難解ルールのエロゲーム@早い話しが絶頂したら負け面倒くさいカードバトルシーンは、飛ばし読み

 カードシャッフルをしている、オナくんに代わって、横●さんが渡された用紙を見ながら言った。
「簡単にゲームルールの説明をしよう……@ターンは最大五回まで
A今回は使用するゲームのメイン駒は、途中交代可能
Bフィールド状にある自駒を使用〔場合によっては相手の手駒を操れる〕
C駒へのダメージはプレーヤーが性器で受けるコトもできる、またその反対にプレイヤーが受けるダメージを駒が受けるコトもできる
Dライフ数の基本は『プレイヤー五個、手駒五個』プレイヤーか自駒のライフが無くなった時点で敗北決定
E細かいルールは、オナくん次第。ゲーム中でも随時変更あり……オナくん、最後のルールは、ズルくない?」

 我美が伏せた手札を並べながら、乙姫に言った。
「このゲームでは、プレイヤーが使用する駒キャラを、仲間カードの中から選択するコトができるっす……乙姫さま、ボクの生きた手駒になってください」
「なんであたしが?」
「乙姫さまが選んだカードじゃ、それしか方法が無いんすよ!! それとも、プレーヤーになって難しい戦略練るっすか」
「わかったわよ、やりゃあいいんでしょ」

 フィールドに飛び降りた乙姫が、我美を見上げてながら訊ねる。
「で……あたしは、このフィールドで何をすればいいの?」「敵駒とのエッチバトルっす、こちらから出す指示に従ってエッチするっす」
「な──んだ、要するにエッチして、相手を昇天させればいいだけじゃない」
「そう簡単にゲームが進行すれば、苦労はしないっすけれどね」

 蘭花と銀牙のコンビは、蘭花が生きた駒となってフィールドに立った。

「大丈夫か蘭花、できるだけ無理させない戦略でやるからな」
「銀牙を信じている、女性駒と相手をする時には『チンチン君』を呼び出して、股間にチ○ポ生やすから
「頼んだぞ」

 銀牙は、フィールドに自駒を出さない。恥骨少女とオナくんのプレーヤー席を見て思った。
(あの二組は、駒を用意する必要が無いのか? 何か特別な方法あるのか?)

 次に各自がライフの割り振りを行い、駒の蘭花とプレーヤーの銀牙は、それぞれ五個づつの計十個。
 恥骨少女も、プレーヤーライフ五つ、現在フィールド状にいない手駒に五つのライフを割り当てた。

 平均的なライフ割り振りを見ていた乙姫が言った。
「ふんっ、軟弱者どもが……我美、あたしにライフ全部ちょうだい。全員蹴散らしてやるわ!」

 我美は乙姫の言葉を無視して。
「ボクにライフ、六個……乙姫さまには、ライフ三個。残りの一つはどちらにでも割り当て可能な自由ライフっす」
 と、設定して乙姫を、また怒らせた。

 横●さんが困惑した表情でライフの振り分けをしたオナくんに言った。
「あわわわっ、オナくん……参加しないあたしにまで、ライフ二個って何? それはそうと、オナくんがライフ七個って……駒がライフ一個だけなんて、すぐにやられちゃうよ? このゲーム、フィールドにいる自駒のライフが0になったら終わりじゃないの? 何考えているのオナくん?」

 オナくんは、ただニヤニヤしながら、数枚のカードを伏せてセットするだけだった。
 なんだかよくわからないルールの、オナくん主体のトレーディングカードゲームがはじまった。

 最初に動いたのは、となりのオナくんだった。横●さんがオナくんの言葉を代弁する。
「速攻!! 『ザーメンの白濁舞い』で、手駒をフィールド内に百体ほど出現……うッ!」

 しごいていたオナくんのチ○ポから、白い精液がフィールドに雪のように飛び散る。

 落ちたザーメンから、百体のオナくんが出現した……全員がライフを一つづつ持っている。

「えッ? オナくんルールブックでは、オナくんの体から出てきた。オナ戦士は。全員でライフ一個として、最後の一人が果てるまで。その一個が消滅することはない……えぇッ!? いきなり、これは阿漕〔あこぎ〕過ぎるんじゃない!! こんなの他のプレーヤーに対して失礼だよ、オナくんに勝てっこないよ……卑怯者だよ、オナくん」

 オナくんは、最初に攻撃する相手を、乙姫&我美のコンビにロックオンした。その行為を鼻先で笑う乙姫。

「ふんっ、あんなザーメン雑魚、蹴散らしてやるわ……我美、こちらも速攻よ」
「できないっすよ……そんなカード、デッキに入ってないっすよ。重いデッキっす」
「じゃあ、どうするのよ」
「このターンは犯されてくださいっす……絶頂しないように耐えてください」
「ふん、あたしを誰だと思っているの乙姫よ」



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