デジモン裸女進化@ 着衣人類から裸女と裸男へ

 鏡の中から、いきなり出てきた、裸族人類に響子と銀牙は驚く。
「な、なんですかあなたは!? いきなり、裸で人の部屋に」
「ボクの名前は我美、通りすがりの裸族人類……一緒に来て、二人を『エロモン』に進化させるから……答えは聞いていない」
「エロモン?」

 響子と銀牙が、首をかしげていると、我美は金属カードのようなモノを取り出してベルトのバックルでスラッシュさせた。
「アドベント〔召喚〕……裸体に虎のような模様がある、鏡の中の変態男を」

 我美に召喚されて、虎模様が体に浮かぶ変態男が鏡の中から現れる。
「ボクは、鏡の世界に住む、十数体の変態と契約を交わしているから。彼らの力を借りるコトができるんだ……その虎みたいな模様があるワイルドな変態男は、一番のお気に入り……他にも、いろいろといるけれどね……女のデジモン裸女を頼む、ボクは男のデジモン裸男を鏡の中に連れて行くから……ファイナルベント」

 虎の変態全裸男が響子を仰向けに押さえつけて、室内を引きずるように鏡の方へ運んでいく。

「きゃあぁぁッ!!」
 響子は変態男に鏡の世界……ミラーワールドに引きづり込まれた。

「響子!」
 彼女を助けようと鏡に近づいた銀牙に向かって我美は背中に蹴りを入れる。

「淫乱ライダーキックゥゥゥ!」
「ぐはぁ!?」
 我美はそのまま、銀牙を鏡の中に蹴り入れて……自分も鏡の中に消えた。


 数分後……我美はドクロアジトにある、姿見鏡から外に出てきた。

「ただいまぁ、デジモン裸女と裸男を捕まえました」
「早かったわね……頼まれていたエロいモノも揃えたわよ」

 鏡の中では、こちら側に向かって、何か叫びながら鏡を叩いている響子と銀牙の姿があった。
 響子と銀牙の背後には、犬がお座りをしているようなポーズで座っている、虎模様の鏡変態男がフルチンで、二人を監視している。

 我美が乙姫の用意したエロいモノをチェックする。
「これはダメですよ、男同士の薔薇モノと女同士の百合モノ……こんなの見せたら、響子と銀牙が、別物に進化しちゃいます……あッ、アナルセックスモノもある。これもNG、アナルセックスに興味を持ったら『アナルモン』に二人は進化しちゃいます」

 我美は、その他にも『熟女モノ』や『獣姦モノ』や『スカトロモノ』も除外した。

「ボクが見たところ、男の銀牙は【ウィルス種】のデジモン裸男……女の響子は【ワクチン種】のデジモン裸女みたいだから、男を加虐嗜好の【サドモン】女を被虐嗜好の【マゾモン】に進化させるのが一番、適切だね」

 我美は選別したエロモノを、ポイポイと鏡の中に放り込む。
 放り込み終えた我美に乙姫が訊ねる。
「どんな風に、デジモン裸女を調教育成するの?」

「最初に、自分たちが裸女と裸男だと自覚させて……エロいモノで再教育して『オナモン』に変えてから、セックスを強要して鏡の中で『エロモン』に……そこから【サドモン】と【マゾモン】に進化させる」

「聞いているだけで大変そうね……我美に任せる」
「じゃあ、ボクはしばらくミラーワールドで二人を調教育成するから……変身」
 我美は鏡の中に飛び込む。

 鏡の世界では身を寄せあった響子と銀牙が、怯えている。

 我美が言った。
「怖くない、怖くない……すぐに自分たちが、裸女と裸男だと気づかせてあげるから。もう一体、手伝わせる鏡の変態が必要だね……しかたがない、気は進まないけれどアイツを呼び出すか……アドベント〔召喚〕」

 我美と契約を結んでいる。裸体にコブラの大蛇を巻きつけた、変態女が現れた。
 コブラの変態女は、契約者の我美を食べよう〔エッチしよう〕とした……我美が怒鳴る。

「まだ、我慢できるだろう! ボクの命令に従え! 男の方を押さえつけていろ」
 コブラの変態女は、蛇の尻尾を男にグルグル回して拘束した。



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