創造主の新たな陰謀Aタコ側裸族人類『陽子』登場

 エロのマジックハンドが移動する。
「胸は音の裸族人類【音羽】の美乳……両腕は武闘派と呼ばれている【せつな】の腕」

 腰からヒップ、性器の位置までマジックハンドは移動してきた。
「ヘソとウェストのクビレ具合は、初代【ウニ子】のクビレとヘソ穴……ヒップは海の裸族人類【真魚】〔まな〕の美尻……性器は、タコ側裸族人類【陽子】の最強マ○コ

 マジックハンドは背中とスラッとした足を撫でる。
「脚と翼は大空の裸族人類【美鳥】の美脚と翼」
 うに子は、背中と尾骨から深紅の美しい翼と鳳凰のような飾り羽根を突出して見せた。

 うに子が言った。
「こんな綺麗な翼と飾り尾羽根を持っているのにエロさまは、滅多に使わせてくれないんですよね……汚れたり破損するのがイヤだって言って、宇宙空間を飛ぶ時は足の裏から炎出して飛んでいます……エロさまのケチ」
「うるせぇ、さっさとオレをタコの宇宙船に連れていけ」

 そう言うとドクター・エロは、自分から透明な移動用カプセルの中に入った。


 時間が少しだけ進んだ、タコ型宇宙船内の軍医タコのいつもの実験部屋……床に仰臥した銀牙の顔の上に、性器を浮かせた格好で後ろ向きで騎乗した蘭花が銀牙に言った。

「それじゃあ、もう一度だけ試しにやってみるよ」
 背面騎乗した蘭花は、ゆっくりと腰を下ろして性器を銀牙の顔に近づける……銀牙の顔が恐怖に歪み、銀牙が絶叫する。

「ひぃぃっ、やっぱりダメ!! 顔面騎乗されるのはムリムリムリ!! 蘭花、マ○コを顔から離せ!! ひいぃぃぃ!」

 蘭花は腰を上げると、銀牙から離れ立った。
 軍医タコが、やれやれといった顔をする。
「どうしてでしょうね……シックスナインで互いの性器をナメ合うのは平気なのに、女性からの積極的な顔面騎乗だけはトラウマがあるのか銀牙は極度に嫌がる……まぁ、裸族人類にも苦手な体位やプレイが一つくらいあっても不思議ではないんですが」
 蘭花がすまなそうな表情で、銀牙に言った。
「ごめん、あたしのマ○コ……そんなに匂う? 裸族人類には自浄能力があって、いつも清潔だけど。念のためにお風呂やシャワーでマ○コ洗っているんだけれど……そんなにあたしのマ○コ嫌い?」

 銀牙が首を横に振る。
「ちがうんだ、蘭花の性器はフルーティーな香りがする素敵なマ○コだよ。だけどどうしても顔面騎乗で迫ってくる女性性器だけには恐怖を感じてしまって……ごめん」

 銀牙が謝っていると、赤いタオルを首に巻いた隊長タコが入室してきた。
「元気ですかぁ! ってあまり元気でもなさそうだな」

「隊長……少しは空気読んでください、銀牙が、女性からの顔面騎乗が苦手だと判明して大変なんですから」
「そうか……そう言えば、イカ側裸族人類の紫音とウニ側のうに子が宇宙船に来ていたぞ」
「それを早く言ってください……二人が来るのを待っていたんですから」

 実験室に、紫音と、妙に下腹部が膨れた、うに子が入室してきた。
 うに子の膨れた腹を見て軍医タコが、うに子に訊ねる。
「妊娠ですか?」
「ちがいます、エロさまが入っています」
 うに子は裸族人類特有の袋から、エロが入ったカプセルを取り出した。
 ガチャポンカプセルのような容器の中で、エロが軍医タコに訊ねる。
「いったい、うちの、うに子にどんな特訓をさせるつもりだ……特訓の内容によっては帰る、ところで何でイカの裸族人類がここにいる?」

「紫音を呼んだ理由はすぐにわかりますよ。あっ、特訓をしてくれるトレーナーが到着したようです」

 室内に光りの粒子が集まり渦を巻き、やがてそれは、女体の形へと変わっていく……数秒後、光りの粒子が凝縮して一人の裸族人類女性が現れた。
 陽気な雰囲気を漂わせた裸族人類女性が、軍医タコと隊長タコに頭を下げる。

「タコ神一号さま……二号さま、お久しぶりです」
「おおっ、タコ側裸族人類の陽子じゃないか……元気そうだな」
「今も彼氏と天の川でセックスしていますか?」

 陽子と呼ばれた裸族人類はガッポーズをした。
「はい、星雲をベットにして腰振っています」
 エロが驚いた顔で 陽子を見る。

「うに子の股間に組み込んだ、性器パーツコピーのオリジナル裸族人類か!? マ○コ見せてくれ」

 陽子はウニが入ったカプセルを股ぐと、指で押し拡げた性器を見せた。
「はい、どうぞ見てください」



[前戯へ][後戯へ]

28/84ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!