次のグルメ女体は……ビック○マン!?@
竜宮城の中庭……白くて丸いガーデンテーブルを前に、テーブルとセットの白い野外椅子に全裸で座って煎茶を飲んで、菓子のカリン糖を食べている乙姫が我美に訊ねた。
「そろそろ……次のグルメ女体か裸男の情報はないの?」
庭に全裸でしゃがみ込んで、草の上で威嚇しているカマキリを、からかって遊んでいる我美が答える。
「次の旬なグルメ女体は『ビック○マン裸女の女天使』みたいっすよ……場所は【天魔界】」
「ビック○マン裸女? あのシールの? そんなのもいたんだ……次のグルメが女体だとわかっているなら、最初から『増量チ○ポ男』を用意しておいた方がいいわね……そっちの方はどうなっているの?」
「ちゃんと用意してあるっす、エルフ村で乙姫さまが意識を移した男の肉体お試しセックスをしてから八体に人数を増やしましたから……使う前に新しい男たちの肉体も確認しておきますか?」
「そうね……見ておきますか、新しい男の裸とチ○ポを」
「多少、七本チ○ポには改良を加えたっす、以前はセックスの時に使用しないで縮んだ六本のチ○ポは、本チ○ポの周囲にエノキ茸みたいに残っていたけれど、今度は完全に体内に隠れるっすから……他にも」
言葉をいきなり中断した我美は、空を見上げて何かを目で追っているような素振りをした……不審に思った乙姫が訊ねる。
「どうかしたの?」
我美は唇に人指し指を当てて沈黙のポーズをすると小声で「……見られている」と囁いた。
「????」首をかしげる乙姫。
我美の視線が空の彼方に移ると、安堵した我美が「……去ったか」と言って会話を再開した。
「えーと、どこまで話しましたっけ……そうそう、チ○ポに改良を加えたでしたっすね……とりあえず、八体の増量チ○ポ男たちを、乙姫さまに顔合わせします」
我美の腰に『平成淫乱ライダー』の変身ベルトが現れた。
どこからか飛んできた、カブトムシ型のアイテムをベルトのバックルに装着操作しながら我美が言った。
「変身……サブ・ライダーの力、ボクのところに来い! サソリ型の変身アイテム!」
我美の言葉に応じるように、地面の中から棺型のカプセルがボコッボコッと、八個現れた。
カプセルは一部が内部が見える、ガラス張りになっていて……それぞれのカプセルには容姿の異なる八人の全裸男が眠り姫のように入っていた……男たちの股間には七本のチ○ポが房のように生えていた。
乙姫が我美に聞く。
「どうやって地面の中から出現させたの?」
「カプセルの下を覗いてみるっす」
乙姫が言われた通りに棺型カプセルの下を覗くと、そこには鎖で一体づつ棺型カプセルをくくりつけられた、サソリ型のメカたちがヒーヒー言いながら棺を背負っていた。
「これは?」
「あるライダーの変身アイテムっす……どこで呼んでも根性でやってくる、例えチョモランマの山頂で呼び出しても」
乙姫は近くのカプセルに近づいて、中で眠っている裸身男を見る……増量チ○ポ男の腰には、Wの変身ベルトが装着されていた……我美が説明する。
「そのベルトは、レプリカだよ……乙姫さまが、すぐに意識移動をしやすいように普段から男たちには装着してある。カプセル自体が生命維持装置だから、用があるまで男たちを眠らせておくことかできる……カプセルを開けて、一体づつ説明するから」
我美が最初に開けたのは、竜宮島に漂着した男性だった。
「この男たち……ボクは乙姫さまに肉体を献上して、捧げて使ってもらう意味で献体チ○ポ〔一号〜八号〕って呼んでいるっす、『献体チ○ポ一号』標準のノーマルタイプ……八体の七本槍に今回標準装備したのは……あっ、七本槍ってのは七本のチ○ポことだから。改良点の一つは緊急時のトカゲの尻尾切り」
「トカゲの尻尾切り?」
「とりあえず、七本あるチ○ポのうち、好きなのを握ってみて」
乙姫が七本槍の一本をつかむ。
「そのまま引っ張ってみるっす」
言われた通りにチ○ポを引っ張るとスポーンと千切れて抜けた。チ○ポが千切れた瞬間、男性は腰を浮かせて「うッ!」と、短く呻く。
乙姫の手の中で、千切れたチ○ポはピクッピクッと虫のように蠢いていた。
我美が言った。
「危険が迫ったら、相手に選ばせて引っ張らせて、一本残して逃げればいいよ……千切れたチ○ポは、また生えてくる。トカゲの尻尾チ○ポで使えるのは、七本槍の一本だけっすけれど」
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