邪神のリベンジA宇宙猿○〔リラ博士登場〕

 高校生カップルと新婚夫婦が見上げている空の一点がピカッと光り、何者かの声が聞こえてきた。

セックスを許可する……性交せよ》

 高校生カップルと新婚夫婦が承諾を得られて安堵していると、謎の存在の続く言葉が聞こえてきた。
《ただし……避妊なしの『子作りセックス』をしろ》

 新婚夫婦は、素直に言葉に従って夫が生で妻にベランダで挿入して、通行人に見えるように野外セックスを開始した。

 高校生カップルは謎の存在の言葉に難色を示す。
「そんな……子作りだなんて、ボクたちまだ高校生です! 避妊させてください!

《ダメだ、おまえたちの避妊は認めん!! 子作りするんだ!》

 男子生徒は、しかたなく装着したコンドームを外すと、男汁が染み出ている生ぺニスの先端を、女子生徒のトロトロに濡れている柔らかい穴にあてがる。

「リラさまの命令だから、生で挿入するよ……赤ちゃん作っちゃうよ」
「う、うん……あたしたちも、親の生挿入で生まれてきたんだから……しかたがないね、リラさまの言う通りに※高校生で子作りします

 ベランダでズプッと生チ○ポが押し込まれ、そのまま男子高校生は腰を動かして、女子高校生に抽送を開始した。

「あぁん、チ○ポが入りました……あたしたち、ベランダで通行人に見られながら、ズボッズボッしちゃっている……あぁん、あッ、あッ」

 肉筒が穴を出たり入ったりしている様子は、まるで何かの作業のようだった……やがて、男子生徒のチ○ポに射精感覚が近づく。

 男子生徒は、女子生徒に「中に出すよ……うッ!」と、呻いてギュッと女子生徒の腰を引き寄せると、躊躇〔ちゅうちょ〕するコトなく……ドピュドピュと、女子生徒の膣壁に、自分の子供の元が含まれた白い体液をぶっかけた。

「あぁ……出されている、赤ちゃんできちゃう。妊娠しちゃう」
 女子生徒は、自分の肉体に行われている行為を受け入れた。


『惑星リラ』のカップルに中出しセックスを強要した、謎の存在は遥か離れた宇宙空間を周回している赤い遊星の地表に着陸している、アダムスキー型UFOの中にいた。 

 ベランダで子作りをしている学生カップルのようすを映し出している、モニターを眺めながら……銀髪のカツラを被り着衣したゴリラが、金属製のカップに入ったコーヒーを味わっていた。

 肩口までのストレートの直毛カツラを被ったゴリラは、セックスしている人間たちを見ながら。
「発情した毛が無い愚かなサルどもが……連中は疑うことを知らん」

 と、人間を見下した言葉を吐いていると。衣服を着ていない別のゴリラが部屋に入ってきて言った。

リラ博士……また、惑星リラの人間観察ですか」
 リラ博士と呼ばれた宇宙の猿人科学者が答える。

「わたしの名前を付けた管理下の所有星だからな……あの星に住む人類のセックスは、わたしがコントロールしている」
「確か、あの星は銀河不動産が安売りに出してあった星を、博士がローンを組んで購入した星でしたね」
「わたしが買った星の住人だからな……どう扱おうと、わたしの自由だ。ところでリー」

 リラ博士は、部下で助手ゴリラの、リーのフルチンを指差して怒鳴る。
「わたしの前では服を着ろ!! 裸族人類を尊望しているからと言って、愚かな人類の真似をするな!! 我々は知的なサル型宇宙人だぞ!」
「オレ、裸族人類の圧倒的パワーに憧れているんですよ……裸族人類が存在する地球の『動物半島』にオレの叔母がいて……」
「おまえの親戚の話はどうでもいい、服を着ていないおまえはまるで……」

 リラ博士は「ゴリラのようだ」と、言おうとして言葉を飲み込み。咳払いをして話題を変える。
「ところで頼んでおいた、装置の設置は大丈夫だろうな」

「ちゃんと博士が指定した場所に仕掛けて、作動させました……現在、地球側の装置に互いに引き寄せられています。本当にやっちゃうんですか? この『赤いゴキブリ星』を、裸族人類が存在する退屈でない世界の地球にぶつけるなんて非道な計画」

「それが『創造主』のジイさんの計画だからな……協力すると約束したからには、ちゃんとやらないとな」
「リラ博士と創造主は、どこで出会って意気投合したんでしたっけ?」
「銀河系の『追放者被害者の会』結成式の会場だ、星を追放された者同士……同じ境遇に共感した」と、言った。




※この物語はフィクションです。着衣人類の男女ともに望まない妊娠を避けたかったら、ちゃんと避妊をしてください。



[前戯へ][後戯へ]

3/84ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!