創造主の新たな陰謀@〔第三話・新アダムとイヴ創造計画〕

 イカ型宇宙船の船内……『改造室』の手術ベットの上に全裸の紫音が両目を閉じて、仰向けの格好で横たわっていた。

 紫音の近くにはサングラスをした軍医イカが立って、鼻唄混じりに何やら紫音の股間を器具でいじっている。
 軍医イカの背中で作業内容は確認できないが、紫音の股間から火花が散ったり、歯科医のドリルでチ○ポを削っているような音が響いている。

 やがて、刀剣を叩き鍛えるようにチ○ポを金属ハンマーで打ちつける音が続き。作業の終了した軍医イカは額の汗をタオルで拭ってから紫音に言った。

「チ○ポの強化作業が終わったであります……目覚めるであります紫音……以下略」

 イカ側裸族人類の紫音は、両目を開けて上体を起こすと、改造されたチ○ポを眺めながら擦った。
「イカ神二号さま、オレのチ○ポの皮……バナナみたいに剥けなくなっていますけれど?」
「マイナーチェンジであります、以前よりパワーと性能と機能は強化されているであります……隊長イカが以前から紫音のぺニスにクレームを……以下略」

 紫音はベットの傍らに置いてあった眼鏡をかける。
「ふ〜ん、マイナーチェンジですか。まぁ、オレは蘭花を孕ませられれば。どんな形態のチ○ポでもいいんですけれど……マイナーチェンジにした理由はそれだけですか?」

タコ型宇宙船に行くであります、軍医タコが紫音に、どうしても頼みたいコトがあるそうであります……ここでタコに恩義を売っておくのも……以下略」

「わかりました、ミリータさまの蘭花孕ませ妨害は、まだ続いていますか?」
「続けるように指示しているであります……妨害を退けて性交してこそ、イカ側裸族人類の真の強いオスであります……以下略」
「チャンスがあればタコ側裸族人類の蘭花を孕ませますから……悪魔的翼!」

 紫音の背中から、黒いコウモリの翼がバサッと出てきた。


 同時刻……ウニ型宇宙人のドクター・エロの研究所があるトゲトゲのウニ小惑星では、ウニ側裸族人類の『うに子』が、選出された創造主対抗者メンバーの一人として協力してくれるように、ニワトリ側裸族人類『手ブラの天紅』から説得されていた。

 乳房を手で包み隠しながら天紅が言った。
「と、いうワケで。創造主に対抗するためには、うに子の力が必要……かもね」

『無限チ○ポ』をピクッピクッさせながら、うに子が返答する。
「はぁ、あたしは別に協力は惜しみませんけれど……エロさまの意見も聞いてみないと、エロさま協力してもいいですか?」

 マジックハンドで腕組みした、ドクター・エロは厳しい表情で言った。
「コンピューターが選出した抵抗メンバーの中には、ヒトデ型宇宙人の裸族人類も入っているんだよな」

「我美のコトかもね……含まれているかもね」
「その部分は気に入らないな、ヒトデの奴らがしゃしゃり出てきたら気分が悪いから……その時は、うに子を撤退させるという条件付きなら協力させてもいい。それ以外はダメだ」 ドクター・エロのトゲトゲしい言葉に天紅はうなづいた。
「それでいい……かもね。さっそくだけれどタコ型宇宙船に行って、うに子にはある特訓を受けてもらいたい……かもね」

 特訓と聞いてドクター・エロの顔色が変わった。
「特訓だと!? うに子の肌が傷ついたらどうするんだ、染みひとつ、ホクロひとつも無い完璧な美肌なんだぞ……オレもタコ型宇宙船に同行する、危険な特訓なら、うに子を連れ帰る」

「エロさま、過保護過ぎです……あたしのコトを心配してくれるのは嬉しいですけれど」
「バーローそんなんじゃねぇやい、うに子はオレの玩具だから、本来ならフィギュア人形のようにケースに入れて飾っておきたいけれど……うに子が外に出たいっていうから、しかたなく自由行動させているだけだ」

「エロさま……あたし、生きている人間ですよ。いくらなんでも等身のケースに、人形のように入れられぱなしはイヤです」

 うに子は、ケースに裸で長期間入れられていた時のコトを思い出して赤面した。
 ドクター・エロから伸びてきたマジックハンドが、うに子の体を触る。
 うに子の体は主にタコ側裸族人類のパーツを合成させて作られていた。

「顔と頭はタコ側裸族人類の中でも一番美人だと、言われている【氷華】の美女パーツだ……脳はまた別物だがな」


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