未公開シーンA
〔未公開シーン・童話の町より〕
シンデレラ城内の白いバラと赤いバラが入り乱れたバラ園で響子と向き合った、空色のドレスを着た裸アリスが言った。
「これから、あなたを最高の快感で絶頂させてあげる……これ以上、あの方〔旧名・乙姫〕の身辺を探って、近づくことは許さない」
「あたし、そんなつもりは……」
「問答無用」
裸アリスは響子の周囲を「遅れる、遅れる、淫らな茶会に遅れちゃう」と、言いながら服を脱いで回りはじめた。
「遅れちゃう、遅れちゃう」
最後の一枚を脱いで全裸になった、アリスが叫んだ。
「ストップ! ザ・世界!!」
その瞬間、時間がピタッと停止した。風も水も……すべてが停止した世界。
その中で、裸アリスの目がギロッと動き。まるで絵本のジグゾーパズルからピースが抜き出るように……アリスが風景の中から出てきた。アリスが抜けた場所はアリスの裸体の形に黒い影が残っている。
アリスの背後には、電気スタンドが背後霊のように揺らいでいる。
裸アリスは停止した響子に近づくと、響子の顎先を軽く指で押し上げて言った。
「止まっている、止まっている……これが、あたしの童女能力。時間を停止させる【ザ・世界】……背後にスタンドが出現している間しか、時間停止させられないけれどね……さて、止まっている間にちゃちゃとエッチな悪戯しちゃいますか」
裸アリスは、響子のスカートの中に手を入れると、パンツを膝の辺りまで下ろした。
そして、どこからか取り出した人工ペニス【張り形】を、響子のマ○コに容赦なく挿入して、動かしはじめた……やがて、響子のマ○コから、ヌチュヌチュと体液が張り形に絡まる音が聞こえてきた。
「フフフッ……いっぱい、いやらしい汁が出てきた。あたしの【ザ・世界】の特徴は時間が止まっていても、愛液が溢れ肉体に快感が蓄積していくこと……そして、時間が動き出したら一気に快感が押し寄せてくる……おら、おら、おら、おら、おら、おら」
グヂュグヂュと、張り形を激しく往復させながら響子の胸を触っていたアリスは、グイッと張り形を響子のマ○コに押し込んだ。
張り形を押し込まれても、時間が停止した響子の表情は変わらない。
「こんなところかな……それじゃあ時間を動かすよ、大昇天しちゃって」
響子から離れた裸アリスは、抜け出した風景に再びハマると「スタート!! 【ザ・世界】!」と、言った。
止まっていた時間が動き出し、響子はいきなり押し寄せてきた快感に股間を押さえて、ワケもわからずに悦楽の声を発する。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!? ひぐぅぅぅ!?」
快感に立っていられなくなった響子は、膝立ちした格好で眉を寄せてオーガズム〔絶頂〕に達した。
第七界〔妊神後期〕カット未公開シーン【実験群島・動物島】
狼組長が言った。
「これから電車に乗るから、おまえは四つ這いになれ……愛玩人間だから切符を買わないで済む」
駅から狼組長と一緒に電車に乗り込んだ裸の響子は、犬がおすわりをするみたいに車内でちょこんと床に座る。
電車内にいる動物たちは、全員着衣姿で……裸身なのは人間の響子、一人だった。
(なんか変な感じ……動物が服着ていて、人間のあたしが裸でいるのって)
狼組長と響子は公共交通で、郊外にあるサファリパークのような施設前駅に到着した。
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