モノ化した娘たちとエッチするA〔ジパング娘Tシャツになる〕

 黄金娘がいなくなると、マングリ返しの格好から響子を解放した銀牙は、適度な力加減で絶頂直後の響子を抱き締める。

 高揚した表情の響子は、何が起こったのかわからない顔で銀牙に身を任せた。

 やがて、響子がポツンと言った。
「銀牙さん、あたしいったい? すっごく気持ち良かったのは覚えているんだけれど」

「響子は、危うく灰皿になるところだったんだ……もう大丈夫だ、怖い思いをさせて悪かったな」

「銀牙さん……」響子は胸の奥がキュンと熱くなった。

 秋が感心した口調で呟く。
「なるほど、商品化して出荷された女体製品は、購入者の愛あるセックスで人間にもどるように設定されているのか……道具として、不要になった時のリサイクルシステムだな」

 銀牙が、近くに立っている秋に言った。
「ひとつ借りができたな」
「また、そのうちに返してくれらればいい……クラゲ側は気長だから、外に移動しなくていいのか」

「なぜだ?」
「タコ側の男は鈍いな、あの金色の女の子……自分をモノ化して、銀牙にアプローチしてくる。ジパング人は思い込んだら一途だと聞くから……ジパング人乙女の想い受け止めてやれ……裸族人類の男なら」

 そう言って秋は、工場の窓から見える満月を見上げた。


 秋の言葉通り、ジパング人の黄金娘は『軟質女体製品工場』の中にある『生体プレス製品自動加工機』の前にいた。

 双子姉妹をリバース抱き枕に変えた機械の前で、黄金娘な何かに取り憑かれたように脱衣しはじめた。

「モノになれば銀牙さんが愛してくれる……あたしが製品になれば、愛してもらえる……はぁはぁ」

 金色の裸体になった、黄金娘は躊躇することなく、機械の稼働スイッチを入れた。

 女体素材を置く、引き出しが自動で機械から出てきた。

 裸の黄金娘はプリクラでも写すように、機械に付いているカメラ位置を操作する、まず最初に頭上に移動させたレンズに向かって顔上げたポーズで一枚撮影すると。

 今度はカメラを床近くの下段に移動させて、黄金娘はレンズに向かって少し正座を崩したうつ伏せポーズになって、ヒップを強調したポーズを撮影した。

 黄金娘は撮影した写真を確認する。
「はぁはぁはぁ……あたし、なんていやらしいポーズを……崩した正座の格好でお尻を写すなんて、前の方はフェラチオを求めているような顔をしている……このポーズで決定、あとは機械が自動的に、あたしをプレスして製品化してくれる」

 黄金娘は作成する製品を機械に入力する。
「商品は前後にプリントされた『女体Tシャツ』……素材は、これから引き出しに横たわる、裸の金色女」

 黄金娘がポニーテールに束ねていた髪ゴムを外して、引き出しに横たわると機械が動き出して。引き出しに乗った黄金娘の体は機械の中へと入っていった。


 そのころ……銀牙、響子、秋の三人は裸で中庭にいた。空が白みはじめて朝の領域に近づいた『天空工業都市・マテリアル』で、三人は秋の言葉に従って、あるモノを待っていた。

 銀牙が秋に訊ねる。
「本当に来るのか? そのモノ化したジパング人の娘は?」

「必ず来る、黄金の国・ジパング人は勤勉で、手先が器用で、律儀で、信仰深いと聞く……響子のチ○ポを、ずっと見て目に焼き付いたジパング人の娘には、裸族人類男性のチ○ポは信仰対象に変わってくると……うちのクラゲ二号神さまが言っていた」

「なんだ、オレのチ○ポ信仰かよ……恋愛感情じゃないのか」
「本人は無意識に恋愛感情だと勘違いしているみたいだ……ほら、噂をすればやって来た。自分をモノ化したジパングの女の子が……飛び跳ねながら」



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あきゅろす。
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