女尊男卑の【女体村】B

 やがて、前方に山脈が見え、二人は盆地を見下ろす残雪の山頂に着地した。盆地をグルッと囲む山肌は人工的に細工され、まるで円形闘技場〔コロセッオ〕のようになっている。

 盆地を見下ろしながら蘭花が言った。「なんか、すごそうな場所ね……あの盆地を二分して男尊女卑の『男体村』と、女尊男卑の『女体村』があるのね……最初にどっちの村に行く?」

「こいつで決めよう」
 銀牙は自分のペニスを支えると盆地に向かって、支えていた手を離した。ペニスは盆地の右側を示す。

「右の村だ」
 裸の蘭花と銀牙は白い翼を広げると、盆地の右の地域を目指して飛んだ。

 村へと続く入り口の道には『【女体村】男は女の性奴隷』と、書かれた立て札が立てられていた。

「男が女の奴隷になる村だった……銀牙、覚悟はいい」
 蘭花の言葉に反応して、銀牙がひざまずく。
「はい、ご主人さま……銀牙は女性の性奴隷です、ご自由に肉体を弄びください」

 銀牙の言葉を受けて、蘭花にも修行時の女王様スイッチが入る。蘭花は見下すような目つきで、銀牙のペニスを眺めた。

「なに、チ○ポ勃起させている……これから女尊男卑の村に入るんだぞ。村人に発情した奴隷を見せて、主人に恥をかかせるつもりか……しごいて出して縮ませろ」

「はい、ご主人さま……オナニーします」

 強制オナニーを命じられた銀牙が、ペニスをしごいて蘭花に見せる。

「もっと早く、手を動かせ……裸族人類ならできるだろう」
「はい、ご主人さま」

 銀牙の手の動きが、F1車のエンジンのように加速していく……その動きは、すでに着衣人類のオナニーレベルを越えている。

 時速百キロを越えた手の動きは、さらに速度を増した。
「ご主人さま! もうすぐ音速を越えます!」

 ドーンという衝撃波がチ○ポから聞こえ、銀牙のオナニーは音速を越えた。

「マッハ1……マッハ2……マッハ3!! おおぉぉぉぉぉッ!!!」

 銀牙のペニスから弾丸のような勢いで精液が放出された、放出された一部は蘭花の太股にかかり、残りの精液は近くの岩を粉々に吹き飛ばす……銀牙は精液と同時に乳首から父乳も出した。

 射精しても銀牙のペニスは勢いが鎮まらず、ビンビンに硬化している……太股に降りかかった、白濁液を指先で拭って蘭花が言った。

「だらしがないチ○ポ……まだ、勃起している……もういい、村に入るわよ」

 蘭花は普段は閉じられて隠れている、お腹の袋からリード付きの首輪を取り出すと、銀牙の首に巻いて歩きはじめた。

 村の入り口まで来ると、石造りの門所のところに古代ローマ兵士のような格好をした、門番の女性が立っていて通過しようとした蘭花を槍で停止させた。

「止まれ! 全裸でどこへ行くつもりだ……おまえたちは露出狂か?」
「わたしたちは裸族人類です……女体村に黄金のキ○タマを探しに来ました」

「おまえたちが『裸族人類』か、話しには聞いていたが初めて見た……本当に裸で歩いているんだな、おまえたちが訪れるのは村長から聞いている……通れ」

 銀牙が蘭花より先に村に入ろうとすると、門番の女兵士が槍の先で銀牙の尻を突く。

「誰が女性より先に入っていいと言った! おまえは男! 女性の奴隷だ!! 奴隷の立場をわきまえろ!!」

 銀牙は慌てて、地面に這いつくばる。
「申しわけありません……以後、気をつけます」

 蘭花がリールをグイッと引っ張って、銀牙を立たせてボヤく。
「まったく、主人に恥をかかせて……おまえは、あたしの何、言いなさい」

「性欲処理の卑しい奴隷です……この村では男は全員、女性に蔑まれる存在です……オレにもっと、奴隷調教をして仕込んでください」

「よくわかっているじゃない……行くわよ、発情したオス犬」

 銀牙は勃起したペニスを手で押さえ隠すと、蘭花にリールを引っ張られて歩きはじめた。



[前戯へ][後戯へ]

28/41ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!