とあるイカの超レンジ解凍法B〔タコ側裸族人類【銀牙】オレ、再参上〕
紫音から中出しをされてしまった蘭花は、座っているベンチの上で股を開くと。交差させた両腕で自分の体を抱き締め、ショックからガクッガクッと震えはじめた。
蘭花は膣穴から紫音の白い精液が溢れて、肛門まで伝わっているのを見て愕然とする。
「あたし、中出しされちゃった……イカ側裸族人類の精子を注入されちゃった……赤ちゃんできちゃう……イカの赤ちゃん生んじゃう……嫌っ、嫌っ、嫌っ」
銀牙は動揺している蘭花の両肩をつかむと、前後に揺する。
「落ち着け!! 大丈夫だ、今ならまだ間に合う。二十四時間以内ならタコ側裸族人類の精子を注入すれば、殺精子されて妊娠しない! オレの精子を追加注入すれば大丈夫だ!」
蘭花は呆然とした顔で、目前にいる白い翼を生やした裸族人類のオスを見る。
「誰? 天使?」
「オレは『銀牙』……蘭花と同じ、タコ側の裸族人類だ。一度、会っているよな、覚えているか? 男のチ○ポに女が濡れた……お汁はこれで拭いておけぇ」
蘭花は銀牙から差し出されたティッシュで股間の精液を拭う。
「会ったのは覚えている……本当に、あたしと同じタコ側の裸族人類なの? 今は誰も信じられない……タコ側なら証拠を示して……んぐっ!?」
銀牙は、いきなり蘭花の唇を奪った……最初は驚いた蘭花だったが、やがて恍惚とした表情へと変わり……自分から銀牙に抱きついて、積極的にキスをしはじめた。
「んっんっ……ちゅぱっ……ちゅぱっ……んんっ」
タコのように口をすぼめて、舌を絡めたり、歯の裏側をナメ合ったり、口を吸い合う蘭花と銀牙。
蘭花は、そのままベンチに押し倒されて、キスされたまま胸を愛撫されり、太腿の内側を擦られる。
蘭花は口の中にタコの匂いを感じて、ビクッと全身に電流が走る。
(なんか電気みたいなの感じた……銀牙は、あたしが探し求めていた“つがい”のオス……タコ側裸族人類のオス)
軟体生物のような、ねっとりとしたキスから唇を離して銀牙が言った。
「エッチしちゃってもいい? いいよね……答えは聞いていない……蘭花、オレに釣られてヤッてみる?」
「うんっ、そんな強引なのも、なんかいい……銀牙のチ○ポ、あたしに入れて」
銀牙は蘭花の体を、いたわるように優しく撫で回すと。男のソーセージを蘭花の、下の口に押し込みはじめた……ぶじゅゥ……ずぼぅぅ。
挿入感に蘭花の裸体が反応する。
「んあぁ……」
銀牙は腰を動かして、蘭花の膣壁を亀頭で責める……ぬりゅ、ぬぶッ、ヌチャ、ヌチャ、ズリュ、ズリュ、ぬぼっ、ぬぼっ……と、結合部分から淫音が響いてきた。
Gスポットに亀頭が触れた瞬間、蘭花は。
「あうッ!?」と、背中側を浮かせて、のけぞる……蘭花は、銀牙のパートナーを思いやる抽送に深い愛を感じた。
銀牙が腰を動かすたびに、白い羽根が舞い上がり蘭花の裸体に雪のように降り注ぐ。
(はぁはぁ……紫音の時と、ぜんぜん違う……ずっと、銀牙とエッチしていたい……ずっと繋がっていたい……はぁはぁ)
銀牙と蘭花に絶頂が押し寄せる……ガクッガクッと裸体を震わせる、蘭花。
「蘭花、やっと出会えたオレの“つがい”のメス……うッ イクぜ! イクぜ! イクぜ! う゛ッ!」
「イクゥゥ……あたしもイクゥゥ!! 一緒よ、銀牙とこれからも、ずっと一緒……あぁぁぁぁぁぁッ」
タコ側裸族人類からの濃厚な精子を、膣内に受け止めた銀牙は至福に満ちたイキ顔を晒す。
“つがい”を得た蘭花は、尿道口から女の精液をビシャビシャ射精しながら……背中から、銀牙と同じ白い鳥の翼が突出して。蘭花は『究極体』へと覚醒進化した。
蘭花のサポートメカとして飛んできた『チンチン君・金剛』が。
《今回は出番がなかったぜ……退去》と、言って二人の頭上を旋回すると、飛んできた方向へUターンしていった。
第一界【新性期】おわり
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