次のグルメ女体は……ビック○マン!?B

 目覚めたウサギ耳のカチューシャをした増量チ○ポの男の娘は、カプセルから出てくると自分の裸体を撫で回した……献体チ○ポに意識移動した乙姫が我美に訊ねる。

「この体は、今は自分の体なんだから、好き放題に触って確認してもいいんだよね
「どうぞ、どうぞ……お好きなように。遠慮しなくてもいいっすよ」
 男の肉体を得た乙姫は、ウサギ耳男子の胸や腹やヒップを自由に触りまくって興奮する。

「はぁはぁ……なんとなく、自分で自分を凌辱や痴漢しているみたい……そろそろ、改良したチ○ポの性能を教えて。どうするの」
「どれでもいいから、七本槍の好きなのを選んで、その一本に意識を集中するっす」
「じゃあ、コレ」

 乙姫が選んだのは形状が異なるペニスのうち、亀頭カリがキノコの笠のような張った逸品だった。

 乙姫が選んだチ○ポは、股間中央の位置に移動する。
「へえ〜っ、自動で真ん中に移動するんだ便利……で、これからこのチ○ポを使って何するの?」

チ○ポ『巨根化』させるよ……エルフ村の時には一本だけを集中巨根化させると、血管に負担が大きすぎるってわかったから……真ん中の一本を見つめながら巨根チ○ポをイメージするっす」
「大きくなる……大きくなる……チ○ポ大きくなる

 乙姫が凝視していると、残り六本のベニスが一本に時計回りの方向で蔓〔つる〕のように、絡みついてきた。

 七本槍は癒着して、ペットボトル〔2L〕サイズの一本槍となった……まるで、巨木に蔓が絡みついたような形に変わったデカチンを、乙姫は両手で擦る。

「すっごい……七本が一本のチ○ポになっちゃった……擦ると一本一本が感じる……あふッ」
 可愛らしい女顔には不釣り合いな、醜悪な巨根を、しごいている男の娘の姿はシュールだった。

 我美が言った。
「巨根姦をする時は、今みたいに変化させて使って……それが今回の改良点、じゃあカプセルにもどって横たわって、意識を乙姫さまの体にもどすから」

 ウサギ耳がカプセルにもどり、乙姫の意識は裸女の肉体にもどる。

 乙姫が言った。
「それじゃあ、『献体チ○ポ』を目的地に運ぶ時には、あのサソリ型メカを呼び出して運ばせればいいんだな」

「いやぁ、それがサソリ型メカで遠方に運搬するとなると思っていたよりも手間がかかるって判明したっす……この間、地球の裏側で呼んだ時は三日経っても来なかったから、帰ってきたっす」
「使えねぇ、じゃあどうするの?」
「乙姫さまの裸女能力で、例の運搬用大型メカに乗せて運んでください……あの大型イヌ型メカで」

「しょうがないわね……来い! でっかいイヌ型の運搬移動メカ!」

 大音量でイヌの遠吠えが聞こえ、竜宮城の壁を突き破って、イヌ型の巨大運搬メカが現れた。
 壁を壊した大型イヌ型メカ〔キング〕に対して怒鳴る乙姫。

「竜宮城の壁を壊すな!!! さっさと八体のカプセルを収納しなさい!!!」

 イヌ型運搬メカのお尻……ちょうど、肛門の辺りに丸い穴が開き、伸びてきた蛇腹のホースが次々と八個のカプセルを吸引収納していく。

「よくよく考えてみたら、あの肛門の位置から排出されるカプセルの『献体チ○ポ』に意識を移動させて使うのよね……なんか気が滅入り」
「ごちゃごちゃ言うよりも『天魔界』に向けて出発しましょ……また、裸族人類に先を越されちゃいますよ。トゥゥゥ」
 跳躍した我美は、巨大運搬用イヌメカの横顔に付いている、取っ手に片腕でつかまり。乙姫が反対側の取っ手につかまると……ビックなイヌ型メカは、天魔界に向かって発進した。


 その頃……タコ型宇宙船では軍医タコが『天魔界』に向かわせるメンバーを発表していた。
 船内にはなぜか、クラゲ側裸族人類の秋もいる。

 軍医タコが言った。
「今回のグルメ食材女体は『ビック○マン裸女』の『十字架バイブ天使』……食するのは、それほど難しい女体ではありません」

 蘭花が軍医タコに、少し不安そうな口調で訊ねる。
「あのぅ……タコ神二号さま、ここに秋さんが居るってコトは『天魔界』に行くのは……」

「ええっ……クラゲの軍医さんから、秋さんにも乙姫のグルメ女体捕食阻止に、協力させて欲しいと頼まれたもので……今回は蘭花とチンチンくんと秋さんに行ってもらいます」

 心配そうな表情の蘭花に秋が言った。
「よろしくな……心配しなくてもいい、蘭花のレズビアン化計画は。乙姫の野望阻止のために、今回は中断するから……たぶん」

「銀牙の方はメンテナンス中です……蘭花も、このミッションが終了したらメンテナンスに入りますからね」



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