仙道グッズ・宝貝〔ぱおぺえ〕の脅威B

 創造主は恥毛が生えた、女三蔵法師の股を開いて秘部を確認する。
「ひょひょ……ほどよく濡れておるわい。それでは、はじめるとするかのぅ」
 創造主は、先端にチューブが付いた注射器のような器具を取り出した。
 器具の透明な筒の中には、満ちた液体と人間の受精卵子が浮かんでいる。

 受精卵の直径は、パチンコ玉くらいの大きさがある特殊な卵子だった。
「ひょひょひょ……チューブの先端を子宮に挿入して、儂が特別にブレンドした精液で受精させた卵子を着床させれば……今度こそ、儂に従う人類が誕生するじゃろう」

 創造主がチューブの先端を女三蔵法師の膣穴に接触させた時……間近で我美の声が聞こえた。

「また懲りずに、妖怪裸男とスリ変わった創造主が。女三蔵法師に悪戯っすか」

 平成淫乱ライダーベルトをした我美が、いきなり現れる。我美は、コンマ秒で動ける平成淫乱ライダーのベルトをしていた。
 出現した我美の姿に硬直した創造主を無視して、我美は別の平成淫乱ライダーベルトを装着する。

「創造主には、またお仕置きが必要っすね……たまには、この淫乱ライダーの力を使ってみるっす……変身」
 ベルトが喋り、エネルギーチャージを伝える……構えた我美の片足に向かって乳房から赤いラインが裸体を流れた。

 円錐形の光りが創造主の股間をロックした。ジャンプする我美。

「とぅ──っ! 淫乱ライダーキックッッ!」
「ぐはぁぁぁッ!」
 創造主が白い砂に変わり、崩れ消えた。
「また、逃げられたっす」
 物音を聞いた乙姫が部屋に入ってきて。裸の女三蔵法師を見て言った。

「なにかスゴい音がしたけれど? 女三蔵法師が眠らされている? 眠らせたのは我美?」
「ボクじゃないっす」

 眠る女三蔵法師の恥丘の茂みを眺めていた乙姫が、唐突に言った。
「ついでだから、女三蔵法師の下の毛を剃っちゃいましょう……どうせ、あたしが食べるコトになるんだから。下ごしらえ、くらいしておいてもいいでしょう」
「まぁ、乙姫さまがそう言うなら剃毛するっす」

 眠る女三蔵法師の恥丘に白い泡が盛られ。乙姫は剃刀で下の毛を剃りはじめた……ジョリッ、ジョリッと、恥毛が剃られ、女三蔵法師の股間は無毛のパイパンになった。

 剃り終わると、目覚めた女三蔵法師は自分の股間を眺め、両手を合わせた。
「剃毛されている……これも御仏の導き、さらなる修行を積まねば……南無」

 乙姫が言った。
「なんか毛を剃ったら、神々しい性格になっちゃったわね」
「剃った毛は捨てるっすね」
 我美が泡にまみれた恥毛を布でくるんで、ゴミ箱に捨てようとした時……美久が現れて言った。

「すみません、その毛……捨てるなら、あたしにください」
「まっ、別に構わないけれど」
「ありがとうございます」
 布に包まれた恥毛を持った美久は、ペコリと頭を下げると乙姫の前から去って行った。

 乙姫が我美に訊ねる。
「あんな物〔陰毛〕何に使うのかしら?」
「さぁ??」
「そろそろ、あたしも女金角銀角の退治に赴くとしますか……献体チ○ポは『刀剣イケメン』を使うから用意して」

 乙姫の言葉を聞いた我美は腕を組んで思案する素振りを見せる。
「乙姫さま、あのハンマーで地面を叩いて場所移動できるヌイグルミは、移動する時間をタイマー指定することはできるっすか?」
「できるわよ……意識を男体に移す前に出して指示を与えておけば……あのヌイグルミを移動に使うの?」

「念のために、女金角銀角姉妹の棲み家を、往復するには一番早いと思うっすから」
 乙姫は柄が長いハンマーを持ったヌイグルミを呼び出すと、もどってくる時間を我美が指定した時間にセットした。

 村長の家の前に駐車している大型イヌ型メカから排出された『刀剣イケメン』男子に意識を移した乙姫は、いつものように男体を好き放題に触りまくる。

「はぁッ、はぁッ……毎回思うんだけれど、この男体は今はあたしの体なんだよね……自分の肉体だから何をしてもいいんだよね」
「そうっすよ、好きなだけチ○ポ触っても、誰も文句は言わないっすよ」

 堪能するまで、男体を弄んだ乙姫は「それじゃあ、ちょっと行ってくる」と、行ってヌイグルミが地面を叩いて開いた穴に飛び込んだ。

 乙姫が女金角・女銀角の所に向かった少し前……銀牙は、女金角・女銀角の洞窟に到着していた。



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