第十界【剣怠期】座談会@

奈「こんにちは、おなじみ司会進行役の奈々です」
黒「作者代理の黒子です」
作「作者だ……文句あっか」

奈「なんか今回は緊急座談会ということで、召集されましたが?」
作「うむっ、どうしても読み手に説明せねばならない作中の事態が第十界で発生してな」


黒「それはどんな?」
作「『土門カシス』の特殊能力、【第四の障壁】についての予備知識だ……デッドプールというマーベルコミック映画を観た人なら理解しやすいが……デッドプールには、【第四の壁】というモノが存在してな……【第四の障壁】はその壁のパロディだ」

奈「【第四の壁】って、具体的にどういうものなんですか?」
作「元々は演劇とか舞台の用語らしい……演じる役者がいる舞台と客席に存在する概念的な見えない壁で、役者は客席の客が存在しないものとして演じる。【第四の壁を破る】とは……演じている者が観客の存在を認識して、客席に向かって話しかけたりする場合らしい。デッドプールは自分自身がコミックの登場人物だと認識していて、壁の向こう側にいる観客や原作者に話しかけたり、時にはストーリー展開を原作者に交渉したりもするらしい」

黒「それって、かなり使いどころが難しいですね……芝居で登場人物全員が自分が架空の存在だと知っていて、客席と会話ばかりしていたら観ている方は白けますますから」

作「だから、あたタコでも『土門カシス』のみが、【第四の障壁】を越えられるという特殊設定にした……読み手は、第四の障壁を越えてくる、土門の言葉に奇妙な感覚を覚えるかも知れんが……慣れてくれ」

奈「まっ、エロ物に読み手は多くを求めていないでしょうが……って!?よく見たらまだ第十界『剣怠期』なんて、はじまってもいない?(現時点では)はじまってもいない物語の座談会、あたしたちやらされているんですか?」

作「斬新な座談会だな」
奈・黒「斬新すぎるわ!!」
第十界座談会……中断中


第十界【剣怠期】邪神リベンジ編、座談会再開。

奈「ふーっ、中断している間に、シャワーで汗流して、さっぱりした。あれ?黒子さんの姿が見えませんが?」
作「黒子には、ちょっとした用事で手紙を、ある人物に届けてもらっている」

(ヒョコヒョコと帰ってきた黒子)
黒「あぁ、酷い目にあった……一時は体がリベンジマハンマーで塵になった時は、どうなるかと思いましたよ」

作「ご苦労、無事に生還できたからいいだろう」
黒「それにしても、相変わらずの作者大暴走の作品ですね……読み手がわからないネタ、多すぎませんか?」
作「わからなかったら、ネットで検索して元ネタを確認すればいいだろう……そのためにあるのが、インターネットだ」黒「投げやりというか……適当というか」

奈「座談会が中断している間に、第十界は完結していましたね……ここからはゲストを招いて、進行します」

リラ「どうも、サル型宇宙人のリラ博士です」
リー「助手のリーです、はじめまして……後でサインください」
奈「リーさんは、衣服を着ていないと、そのまんまゴリラですね」

リー「よく言われます、この間は町を歩いていただけで、麻酔銃の銃口を向けられました」
奈「気をつけてくださいね」

第一話【エデンの園再生計画】について

奈「エデン再生計画は最初から、かなりメチャクチャな計画ですね【赤いゴキブリ星】をぶつけて、エデンの園を作るという」
リラ「創造主のジイさんの考えた計画だったが、疑問を感じた計画だったな」

黒「聞くところによると、リラ博士は本当は惑星リラを【猿の惑星】に作り替えるという、裏設定計画があったとか」

リラ「どこからその情報を?確かにわたしには当初、惑星リラを猿の星にする計画があった……すぐに断念したがな」
奈「それはまた、どうして?」

リラ「惑星リラに猿たちを呼び寄せたのだが、ロクな猿が来なかった……キツネザルだの、メガネザルだの……アイアイとかピグミーマーモットとか、カニクイザルとかで猿の惑星を作っても文明発達はしない。ニホンザルも来たことは来たが、連中は猿山に群れているだけだった」

奈「それは大変でしたね……第一話には作者も特に言うこともないみたいなので、このまま流します」

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あきゅろす。
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