さらば【実験群島】@「くらえ!ウニの手!」

 階段を上がってきたウニ子は、バラが咲き乱れる中庭に出た。赤や白のバラ園を全裸で進んでいると、ウニ子に声をかけてくる者がいた。

「よっ、久しぶりだな」
 イカ側裸族人類の紫音だった。
「あなたは、あの時の……」

「元気そうだな……持っている瓶の中に入っているのは、黄金のキ○タマか……まっ、今は他人のモノを力づくで奪う気分じゃないから。無くさないように、しっかり持っていろよキ○タマ」

 紫音が自分のバナナチ○ポをビクッと動かす。

「はい……ゲットしたキ○タマ大切に保管します」

 ウニ子も無限チ○ポをビクッと動かす。

 紫音が言った。
「どうだ、久しぶりだから、ここでセックスしてみないか」

「バラの花に囲まれた場所でヤルんですか? ロマンチックですね……いいですよ」

 芝生の上に横たわり足を開くウニ子。それを見た紫音のぺニスの皮がメキッメキッとめくれる。

 ウニ子の上に乗った紫音は、ぺニスの先端をウニ子のシンメトリーな女性性器に近づける。

「しっかり種付けしてやるからな……覚悟しろよ」

「えーと、セックスじゃなくて種付けですか? あたし、違いが良くわからないんですけれど」

「それをこれから教えてやるから……精液が溜まってムラムラしているからタコ側の蘭花の代わりに、おまえで我慢して種付けしてやる……妊神させてやる」

「はい? よろしく、お願いします」

 紫音がチ○ポをウニ子に挿入しようとした時……トゲトゲしい、ドクター・エロの怒鳴り声が聞こえてきた。

「オレの生徒……もとい、オモチャに手を出すな! くらえ! ウニの手!」



 ドクター・エロのウニハンドで、ぶっ飛ばされた紫音は。

「痛いじゃなイカ〜〜〜っ」と、叫びながら空の彼方へ、ふっ飛んでいった。

 イカ側裸族人類の男が空の彼方に光点になって消えると、ドクター・エロはウニ子に向かって。
「男の前で、ほいほいと股を開くな!!」と、言った。

「すみません、エロさま……喜んでください、キ○タマ手に入れました」

「それは良かったな……タコ側の奴らが来る前に早々に退散するぞ」

「どうしてですか? そんなに慌てなくても、もう少しケン・フラン教授と話しをしてからでも」

「おまえをフランの近くに置いておくと、なんか変な実験をフランは、おまえの肉体にやりそうで嫌なんだよ……おまえをオモチャにしてもいいのは、オレだけだ」

「エロさま、もしかして……あたしの身を心配してくれているんですか」

 紫色の顔を少し赤らめるウニ。
「バ、バーローそんなワケないだろう。オレは見た目はウニ、頭は天才ウニ脳のドクター・エロだぞ……ゴチャゴチャ言っていないで帰るぞ」


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あきゅろす。
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