女尊男卑の【女体村】@

 蘭花と銀牙が巨人国から……響子と美久が小人国からもどってきて数週間が経過した頃……タコ型宇宙船の軍医タコから、次の黄金キ○タマの情報があった。

「キ○タマの期待できる情報が入りました、次は【男体村】と【女体村】です……かなり特殊な村なので、蘭花と銀牙には『精○と時の部屋』で、特別な修行をした方が良さそうですね……蘭花、銀牙、『精○と時の部屋』に入りなさい」

 胡座〔あぐら〕座りをした銀牙に前方から抱きついて「あんッ、あんッ、あんッ」と腰を上下させてセックスしている蘭花が、背中の白い翼を揺らしながら艶かしい声で応えた。

「はぁはぁはぁ……ふぁい、二号神さま……わかりました、部屋に入って特訓します……あッあッあッあッ、銀牙のチ○ポ……奥に当たっている……んっあぁぁ」
 快楽を求める裸族人類は、セックスが大好きだ。

「今回、入る時間は……外界では一時間の設定です、二人には室内進行時間で半分ごとに異なる修行をしてもらいます」

 軍医タコの触腕が伸びて、蘭花と銀牙の恥骨に振動を与え修行の内容を伝える。

 恥骨伝導で指示を受け取った蘭花と銀牙は「わかりました」と返答した。

 その時、首に赤いタオルをかけた隊長タコが、部屋に入ってくるなり言った。

「元気ですかぁ! お金があればなんでもできる! 軍医、ドアの陰で話しは盗み聞きした。その『精神と時の部屋』の特訓とやら……オレにも参加させろ」

「…………隊長も……ですか」
「なんだ? その不思議そうな顔は」
「いいえ、別に……クローンとかコピーだと、学習した記憶も抜け落ちているのか

「何か言ったか?」
「独り言です……隊長が自分から『精○と時の部屋』に入りたいのなら別に止めるませんが……一度入ったら、ドアロックがかかって、設定した時間が経過するまで出られませんよ……本当にやるんですか?」

「たかが、一時間部屋に入るだけだろう……その程度なら昼寝時間だ、特訓と言ってもオレの場合はスクワットする程度だがな……わたしは死なない三匹目だから」
「はぁ……それじゃあ隊長も、蘭花たちと一緒に部屋に入ってもらいます」

 蘭花と銀牙と隊長タコが『精○と時の部屋』に入る……外界では一時間、室内では二年間の時間が経過する特殊な時間の部屋に。

 数分後……ドアを内側から激しくドアを叩く音と、隊長タコの怒鳴り声が聞こえてきた。

「てめぇ!! 軍医!! ハメやがったな!! 出せ!! ここから出せぇぇぇ!!!」

 やがて怒鳴り声は弱々しい、哀願口調に変わってきた。
「頼む……軍医……出してくれぇぇ……発狂しそうだ……頼むオレが悪かった」

 ついには「み、水……食い物くれぇぇぅ……ぐぅぅぅ」と、いう呻き声が聞こえたのを最後に、隊長タコの声は聞こえなくなり……数秒後、ドアの向こう側からクサヤの干物のような異臭が漂ってきた。

 一時間が経過してドアロックが解除されると、乾燥した隊長タコが転がるように出てきて。



 続いて修行を終えた裸の蘭花と銀牙が精悍な顔立ちで部屋から出てきた。干しタコになった隊長を見て軍医が言った。

「少しは学習してくださいよぅ……まぁ、水に浸せば元にもどりますから……尻目、乾いた隊長を船内の太陽灯で天日干しにして、虫がつかないようにしてください」

 裸エプロン姿で床に掃除機をかけていた妖女『尻目』は「わかりました」と、言って乾いた隊長タコを丸めると、どこかへ持って行ってしまった。

 軍医タコが蘭花と銀牙に指示する。
「では、修行の成果を見せてください……まず、前半一年の成果を」

「はい、タコ神二号さま」

 いきなり銀牙が蘭花の前に跪いて〔ひざまずいて〕言った。
「ご主人さまの足とマ○コをナメさせてください」

 銀牙の目は恍惚とした服従する快感に満ちている。

 腰に手を当てて男を見下すような表情をした蘭花が、女王のような態度で蘭花に向かって見下ろしながら。

「ナメろ……あたしの奴隷男」と、蔑みの言葉を投げかける。

 銀牙は、主人の女体に舌奉仕できる喜びにペニスをピクッピクッと動かすと、蘭花の足先からナメはじめた。

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あきゅろす。
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