巨人たちのオモチャになってA
小一時間後……完全に蘭花が寝入った頃、室内に五条中納言と側近の須磨〔すま〕が足音を忍ばせて入ってきた。
五条中納言が須磨に訊ねる。「本当に大丈夫だろうな、途中で起きたりはしないだろうな」
「はい、指示された通り、巨像百頭を眠らせるほど強力な麻酔薬で眠らせました……裸族人類専用の成分を含んだ麻酔薬なので、人間には効果はありません」
「ふむっ、まさか裸族人間に、外科手術を行う時に使う麻酔薬が存在するとは知らなかった……虫カゴに捕らえた、あの者が言っていたことは本当だったな」
「このまま、朝まで目を覚ますことはありませんので……五条さまのお好きなように弄びください」
五条中納言がタコツボを傾けると、眠った小人の蘭花がゴロンと出てきた。
無抵抗な蘭花の柔らかい裸体を、軽く握り持ち上げて、五条中納言が言った。
「では、さっそく全裸の小人を舌で味わうとしよう」
巨人の手の中で眠っている人形のような、蘭花の体に対する弄びが開始された。五条中納言は蘭花の股間から胸までを、往復してナメ回した。ペチャペチャ
赤肉色をした布団のような巨人の舌が、眠っている蘭花の裸体を、まるで棒キャンデーをナメているように這い回る。五条中納言は、蘭花の手足の先までも口の中に入れて女体を味わう。
小人をナメている五条中納言のチ○ポが衣服の中でムクムクと鎌首を持ち上げてきた。
ナメながら五条中納言が言った。
「裸の中小人をナメ回すこの快感は格別だな……はぁはぁはぁ……今度は後ろの方から……尻の谷間から背中側をナメてみよう」
ひっくり返された蘭花の背中側がナメ回される、ヒップの谷間に舌先を入れられ、抗菌処理をされている裸族人類の肛門から背中までナメられた。
最後に五条中納言は、眠っている蘭花の両足を拡げ持って蘭花を逆さにすると、その股間にある性器を集中して味わう。
マ○コを集中してナメ回された蘭花は、ビクッビクッと性的痙攣をすると淫夢の中で「ぅうぅ……」と、小さく呻きながら、尿道から女の精子を放出してオーガズムに到達した……逆さになった蘭花の、腹や胸の谷間や顔に放出した白い精液が伝わり流れてくるのが見えた。
女の射精に少し驚きながらも、興奮した五条中納言は絶頂に到達して、衣服の中に射精した。
「ふぅ……中小人をオモチャにするのは、病みつきになるな……須磨、後処理を頼む」
満足顔の五条中納言から、白濁液で汚れた蘭花を受け取った側近の須磨は、懐紙で蘭花の裸体を拭うとタコツボの中にもどして、二人の巨人は何事も無かったように部屋から出て行った。
蘭花の眠る部屋から出てきた五条中納言が自分の部屋にもどってくると、竹ヒゴで作った虫カゴの中に入っている裸族人類の男性が訊ねた。
「どうだ、オレが言った通りにタコの裸族人類は熟睡しただろう、楽しめたか?」
ペニスがイカ臭い、イカ側裸族人類紫音の言葉に、五条中納言はVサインをしてみせる。虫カゴの中には紫音と一緒にパイパンの妖女『のっぺらぼう』も捕らえられていた。
「あぁ、今宵は楽しめた……言われた通りの麻酔薬を須磨に調合させて使ったら、ぐっすり眠った」
「それは良かった、言っておくがオレにはタコ側の麻酔薬は効かないからな、イカ側とタコ側は成分が違う」
「あんたを眠らせてどうこうする気は無い、本当にいいのか? あの裸族人類を好きなだけ弄んでも」
「飽きるまで楽しめ、飽きたらオレが蘭花にイカ側の精子を種付けしてイカの子を生ませる」
「そうか……最初に庭で、おまえたちを見つけた時は驚いたが……教えてくれ、どうしてこの『すめらぎ皇国』にタコの裸族人類が来ると知っていた?」
「確実だったわけじゃない……クラゲ側の裸族人類とジャンケン勝負して勝ったオレが、巨人の国を選んだのが的中した……巨人の弄びや責めに肉体が耐えられるのは、裸族人類だけだからな……クラゲ側裸族人類の秋と行ったジャンケンは、ドラ○ンボールの空中戦のような、三日三晩続いた激しいジャンケンの勝負だった……負けた秋は『小人の国』を選択した」
と、言って笑った。
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