踊るように腰を振れ♪未来につながる奇跡の裸体!B鬼娘『温羅』・『男かぐや姫』の攻撃
クラゲ型宇宙船とイカ型宇宙船の攻撃を避けて、着陸に成功した宇宙船から出てきた、戦車部隊が進行してくるのを見た『女桃太郎』が、弟の『男かぐや姫』に指示する。
「オレが『巨乳玉』を作り出すには、この星の乳力は足らない。かぐや、出番だ……おまえの月の能力なら、あの戦車隊を粉砕できるだろう。ただし死傷者は出さないように加減しろよ……裸ネコは鬼ヶ島の鬼たちと敵兵器の粉砕を……温羅〔うら〕また例の砲雷撃戦を頼む」
女鬼ヶ島の頭目、虎柄のビキニを穿いた長身の温羅〔うら〕が。
「承知した、任せろ」と、うなづき。
『長靴をはいた裸ネコ』が、尾骨から生えた尻尾を揺らし、ネコ耳をピクピクさせながら。
「わかったにゃん」と、返事した。
男かぐや姫も頬を少し赤らめると。
「はい、姉上」と言った。
着陸して、こちらに砲口を向けはじめた、武装宇宙船に対して。
最初に裸ネコがいつものように両手を叩いて出現させた魔法円の中から、取り出した赤い魔本を開いて書かれている呪文を読む。
「フザケルニャ!」
横一列に並んだ鬼娘たちの両目が白目に変わり、人形のようにカクッと開いた口から、黄金色の電撃が発射され砲台が粉砕された。
温羅の方も「艤装!!〔ぎそう〕」の掛け声で、どこから飛んできた。連装砲台や連装高角砲台が次々と、温羅の肩や腰に自動装着されていく。
「主砲及び副砲、発射用意。目標前方敵宇宙船……撃てぇぇぇ!!!!」
武装鬼娘……温羅の砲撃が、宇宙船の砲台を撃破していく。
「魚雷は無いけれど……砲雷撃戦! 砲雷撃戦! 砲雷撃戦!」
「フザケルニャ! フザケルニャ! バーローフザケルニャ!」
猫と鬼の、うざったい攻撃が続く中……近づいてくる戦車隊に背を向けた、『男かぐや姫』が十二単をスルッと脱いで、裸体を晒す。
なぜか、三日月を背景に振り返った男かぐや姫は。
「月に代わって拷問だよ」と、言うと。手の平を広げた両腕を頭上に伸ばす。
幻の巨大な月が出現して、男かぐや姫が戦車隊に向かって腕を下げると、幻の月が戦車を押し潰しはじめた。
「えいっ! 月の質量攻撃!」
戦車を放棄して逃げ出す別地球人たちに対して。魔神ガーの酸味を含んだ息が吐きかけられ、裸へと変えられる。
見事な連携プレイだった。
全裸で逃げ惑う戦車隊の男女に向かって、触手洞窟のムベンベが指揮するヌルヌルの触手軍が高波のように襲い……男女を極上の触手天国に包む。
別地球人の艦長は、あっという間に全滅させられ。強制セックスの対象にされた戦車部隊を唖然とした顔で眺め呟いた。
「なんということだ……こんなバカバカしくエロい戦いは初めて見た」
まったく勃起しない艦長のぺニスに、しがみついて媚薬をヌリヌリしていた最後の媚薬メカも、中身を出し尽くし力尽きて落下した。
別地球人類軍とゴキブリ人類&裸族人類ゆかりの愉快な仲間たち連合が奮闘していたころ……戦場に臨時設置された、配給プレハブと野戦病院プレハブでは、大忙しの時間が続いていた。
配給プレハブでは、割烹着を着た源サンシリーズのロボットたちが、フル回転で配給食の塩むすびを作り。
敵味方関係なく治療している、病院プレハブでは次々と傷ついたゴキブリ人類や、別地球人類たちが源サンロボットの担架で運ばれてきていた。
負傷と言っても、それほどの重症患者は皆無で、軽い擦り傷程度の傷だった。
「ゴキブリも人類も、まとめて治療するにょ……ここは、種族関係なしの医師団だにょ」
幅広の触手を蠢かせた軍医クラゲが、次々とゴキブリ人類たちのケガ治療をしていく。
軍医イカも、触手腕を動かして、繊細な治療をゴキブリ人類たちにしていく。
「ついでなので、ケガ以外の持病も治すであります……日頃気になっている症状を、我々軍医に遠慮なく告げるであります……虫歯、偏頭痛、腰痛、肩こり……以下略」
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