エロの御使い魔A〔透明人間に蘭花が電車内で犯される!?〕

 ファストフードを食べ終わった軍医タコは、触手を合わせて「ごちそうさまでした」と、頭を下げてから蘭花に言った。

「さて、わたしはこれで宇宙船に戻りますから」

「行ってしまうんですか?」

「わたしも、いろいろと忙しいので……そうだ、蘭花にコレをあげましょう」

 そう言うと、軍医タコは蘭花の手首に、腕時計のような小型装置を巻いた。

「なんですかコレ?」

『裸族ウォッチ』です、着衣人類の社会に潜む裸族人類や裸女を見つけるコトができます……見つけた裸族は蘭花が相手と奴隷契約を結べば『エロ友』として呼び出して酷使するコトができます」

「はぁ……エロ友ですか」

 蘭花は、なんとなくどこかで聞いたコトがある話しに首をかしげながら『裸族ウオッチ』を眺めた。

「それでは、またちょくちょく、肉体のメンテナンス等で伺いますからね……くれぐれも、強制妊娠させる能力を持った別種の裸族人類には注意してください」

 それだけ言うと軍医タコは、テイクアウトの紙袋を持って、空間に開いた『どこでもホール』に入って消えた。

 ファストフードを食べ終わった蘭花も、店内から出ようと席を立つ……店を出る途中、カウンターの方を見ると。蘭花たちの応対をしていた女性店員が全裸になろうと服を脱ぎはじめていて。同僚から必死に止められている最中だった。

 どうやら彼女も『露出人類』か『痴女人類』に覚醒してしまったらしかった……この惑星は確実に裸族感染が広がりつつあった。


 外に出た蘭花は、一番近い駅へと向かった。完全に覚醒していない蘭花にはまだ、飛行での移動はできなかった。

(神さまの話しだと、裸族人類が本格的に覚醒すれば翼とか羽根が生えて、乗り物を使わなくても、宇宙までも移動できるみたいなんだけれど)

 駅の自動改札口にやってきた蘭花は、乗車料金プリペイドカードを読み取る部分の上に犬が放尿をするみたいに片足を上げて、マ○コを近づける。

(確かこうすると、料金は口座から引き落とされて……)

 ピッ!と、音がしてマ○コのクレジット情報を読み取った、改札口のゲートが開き、蘭花は駅のホームへと裸で入って行った。

 電車に乗り込んだ蘭花は、空いている座席に座った……周囲の乗客は困惑した表情で、蘭花の方をチラチラ見ている。

 車窓の風景を眺めながら、蘭花はぼんやりと考える。

(裸族人類の“つがい”を見つけるって……いったい、どうやって探せば? 裸族人類になったら、男湯とかにも堂々と入ってもいいのかな?)

 その時、蘭花は胸を誰かから揉まれている、奇妙な感覚を感じた。


「えっ!?」前を向いても誰もいない……両胸が指で押さえられているような形に凹み、グルグルと乳房が揉み回されて変形したり。

 自分の乳首が見えない手で引っ張られて、伸びるのを蘭花は見た。

「あふッ……何これ、誰かが目の前にいるみたいに……胸が揉まれて……あふぅぅ」

 敏感な乳首を触られて、蘭花の体から力が抜けていく。

 それでもなんとか、蘭花はタコ神から渡された『裸族ウォッチ』を前方の誰かがいそうな空間に向けて光りを照射した。

 光りが当たった箇所だけに、裸の男のパーツが浮かんで見えた。腰の辺りに光りを当てると勃起したチ○ポが見えた。

(透明人間!? まさかそんな……でも、チ○ポは立派。もしかして、彼があたしの求めるパートナー……あぁん)

 蘭花は突然現れた透明人間に、身を委ねてみるコトにした……蘭花が無抵抗なのを、承諾のサインだと受け取ったのか?

 透明人間の痴漢行為は、激しさを増していく。

 透明人間の見えない手は、蘭花の全身を触りはじめた。腹部から肩、背中から、内股まで執拗に往復して触ってきた。

 ヒップを触られた時、蘭花は自然と腰を浮かせて喘ぎ声を発した。

「あふッ……そ、そこダメぇ……お尻弱いの、感じちゃうぅ」

 透明人間の手は、蘭花のヒップを撫で回しながら、股間を容赦なく触ってきた。

 クチュクチュ……と、蘭花のマ○コが見えない指先で弄ばれる。

 マ○コが意思を持っている別生物のように、変形して動く……やがて、蘭花はマ○コに生温かい舌が触れる感触を感じた、蘭花の性器は、活アワビのように悶えながらペチャペチャと、音を響かせはじめた。

「あぁぁ……ナメられてるぅ……蘭花のマ○コ、誰かがナメ回している!? あぁぁぁぐぅ」


 クリトリスが跳ね上げられるように舌先でナメ回され、押し拡げられた小陰唇の内側を周回するように舌が移動する……蘭花のマ○コはビチョビチョに濡れた。

 やがて、舌先は膣穴の入り口を嬲る〔なぶる〕ように責め……舌が中まで入ってきて、穴の周辺がナメ回されていく。

 蘭花は生まれて初めてのクンニ体験に身悶える。

(はふぅ……そんなところまでナメ回されるなんて……いやらしい)

 完全に全身の力が抜けた、蘭花の体かが、フワッと持ち上げられるように座席から数センチ浮かぶ。

(えッ!?)と、思った蘭花の体が横移動して、見えないに太股の上に座らされる……背中側には、見えない男性の肌の温もりを感じた。

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