いやさか軍国の守護神B

 頭に花の髪飾りをした南国娘スタイルの兼定が、軍人のように勇ましく卵を指差す。

「あたしたちはタコや大巨人の襲撃で悟ったのよ、自国を守るためには軍事力を強化するしかないって……だから南国の緩い雰囲気を一掃して、軍事国家へと変わった……ご静聴ありがとうございました……さあ、祈りの踊りをはじめるわよ清光」

 兼定と清光が歌いながら踊りはじめた。

 最初は南国風の振り付けから、徐々に淫らな踊りへと変わっていく。腰を振り、露出させた胸を揉み、踊りながら一枚づつ脱いでいく様子は、まるでストリップダンサーだった。

 姉の兼定と並んでシンクロするように脱ぎ続け……ついに腰を屈めた姉の兼定がパレオの下の水着に指をかけて陰毛が露出する位置まで下ろしたところで、妹の清光は恥ずかしそうに「やっぱりダメ……これ以上はムリ!」と、言って脱ぐのをやめた。

 兼定が怒鳴る。
「あたしと同じように脱ぎなさいよ! 清光! ユニゾンするのよ!」
「ムリ、ムリ、ムリ、露出なんてあたしにはムリ!」

「ムリでもなんでもやらせる! 双子シンクロ率70%アップ……脱げ!」
 双子属性で強制シンクロをさせられた清光が、姉とまったく同じ動きで下着をスルッと膝下まで下げる。

 パレオ一枚の姿になった、兼定が床に股を開いて座ると、清光も同じポーズで座る。
 兼定がオナニーをはじめると、清光もオナニーを開始した。

「はぁはぁはぁはぁ……清光、もっと激しく手を動かして、腰を動かすのよ……はぁはぁ」
「あぁぁぁ……兼定姉さん……こんなの恥ずかしい」

 胸を揉み回し、パレオの下に手を入れてクチュクチュと性器を自己愛撫しながら、腰を淫らに上下させたオナニーダンスをする双子姉妹。

 双子の淫らな踊りに誘われるように卵に亀裂が走り、芋虫のような幼虫が頭を覗かせる。

《みにゅー……みにゅー》

 口から白い糸を吐く中巨人と同等の大きさをした幼虫を見て、双子姉妹はオナニーをやめて立ち上がった。

 兼定が言った。
「誕生した……『いくさか軍国』の守護神生物兵器が」

 卵から出てきた幼虫は、そのまま拘束されている秋の方に近づく。

 秋は短い悲鳴を発する。
「ひッ!?」恐怖に顔を歪ませた秋の男体が、女体へと変わる……秋はイモムシの類いが大嫌いだった。

 女秋の女体に幼虫はプヨプヨする体で迫ってきた、中巨人と同じ大きさのイモムシに騎乗された秋は、恐怖に硬直する。

 兼定が笑いながら言った。
「いやだぁ、その子……生まれたばかりなのに、もう発情して交尾したがっている……エッチな子。それが、あたしたちの守護神よ……他にもカマキリ型、クモ型、トンボ型、バッタ型、ゴキブリ型なんかの種類があって戦況によって使い分けている……大巨人貴族の襲来には、その守護神を何千、何万匹と復活させて撃退する……すごいでしょう」

 秋が悲鳴混じりに哀願する。
「わ、わかったから、この虫どかして!! ひぃぃい!!!」

 巨大な幼虫が女秋の、おっぱいをペチャペチャとナメはじめると、秋は恐怖のあまり白目を剥いて失神した。

 幼虫が失神した秋と交尾しようと、トウガラシのように細長くオレンジ色をしたチ○ポをニュルンと突出させたのを見た兼定が幼虫のイモムシを制する。

「その裸族人類と交尾しちゃダメよ……あなたのチ○ポが膣圧で壊されちゃうから。幼虫のうちは我慢しなさい……セックスは大人になってから……あなたが交尾する相手は、こちらでチャンと用意するから」

 兼定が隣にいる清光に言った。
「捕獲した中巨人の響子を脳波コントロールした『汎用人型性欲兵器』化を急いで……誕生した守護神と交尾させるから」


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あきゅろす。
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