グルメ女体【女三蔵法師】の結末A〔女三蔵法師〕おわり

 同時刻……女金角&女銀角の洞窟では、女三蔵法師の恥毛を煮出したエキスで作られたスープを食べる『女三蔵法師をおいしく食べる会』の準備が、女金角と女銀角の手で進められていた。

 テーブルにスープ皿と食器を並べている女金角が言った。
「変ね? 誰も来ない?」
 大皿に盛りつけられ湯気が出ている、ボイルチ○ポをテーブルの上に置いて女銀角が言った。
「あねさま、あたしたちだけで食べちゃいましょうか……女三蔵法師のスープ」
「そうね」

 女金角と女銀角が皿に注いだスープをスプーンで一口、すすり驚きの声を発する。
「こ、これは!? この、上品で芳醇なな風味は昆布かワカメの出汁にも通じる!? うまいぞぅぅ!! 女三蔵法師の恥毛スープは!!」


 同時刻……村を出発した女三蔵法師一行は砂漠を進んでいた。裸で馬に乗ったパイパンの女三蔵法師が馬の綱を引く女孫悟空に、ねぎらいの言葉をかける。

「悟空よ、疲れたら休んでも良いのですよ……天竺は逃げませんから、他の者も休みたければ気兼ねなく言ってください……すべては御仏のお導きのままに、南無〜っ」

 女孫悟空は、薄気味悪そうに剃毛された女三蔵法師の股間を見て、隣を歩くカッパ娘の沙悟浄に小声で囁く。

「お師匠さまの、この薄気味悪い優しさは下の毛が剃られたからだよな……生えてくれば、また元のお師匠さまにもどるよな」
 と……女孫悟空はさらに不安げな表情で、女三蔵法師のツルツルな恥丘を二度見した。


女体グルメ【女三蔵法師】おわり



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あきゅろす。
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