天使と悪魔の性交B

 我美の腰に、バックルが手の形をした変身ベルトが現れる。我美はベルトの横に吊られている指輪の一つを指にはめると、バックルに指輪を近づけて言った。
「さあショータイムだ……変身」

 我美の胸元に赤い宝石が付いたネックレスが現れたのと、同時に創造主の頭上に、魔法円からビキニ跡が白く残る日焼けをした女の腰から太股までの巨大な女体部分が出現する……我美の腰から太股までの箇所だった。見上げると巨大なマ○コが丸見えだ。

「魔法名ビック……潰れろぅぅ!」
 我美が腰を下ろすと空中に現れた、巨大な腰の部分も創造主に向かって急降下してきた。
「ひぃぃぃぃぃ!!」マ○コの下敷きになる創造主。

 我美が腰を上げると落ちてきた腰も消え、マ○コの形に凹んだ地面に創造主の姿は無かった。
「逃げたか……まっ、性器落下の恐怖を与えておけば、しばらくは大人しくしているっすね」

 我美は、禁断の交わりを続けている。天使と悪魔に目を向ける。
「操りはセックスが終わったら解けるっすね……少し、手を加えてみるっす。ボクが最低の希望だ……魔法名エコー」

 我美は出現させた魔法円に向かって囁く。
「ヒトデ側裸族人類に従順な子を孕むっすよ……我美に忠実な子供を受胎するっすよ」

 妹天使とツンデレ小悪魔の子宮の中から。
ヒトデ側裸族人類に従順な子を孕むっすよ……我美に忠実な子供を受胎するっすよ》の囁く反響声が聞こえてきた。

「これでいい、生まれてきた子供はボクの下僕に成長するっす」
 我美は天使と悪魔のセックスを、見届けるコトにした。

『ブラックぺニス』と『スーパーぺニス』の腰の動きが早まり、射精の瞬間が近づく。

 悪魔から後背位で抜き挿しをされている『妹天使』が喘ぐ。
「あぁぁぁぁぁ……あぁぁぁぁぁん」

 天使から正常位で抽送されている『ツンデレ小悪魔』が身悶え喘ぐ。
「あッ、あッ、あッ、あッ、あッ、あッ、あぁぁぁッ」

 そして、天使と悪魔は膣内射精した。
 次の瞬間……精液を体内に受けた『妹天使』と『ツンデレ小悪魔』の体が黄金色に輝き……二人の肉体が成人女性へと急成長する。胸が膨らみ、腰がクビれ、ヒップが膨らみ、脚がスラッとする。

『妹天使』は『妹女神』に、『ツンデレ小悪魔』は『ツンデレ女王』へと……それぞれ変化した。

 創造主からの呪縛が解けた『妹女神』が、驚いた顔で自分の成長した肉体を確認して、大きくなった美乳を揉む。
「なに? あたしたち今まで何していたの? この姿はいったい」

 スラッとした美脚の裸女に変わった『ツンデレ女王』も、立ち上がるとクビレた腰に手を当てる。
「なんか気がついたら、大人になっていた?」

 我美は竹コ○ターで舞い上がると。
「新しいシールの天使と悪魔が誕生したか」
 と、呟いて。乙姫を待たせている宿屋へともどった。


 女性専用ソープ浴場の古風な湯屋と宿泊施設では、乙姫がイライラしながら我美の帰りを待っていた。
「どこ行っていたのよ」
「ちょっと、野暮な用事を片付けに……こっちの方は、どんな感じっす」
「相変わらず、予約客ばかりで会える気配は無いわね……あそこの席に、見覚えがある裸女の予約客はいるけれど」
「えっ、誰っす?」

「あそこよ、70年代裸女の『人造人間インランダー』が、お客で来ている」

 乙姫が指差した方を見ると、確かに機械裸女で聖女と淫女の二つの心を持つ、人造人間インランダーが椅子に座って。ブツブツと自分と会話をしているのが聞こえてきた。



「あたしは聖地巡礼で、天使から導きを受けるために、毎回この地を訪れて」
「なに、聖女ぶってんのよ……本心は、淫女のあたしと同じで気持ち良くなりたいだけのクセに」
「ち、違います! あたしはそんなふしだらな娘では」

 我美がニヤッと笑う。
「アレは使えるっすね……ワームの擬態能力で化けるには、ピッタリっす」

 我美の腰に変身ベルトが現れ、カブトムシ型の変身アイテムが我美の手の中に飛んできた。
「変身……乙姫さまを、あの70年代裸女の姿に擬態

 乙姫の姿がインランダーの姿に変わった。



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