踊るように腰を振れ♪未来につながる奇跡の裸体!A【すめらぎ皇国】の巨人・【いやさか軍国】の小人

 副官と若い男女が媚薬に狂っていたころ……ウシ型宇宙船の胴体部分に収納されていたコンテナ部分が、ウシから抜けて、ストーンと地面へ落下した。
 コンテナが抜けたウシの胴体はスッポリと穴が開き、赤ベコの置物のように首を振っていた。

 落ちたコンテナの方は扉が開き、中から十二単を着た【きさらぎ皇国】の巨人皇族で女帝の『紫之宮の君』が、這うような格好で出てきた。

「到着したの?」
 平安時代感覚で、ほんわかした雰囲気を漂わせた『紫之宮の君』に向かって、クラゲ型宇宙船とイカ型宇宙船の攻撃から逃れていた一隻の武装宇宙船から、ビーム攻撃が巨人に向かって浴びせられる。

 いきなりの光線に悲鳴を発する『紫之宮の君』
「きゃあっ!?」

 紫之宮の君の悲鳴を聞いて血相を変えた、五条中納言がコンテナの中から飛び出してきた。

「【すめらぎ皇国】の帝に何をする!! 無礼者!!」

 五条中納言はサッカー選手のように蹴鞠〔けまり〕を蹴って、宇宙船を何度も攻撃した。

「蹴鞠じゃ、蹴鞠じゃ」
 鞠でボコボコにされた宇宙船が墜ちていく。

 着陸したブタ型宇宙船とニワトリ型宇宙船も、それぞれ貯金箱型と卵型のコンテナを次々と排出して、中から裸族人類たちと繋がりがあった者たちが出てきた。

『清光』こちらも【すめらぎ皇国】の大巨人に負けていられないわよ! 【いやさか軍国】の力を誇示してやりましょう……汎用人型淫乱兵器・メカ響子……及び、守護神『キング・モスガ』出動!!」

「はい『兼定』姉さん」

 深紅の軍服を着た双子の小人姉妹が、向かい合って手を取り合い……守護神復活の祈りの唄を卵塊に捧げる。

「モスガ〜モスガ〜」

 コンテナからワラワラと出てきた、美久のクローン皮で偽装した『汎用人型淫乱兵器・メカ響子』が墜落して銃を構えていた別地球人類たちに、襲いかかる……スター・ウ○ーズの、ストームト○ーパー歩兵のように、整列して進行してくる、汎用人型淫乱兵器に向かって発射される銃の光線……光線が命中した、箇所の皮が剥がれ、メカニックな内装が出現する……まるで、ターミ○ーターのように。

 汎用人型淫乱兵器・メカ響子たちは、別地球人類の衣服を剥ぎ取ると、機械姦を開始した。

 銃を奪われ、大地に押し倒され、衣服を破り脱がされた男性の上に、汎用人型淫乱兵器が騎乗する。

 顔の半分からメカ顔が露出して、胴体もあちらこちらから、メタリックボディーが覗くセックスマシンが、美久の顔で微笑みながら言った。

《ギギギィ……怖くないですヨゥ……気持ちいいコトしてあげますヨゥ》

「うわぁぁぁ!!」
 汎用人型淫乱兵器が腰を沈めて、人工マ○コに男のモノを包み込んで、腰を上下に動かしはじめた。

 男性性器が抜けないようにガッチリと固定されて引っ張られるように、ロボットに犯されている男性が悲鳴をあげる。
「ひッ!!」

 女性の方も、汎用人型淫乱兵器の指や人工舌でイカされたり。

 守護神の卵塊から誕生した、人間と同サイズの昆虫たちに襲われた。

 黄金色で三つ首イモムシで、羽が生えた守護神糸を吐く『キング・モスガ』を先頭にした。
 カブトムシやバッタやトンボが女性たちに交接目的で迫ってきた。

 背後からトンボの性器を挿入されて、抜き挿しされている女性が悲鳴を発する。

「ひッ!? いやぁぁ!! トンボに犯されている!!」

 甲虫に乗られた女性は、虫の押さえ込む怪力で逃げ出すコトもできない。

「カブトムシが正常位で、あたしの膣穴に虫のチ○ポを!? お、重い……いやあぁぁ!!」

《みゅー、みゅー、みゅー》

 人間と同じ大きさの、ゴホンツノカブトムシやオニヤンマは虫好きな子供たちが見れば大喜びだが、繁殖目的で犯されている女性たちからしてみると、虫とのセックスは嫌悪感しかなかった。



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あきゅろす。
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