差だ……軍医タコの方が、作者が気に入っているからだ。それが何か?」
隊「うっ、あっさりと、返してきたな」
作「文句があるなら、酢ダコとか煮タコにしちまうぞ……我は創造主、作者なり」
隊「この野郎、作者の特権を持ち出してきやがった!横暴だ!き──っ」
軍「まぁまぁ、隊長……そんなに赤くならないで、まるで茹でたタコですよ……作者には逆らわない方が身の為ですよ」
隊「(この野郎、作者に媚びて保身しやがった)軍医はくやしくないのか」
軍「別に……そんなコトより座談会を進行しましょうよ。ほらこちらを見ている読者のみなさんは、内輪の痴話喧嘩なんかに興味なさそうな顔していますよ」
作「ふっ……認めたくないものだな、若さゆえの過ちというものは……タコから教えられたな、我々も少し冷静な大人になろう」
隊「大人になるのは、おまえ一人で十分だ」
奈「まぁまぁ、気を取り直して、何か注文しませんか……ここ焼き肉屋ですから」
作「では、オレは『焼き野菜』を……予想では十位以内に入っていると思う」
黒「なに勝手に『全部当てるまで帰れまテン』開始しているんですか(泣)」
奈「しかも焼き肉屋で、最初の注文が野菜って……のは」
作「悪いか、オレは基本。野菜、野菜、野菜、野菜、野菜、肉、野菜、野菜、野菜、ときどき肉が食べる順番だと決めている。野菜八割肉二割」
奈「焼き肉屋で野菜ばかり、注文するというのはどうも……お客が全員それやったら、焼き肉屋が『焼き野菜屋』に変わってしまいます……あたしと黒子さんは、普通にお肉を注文しましょう」
作「その注文する肉は、人気メニューの何位予想だ?」
奈「放っておいてください、あたしたち、順位予想しながら肉頼んだりはしませんから」
隊「軍医、我々も注文するぞ」
軍「もう注文済みですよ『海鮮盛り』を」
隊「さすが軍医、ところで海鮮盛りってなんだ?」
〔やがて、肉と大量の野菜と海鮮が盛られた皿が運ばれてくる〕
黒「ほとんど野菜が、主役の焼き肉座談会ですね」
作「よ──し、芯を抜いたキャベツを丸ごと鉄板に乗せて焼くぞぅ!キャベツの姿焼きだ、ど──ん!」
奈「ある意味、ワイルドですね」
隊「軍医、これが海鮮盛りか……イカの野郎も入っているな、結構結構」
軍「もう一品、具材を増やしましょうか……隊長、触手を前に出してください」
隊「こういう具合にか?何をするつもりだ?」
軍「そのまま動かないでください……えいっ」
〔軍医タコ、レーザーメスで隊長タコの触腕を切断する……テーブルの上で切り口から青っぽい体液を飛び散らせながら、切断された腕が暴れる〕
隊「ぐはぁ!?腕が、腕がぁ!」
軍「一本くらい食材提供してもいいでしょう……どうせ生えてくるんですから。みなさんつまらない物ですが、わたしと隊長からの気持ちです……活きがいいうちにどうぞ遠慮なさらずに」
隊「つまらない物とはなんだ!オレは提供した覚えはないぞ!いたたたっ」
軍「日頃から作者さんには、お世話になっているんですから、触手腕の一本や二本でゴチャゴチャ言わない。器がちいさいタコだと思われますよ」
隊「この場合、器量は関係ないだろう」
(テーブルの上で、汁を撒き散らして蠢いている見て黒子)
黒「遠慮するなと言われても……変な体液出ているし……帰りたい」
作「せっかくの好意だ、焼いて喰うぞ」
奈「あんたは、本気で宇宙人の触手を喰うんかい!?」
(鉄板の上に野菜と一緒に焼かれる触手……切り口から染み出てきた汁が肉や野菜と混じり、科学反応を起こして地球の肉が不気味な色に変色する)
奈「うげぇ!? 肉が!肉がぁぁ!」
作「腹に入れば同じだ……気にするな」
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