まさか!?★マジか!?@〔捕獲した着衣人類を使って、いろいろと実験して遊ぼう!!〕
そのころ、月の裏側に潜むタコ型宇宙船の船内では、隊長タコが四畳半部屋の窓辺で黄昏に浸っていた。
痛々しく包帯が巻かれ、眼帯で片目を隠した隊長タコは、夕日を眺めながら呟く。
「タコワサビ、タコ抜きで……わたしは死なない……たぶん、三人……もとい三タコ目だから」
額に数発の弾痕が残る隊長タコの呟きに、タブレットを操作している軍医タコが首を横に振りながら言った。
「着衣人類に追い回されて、ボコボコにされて記憶障害が発生しましたか……また、意味不明な言動を……隊長が悪いんですよ不可視光学処置もしないで、いきなり着衣人類たちの前に出現したんですから」
ここは軍医タコの専用実験室……その実験室の一角に、スタジオコントで使う大道具のような四畳半部屋のセットが組まれていて、隊長タコはそのセットの中にいた。
軍医タコの前方には、蘭花が地球で再起不能にした五人の男たちが……実験体として扱われている。
軍医タコが言った。
「それにしても、五人の着衣人類を再起不能にするとは……まぁ、欲しかったタイプのオス実験体が数体入手できて、わたしとしては好都合ですけれど……蘭花は底知れない潜在能力を秘めた、裸族人類なのかも知れませんね……『究極体』に完全覚醒して、蘭花が飛行能力を得た時が楽しみです」
隊長タコは軍医タコが用意して玩具用に与えてくれた。着衣人類女性の膣内に触手を侵入させて子宮内を掻き回して遊んでいた。
「あぐッ……やめてぇ」
着衣女性は、うつ伏せ状態で背中を丸め、ペタンと畳の上に腹這いでしゃがみ込んだ格好で……下着の隙間から触手腕を体内に侵入されて弄ばれている。
触手を挿入されている女性は喘ぎながら。
「うぐッ、うぐッ……そ、そこは女性が赤ちゃんを育む……大切な場所……うぐぐッ、や、やめてぇ」と、呻く。
この玩具用に隊長タコに与えられている女性は、先日捕獲して露出人類として『人類強制進化プロジェクト推進委員会』にサンプル提出した女子高校生と、ほぼ同時期に捕獲してきて冷凍保存しておいた、非実験体の着衣人類だった。
子宮内をまさぐって遊んでいる、隊長タコが言った。
「子宮か何もかも、みな懐かしい……軍医、地球に『どこでもホール』を使って、出現してボコボコにされてからの記憶が断片的に抜け落ちているのだが? なんとなく誰かに強烈なボディブローを連打されていたような?」
「たぶん、気のせいですよ……それにしても、そのコントみたいな四畳半セット、いったいなんなんですか? 実験室に勝手に持ち込んで黄昏て……部屋が狭くなって実験の邪魔なんですけれど」
「すごいだろう……宇宙通販で買った『宇宙人黄昏キット』だ、『西日が当たる狭いアパート部屋で、ちゃぶ台を前に座っている宇宙人』は地球での定番だからな……軍医も黄昏てみるか」
「遠慮しておきます、どこからそんな知識を得たのやら」
隊長タコが、別々のエッチ実験を同時にされている、着衣人類の男たちを見ながら軍医タコに訊ねる。
「ずいぶんと、いろいろな実験をしているな……あそこの手術台に寝かされている美少女は、どんな実験をされているんだ?」
隊長タコが触手で示した先には、体に手術用の白いシーツが被せられた美少女が、手術灯の下で眠っていた。
「美少女が眠っていると……思いましたか、実は違うんですねぇ。これが」
軍医タコがシーツを剥ぎ取ると、下から男の体が現れた……ただ、その体は顔とは不釣り合いなほど、男らしい体型をしている……チ○ポもズル剥けだ。
「男か!? 顔だけ見ていると、まるっきり女だな」
「蘭花の激突で顔面が陥没した男です……顔面造形して、女顔に変えました。顔だけじゃなくて遺伝子にも手を加えて、子孫も男女を問わずこの顔で生まれてきます……繁殖力を高めるために、キ○タマの精巣細胞にも手を加えるつもりです……すでに洗脳して、従順な性格に変えてあります」
「で……どうするつもりだ? 女顔の男を作って?」
「『ヒトデ型宇宙人』たちからは、優秀な種人間を見つけたら譲って前々から欲しい……と頼まれていたので、プレゼントしようかと」
『ヒトデ型宇宙人』は未開の地球型惑星で、繁殖実験場の『人間牧場プロジェクト』を委員会の方から任されて行っている。
「なにしろヒトデ型宇宙人たちは、着衣人類たちから見れば、『ヒトデなし』ですから……彼らはいつも『ヒトデが足らない、ヒトデが足らない』と、ボヤいています」
軍医タコは伸ばした触手で、美少女のズル剥けペニスを軽くしごく……美少女顔をした性欲が強い男【実験体A】のペニスが、ビクククッと反応して跳ねる。
「この【実験体A】は、人間牧場で生涯、種人間として子供を作り続けます」
次に軍医タコは、並べられたベットの上に全裸で眠らされている二人の男……蘭花のマ○コとアナルにチ○ポを挿入していた、穴兄弟の男を触手で示した……二人の体は拘束ベルトでベットに固定されている。
「この二人……【実験体B】と【実験体C】には、同性で交配させてみようと考えています……顔もそれなりに整っていますから」
隊長タコが軍医タコの言葉に首をかしげる。
「オスとオスで? それにいったいどんな意味がある?」
軍医タコは無言で、少し離れた場所の医療キャスターの上に置いてあった、数冊の書物を隊長タコに手渡す……同人誌と書籍だ。
「この地球という星には、オス同士でも、性的行為に及ぶ風習があるみたいですよ」
手渡された薄い本には表紙に『BL注意』と、書かれている。
「これは? 地球のマンガか?」
「隊長には衝撃を受けるかも知れないので、心して読んでください……目玉落とさないように」
ページをめくって中を見た瞬間、隊長タコの眼球が驚きのあまり、ミサイルのように眼帯を突き破って床に転がる。
「なんじゃこりぁぁぁ!? オスとオスが交尾を!? 目がぁ、目がぁ!!」
「だから注意したでしょう、目玉を落とさないようにって」
転がってきた眼球を拾い上げた軍医タコは。
「おい、鬼○郎」と、隊長タコの眼球を使った、お茶目なギャグで遊んだ後、眼窩に眼球を押し込みもどす。
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