いざ!小人の国へB
気弱で眼鏡をした双子の片方が、遠慮気味にもう片方に言った。
「兼定〔かねさだ〕姉さん……一応、この中巨人にもあたしたちの自己紹介をしておいた方が」
「はぁ!? 何言っているの、捕えた巨人に自己紹介?」
「だって、この中巨人、あたしたちと会話できるし……捕獲された側にも状況を説明した方が」
「わかったわよ……まったく、あんたはクソ真面目なんだから。この二重人格が」
姉と呼ばれた気丈な小人は、腰に手を当てると、響子に向かって胸を張って言った。
「中巨人の女、よく聞きなさい……この国の名は『いやさか軍国』、軍事国家よ……ここは国の地下防衛基地。あたしは防衛指令の『兼定』〔かねさだ〕……隣にいる眼鏡かけたのが、妹の『清光』〔きよみつ〕……二人とも階級は中佐よ」
妹の清光が、響子に向かって頭を下げる。
「清光です、よろしくお願いします……ええっと、中巨人さんはどんな理由で、この国に来たんですか? 正直に答えないと電流で拷問しちゃいますよ」
何気なくサラッと、言葉の終わりに恐ろしいことを平気な顔で付け加える小人の女だった。
慌てて裸で拘束されている響子が答える。
「キ○タマです! 黄金のキ○タマを探して、この小人の国に来ました……あたしたちは、タコ型宇宙人さんの知り合いなんです!」
響子の言葉を聞いた途端、兼定の顔に怒りの青筋が浮かぶ。
「小人の国とは何よ! あんたたちの体のサイズが異常でしょうが! そうだったの。あのクソタコ野郎の仲間だったの……だったら遠慮する必要は無いわね」
「えっ!? どういう意味ですか? タコ型宇宙人さんと何かあったんですか?」
兼定は響子の質問には答えずに、妹の清光に指示する。
「清光、例の検査を捕獲した中巨人にやっちゃって……あたしは、アレを見てくるから」
「了解……検査は、超音波のエコー診断? それとも膣口を拡げて内視?」
「内視に決まっているでしょう、内部までしっかり確認して報告しなさい」
そう言い残して、兼定は響子が拘束されている倉庫から出て行った。
残った清光が言った。
「それじゃあ検査をしますからね」
軍服の上から白衣をまとった、清光がパネル操作の器機のところに移動してパネルをタッチ操作すると、響子が拘束されている台が徐々に頭の方から直立しはじめた。
拘束されたまま立たされた響子の、股間に向かって工業用のロボットアームが伸びてきて、性器の部分にローションのような液体が塗布される。
ヒヤッとするローションの感触に響子が言った。
「やめてぇ、あたしの体に変なコトしないでください」
ローションに続いて、別のロボットアームが響子の性器に近づく……そのアームの先端には、様々なサイズの内視カメラが装着されていた。
響子の性器にカメラからライトの光りが照射されて、状態が撮影される……その映像は、壁の巨大スクリーンに投影されて響子にも見せられた。
初めて見る、ローションで濡れてテカっている自分のマ○コに、響子は息を飲む。
(アレがあたしのマ○コ……なんか、すごくいやらしい形をしている)
撮影アームに続いて、今度は先端に鳥のクチバシのようなモノが付いたアームが響子のマ○コに近づいてきた。
恐怖する響子。
「な、なにをするつもりなんですか?」
「拡げて内部を確認するの……子宮の中から卵巣菅の口まで全部……大丈夫、すぐに終わるから……潤滑液塗布したからスルッと入っちゃうよ。怖くない、怖くない……ふふふふっ」
「やめてぇぇぇ!!」
響子の言葉を無視して、油圧式の膣口拡張器が挿入される。
清光が言った。
「挿入完了……膣口拡張開始」
無慈悲に拡げられていく響子の膣口、十分に拡がると今度は内視鏡のようなカメラが内部に侵入してきた。
壁のスクリーンに映し出される、響子の内部……綺麗な膣内だった。
巨人専用の内視鏡カメラを操作しながら清光が言った。
「すでに処女では無いみたいですね……子宮口が見えてきました、これから子宮内部にカメラが侵入します……ふふふふっ……子宮口弛緩剤投与、赤ちゃんが入っていたら大変なコトになりますけれど……ふふふふっ」
[前戯へ][後戯へ]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!