邪魔魔女レミファどっか〜んU@

 これは、蘭花たちが七つの黄金のキ○タマを求めて『実験群島』を訪れていた時のお話し。

 実験群島の中にある『触手島』の一番高い木の枝に立って、群島の島々を見渡している一人の裸族人類がいた。

 褐色の肌にビキニ跡が白抜きで残る、ヒトデ側裸族人類の『我美』だった。

 我美は、打ち上げ花火のように、時おり各島から聞こえてくる爆発音に呟く。

「祭りでもしているのかな? まっ、ボクには関係無いけれど」
 高い木の枝から地面に飛び降りた我美は、両腕を頭上に背筋を伸ばすポーズをする。
「んん……さてと、依頼しておいた薬は完成しているかな?」

 我美は歩いて触手島の岬にある、木小屋へと向かった。
 小屋の中では尖った魔女帽子を被り裸体にブーツを履いた『再生・邪魔魔女レミファ』が、魔女の大鍋で何やら怪しげなモノを煮込んでいた。

 小屋に入った我美がレミファに訊ねる。
「頼んでおいたモノはできている?」
「はいはい、完成していますよ」

 大鍋の中でグツグツ煮えている不気味な煮汁を木製の匙で、撹拌〔かくはん〕するのを中断した再生レミファは。
 薬棚に並んだ瓶の中から、軟膏瓶を選び出して我美に手渡しながら言った。

「渡された化学式を参考に作った『チ○ポ増量軟膏』です……塗った回数だけ男性のチ○ポが増えます。いったい、こんなモノどうするんですか?」

「ちょっと、思うところがあってね……ケン・フランの発明品の中には、男性性器を増やす薬品は無かったから」

「まぁ、どう使うかは依頼主の自由ですけれど……えーと、代金は五千タコスになります。少し高価な原材料を取り寄せて作ったので、現金払いの他にもクレジットでの支払いも可能です……どちらの方法で払いますか?」

 我美は、レノファの目をじっと見て言った。
「そう言えば、その体は一度爆発して飛び散った乳首から再生したんだよね」
「そうですけれど? それが何か?」

「何か魔法が見たいな……どんな魔法が使えるの?」
「そうですねぇ……あたしも再生して裸女になってから、使える魔法も少し増えましたから『骸骨を生きているように動かす魔法』とか『影を操る魔法』とか」

「一番、得意な魔法は何?」
「それは最初に修得した自分の肉体にかける『快感肉体爆裂魔法』ですけれど」

「それやってみて」
「そんなコトしたら。あたし、爆発しちゃうじゃないですか」
「加減をしてイカないようにすればいいじゃん」
「う〜ん、あたしが絶頂しなけりゃ大丈夫か……ちょっとだけですよ」

 レミファが魔法の棒を振ると、星形の光りの粒子がレミファの裸体に振りかかる。

「これで、あたしの体に爆裂魔法がかかりました……これからオナニーします、見ていてください」

 レミファは我美の前で、淫らに胸を揉み股間の間にある柔肉を、クチュクチュいじくりはじめた。
「んぁぁ……この爆発しちゃうかも知れない、危険なギリギリの感覚が……興奮しちゃうぅ……あうッ」

 恍惚とした表情でオナニーをする魔女を眺める我美。
 全身に玉の歓喜汗が吹き出して、ハァハァ喘ぎながらオナニーをしていたレミファは、絶頂する前にオナニーをやめて我美に感想を訊ねる。

「ふ──っ、これ以上やったらイッちゃって危なかった……どうでした、あたしのオナニー……じゃなかった『肉体爆裂魔法』は」
「そうだね……なんか物足りないな、ボクが一工夫してあげるよ」

 我美が腰に手を当てて呟く。
「変身……」



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あきゅろす。
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