邪神のリベンジ@〔第一話・創造主の『エデンの園再生計画』〕
『地球人強制進化プロジェクト推進委員会』本部……暗闇の中、スポットライトが当たっている一段高い位座に座る。

 ウシ、ブタ、ニワトリの家畜型宇宙人三柱は、それぞれが所有する裸族人類三人を見下ろしていた。
 最初に口を開いたのは乳牛のウシ型宇宙人だった。
「いよいよ、創造主の動きが活発になってきたモウゥ」

 続いてニワトリ型宇宙人がクチバシを開く。
「我ら三柱は直接、創造主に抗議と接触はできない……ココココッ、ケッコーッ」

 ブタ型宇宙人が鼻を鳴らしながら言った。
「ブフッ、創造主の裸族人類に対する報復計画は、阻止しなければならないブゥ……放置すれば『地球人強制進化プロジェクト』に支障が生じるブーッ……創造主に対抗できる者たちに、協力要請するブゥゥ」

 疼く乳房に搾乳装置を取りつけて、乳を絞りながらウシ型宇宙人が言った。
「黒毛、ディロック、天紅……三人が引き続き動いて、創造主の計画を探り。裸族人類や裸女の力を借りて邪神と化した創造主を再び、宇宙の果てに追放するモゥゥゥ……頼みましたよ」

 家畜三柱を照らしていたライトが消え、三柱が退場すると。裸身にフード付きウィンドブレーカーを直接着た、小柄な童顔男性のブタ側裸族人類『種男のディロック』が立派なぺニスをビクッビクッさせながら言った。
「ボクらに任せられた使命は、重大な使命なんだね」

 ディロックの隣で、たくましい筋肉を全裸でポーズ誇示しているウシ側裸族人類『霜降り筋肉の黒毛』が言った。
「そうは言っても、オレたちも、表立って創造主と対峙するコトは、立場上できないんだな」

 両乳房を手の平で包み隠している。ニワトリ側裸族人類女性『手ブラの天紅』が言った。
「コンピューターが選出した創造主に対抗できる者たちに、やってもらうのが一番……かもね。タコ型宇宙人の軍医なら。なんとか寄せ集めの連中でもまとめてくれそう……かもね」

「黒毛には創造主の創造空間監視を頼むんだね……どんな悪巧みをしているのか、わかったら知らせてほしいんだね。天紅は創造主に対抗できる者たちの、説得を頼むんだね」

 天紅が乳房を揉み回しながら喘ぐ。
「はふッ……なんとかやってみる……かもね。ディロックはどうするかもね?」

「ボクは創造主の犠牲になった着衣人類の女の子を、メンタルケアしてあげるんだね……これを使って癒してあげるんだね」
 ディロックは、自分の硬くなったチ○ポを指差した。
 それを見た天紅が「ディロックは、ただ単に着衣人類の女の子とエッチしたいだけ……かもね」
 と、言った。


 銀河系から少し離れた孤立星団にある……地球とよく似た文明に進化した、スモール地球の準惑星『惑星リラ』と、近年命名された星……日本列島と朝鮮半島しかない惑星の、日本のとある町の、とある一戸建て住居の二階にある部屋のベットで高校生カップルが、抱き合ってイチャついていた。

「んんッ……んッ」
 私服のまま抱擁した男女は唇を重ね、女の方は男の膨らんだ股間をズボンの上から擦り……男の方は女の胸を触ってから、ホットパンツから出ている太モモを擦っていた。

「んぐッ……ん」
 舌を絡めたキスをしながら、男と女は手慣れた手つきで互いのズボンとホットパンツを脱がし脱いでいく。
 ファスナーが下ろされ、ズボンとホットパンツが脱がされ……いつものように下着の上から互いの性器を手で愛撫する。淫ら染みが浮かんできた下着を脱ぎ……下半身を露出させたカップルは、唇を離すとそれぞれ上半身を脱いで全裸になった。

 男が勃起したぺニスに避妊具〔コンドーム〕を被せて、正常位で女に挿入しようとした時……女が思い出したように言った。

「エッチする前に、リラさま、からセックスの許可をもらわないと
「そうだった」

 高校生のカップルは、全裸でベランダに出て来た。
 近所を見ると、斜向かいの新居のベランダでも新婚夫婦が全裸でベランダに出てきて立っていた……どうやら、同時刻に新婚夫婦とセックスをするタイミングが重なったらしい。

 高校生カップルは全裸で並び立つと、空を見上げある方向に向かって片手を挙げて言った。
「リラさま、セックス許可をお願いします」

 新婚夫婦も同じように片手を挙げて、空の彼方にいる何者かにセックスの承諾を求めていた……『惑星リラ』では、人間は自由に挿入セックスや、オナニーをするコトが許されず。ある存在から管理された状態で挿入セックスやオナニーが行われていた。



[前戯へ][後戯へ]

2/84ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!