汎用〔はんよう〕人型性欲兵器A〔響子初号機完成〕
改造が終了して手術台に両目を開けて仰臥した、響子を軍人姉妹小人の兼定と清光は眺めた。
「それじゃあ、響子初号機を始動させてみましょう……立ちなさい響子」
裸の響子は、ゆっくりと上体を起こすと立ち上がった。
前を向いたまま裸体を晒している響子に、兼定が命令する。
「立ったまま、オナニーしなさい」
響子が自分の股間を指先で擦り、乳首を摘まんでオナニーを開始した。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁはぁはぁはぁはぁはぁっ……はぁ、はぁ、はぁはぁ」
命令された通りに自慰をする響子の股間から、クチュクチュと淫音が聞こえてきた。
響子の指先が愛液でビショビショになる。
兼定が妹の清光に質問する。「このまま、連続絶頂させてみても大丈夫? イキッぱなしになって、壊れるなんてコトにはならないでしょうね」
「大丈夫です……兼定姉さん、命令してみてください。あたしがすぐに鎮静指示を出しますから」
「じゃあ……響子初号機、激しくイキなさい! 絶頂しなさい!」
響子が裸体をガクッガクッ震わせながら絶頂した。
股間を押さえて、腰を引いた前のめりの格好で、オーガズムに到達した響子は。
「おッ、おッ、おッ……」と、言いながら恍惚とした顔で絶頂し続けている。
清光が響子に鎮静の指示を出す。
「絶頂をやめなさい……平常時にもどりなさい」
響子が何事も無かったように、背筋を伸ばすと両手をピタッと外腿に付けて直立不動する……濡れたマ○コがヒクッヒクッと、蠢いているのが見えた。
「兼定姉さん、成功です……響子初号機の、オーガズムコントロールに成功しました! これなら、イク寸前の寸止め状態を何時間でも続けさせるコトもできますし……いきなり絶頂させるコトもできます……ふふふふっ」
「素晴らしい……これで、響子のように、オーガズムコントロールをした中巨人の汎用人型性欲兵器の量産も可能になったわね」
その時……壁の角でマユを割って、中から幼虫から成虫に変態した蛾が鳴きながら出てきた。
《みにゅー……みにゅー》縮んでいた羽が伸びて、蛾の羽模様が明確になる。
兼定が言った。
「守護神が大人になった……さっそく、響子とセックスさせましょう……響子、我らの守護神とセックスをしなさい……仰向けになりなさい」
命じられるままに響子は床に裸体を横たえる。等身の蛾が羽ばたいて、響子の裸身に舞い降りる。
響子は虫に乗られても、抵抗することなく、交尾のために足を開いて性器を露出させる。
響子の胸を小さな虫の手でつかんだ蛾の守護神は、腹の先端から尖ったトウガラシのようなオレンジ色の生殖器を突出させて……響子の性器とニュルと結合した。
蛾は響子に挿入した生殖器を前後に動かして……中巨人の響子を犯す。やがて、犯されている響子の方も腰を蠢かせて蛾の生殖を受け入れる。
清光が結合している箇所を凝視しながら、ゴクッと生ツバを飲み込む音が聞こえた。
「すごい……虫と中巨人が、無言でセックスをしている」
やがて、響子に突き挿した蛾の管から、光輝く球体が響子の体内に注入されていくのが見えた。
その響子の体内に産みつけられた球体の膨らみを見て、清光が言った。
「産卵? 守護神はメスだったの? それじゃあ、あの挿入されているのはぺニスじゃなくて産卵管……オス不要で単体繁殖を?」
排卵を終えた『モスガ』は、疲れたように壁の角へと移動すると……休憩するように、その場から動かなくなった。
清光が産卵が行われた響子のマ○コを見て小声で呟いた。
「黄金の玉……あの産みつけられた卵が、中巨人が探しているキ○タマじゃないよね」と……。
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