まさか!?★マジか!?B〔捕獲した着衣人類を使って、もう少しだけ遊ぼう!!〕


 軍医タコの説明は続く。

「ロボぺニスの勃起角度は、つねに四十五度になるように設定されています……年齢を重ねて百歳を越えても、四十五度の驚異的な勃起力……老年期の男性からは、尊敬の眼差しで銭湯ではチ○ポが見られるコトでしょう」

「ふざけんな! こんな変なチ○ポで男便所の便器の前に立てるか!!」

「ご心配なく、尿は目の部分から涙のように出てきます……射精時の精液は口からゴボッと、吐くように放出されます……みなみに、チンチン君は近くに吊り下がっている、生身のキ○タマ君とは大の仲良しです……あなたのチンチンくんは、裸族人類のサポートメカとして活躍してもらいます……チンチン君・金剛はマッハのスピードで空を飛びます。頼みますよチンチン君」



 細い腕をブンブンと振り回す、チンチン君。

《がってんだぁ!!》

 実験体Eは怒りに顔を染めて怒鳴る。

「このタコ!!! オレのチ○ポをオモチャにしゃがって!!!」

「なに言っているんですか、蘭花の手コキで破壊される前よりも。1・5倍増量して、たくましいチ○ポにしてあげたんですよ……感謝してもらいたいくらいです、ぺニスの青筋も完全再現しておきましたから……ついでに女性の膣内を刺激しやすいように真珠サイズの快感球体も、チ○ポの外周に埋め込んであります……サービス、サービス」

 軍医タコは、実験体Eを、触手の先端で指差しながら言った。

「これからは、チンチン君が本体です……あなたは、チンチン君の付属品になりました。すべての決定権は、チンチン君にあります」

「ふざけるな! こんなチ○ポ……女も抱けねぇ、情けねぇ」

「そんなに悲観するコトもないでしょう、その愛らしいロボぺニスを見た着衣人類のメスたちが『超かわいい……触らせて』と、寄ってきて。しゃぶってくれるかも知れませんよ」

「そんなワケあるか!!」

 実験体Eとの会話を楽しんだ軍医タコは、時間を確認する。

「そろそろ、到着する頃ですが?」

 女性の膣内に、触手をズコズコと抜き差しして遊んでいる隊長タコが、軍医タコの呟きに問いかける。

「何か来るのか?」

「えぇ、わたしの知り合いの『洗脳屋』さんが来てくれて。実験体A・B・Cの魂を本格的に浄化してくれる手筈になっているんですが?」

「洗脳屋? 洗濯屋じゃなくて?」

「空間座標は伝えてありますから、間違えるはずはないと思いますが……変ですねぇ」

 軍医タコが、そう言って首を傾げた時……隊長タコが弄んでいた着衣人類女性の下腹部が、いきなりボコッと膨らみ……隊長タコの触手が膣穴から押し出された。

「な、なんだぁ?」

 女の膣が拡がって産道化して、頭のようなモノが見えた……玩具女が、全身を小刻みに震わせて悶える。

「あぁぁ……何か出てくる!? 体の中から出てくる!? あぐッ」

 女の膣穴から『アラブのベリーダンスの踊り子』が頭に被っている、ベールのようなモノを被った黒髪の頭が見え。

 続いて、膣口を中から押し拡げている、白い女の指が見えた。

 軍医タコが言った。
「どこでもホールの座標が微妙にズレて、膣穴と直結しちゃいましたか……やれやれ」

 頭が額まで出てきて、手首に金の腕輪をした、白い女の腕が肘の辺りまで出てきた時……膣の中から女性の声が聞こえてきた。

「すみませーん、どなたか近くにいらっしゃいましたら。手を引っ張ってくれませんかぁ……引っ掛かって出れないんですぅ」

 軍医タコが触手を伸ばす。
「しかたがないですねぇ……引っ張りますよぅ」

「お願いしまーす……どこにいるのかわからないんですけれど、ここはすごく狭くて、苦しくて、変な臭いがするんです」

 膣穴から出ていた腕が触手で引っ張られると、女の中から裸の成人女性が体液で濡れた状態で……ニュルンと出産されるように外に出てきた。

 膣穴から出てきたアラビアン女は「ぷはぁ……」と、汗だくの顔で深呼吸をした。

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