人間牧場@
背中から臀部にかけての皮膚に竜や桜の刺青をした全裸男性が、色白の女性を檻の中で腰を蠢かせて犯している向かい側の柵の中では。
草食系男子が、肉食系女子に騎乗されて犯され。
さらに隣の檻の樹上では、ほどよく鍛えられ筋肉が隆起した褐色肌の裸体男性が、女性をバックの体位で荒々しく犯していた。
人間園の人間たちは、発情期の真っ最中だった。
グヂュグヂュとマ○コをいじくりながら蘭花が言った。
「ケダモノだらけ……なんか、あたしもしたくなっちゃった……はぁ」
「我慢しろ、この『動物半島』では、オレたちは来賓扱いだからな……いつもだったらやりたくなったら場所を選ばずに野外セックスするけれど。それをやったら、ここでは節操がない動物だと思われる」
「こういう時の裸族人類って不便よね」
園内には檻の中に入れられた人間の他にも、二足歩行をする愛玩犬のペットとして首輪を付けられリールで繋がれた、四つ這いの裸の人間の雄と雌がいて。
雄が雌の背後に回って性器の臭いをクンクンと嗅いでいた……そのうちに雄は舌先で、雌の尿道口をこじあけるようにナメはじめた。
「ぅくぅぅん」「ハァハァハァハァ」
尿道口をナメられた雌が、甘い声を発する。そのうちに雄の舌は雌のマ○コを丹念に楕円を描くようにナメ回し……雌の開いた花弁から蜜を溢れさせる。
雄の舌先はいずれは産道口へと変わる雌の膣穴にも侵入してきて、膣穴とキスでもしているように動いた。
ナメられた雌が腰を左右に振って挿入の準備が整ったコトを雄に伝えると、雄は犬のように雌にマウントしてチ○ポを挿入すると人間同士で交尾をはじめた。
「きゃんきゃん……くぅんんん」
完全に犬と化した愛玩人間を眺めながら。蘭花と銀牙は、互いの股間に添えた手を動かした。
さらに数日後……動物たちと一緒に授業を受けている蘭花と銀牙は、人間を家畜のように扱う『人間牧場』へと、社会見学でやって来た。
裸の人間が乳牛のように牛房に並んだ人舎で、シャム猫の講師が言った。
「今日は家畜化した人間を観察しましょう」
裸の女たちが乳牛のように並ぶ人舎に入ると、シャム猫の講師が説明をはじめた。
「ここにいる人間のメスは、家畜化処置をされた着衣人類です……よく見ると、乳首に搾乳チューブが装着されているのがわかりますね、あの真空チューブを使って生乳を摂取しています」
一番近くの人房に入っている人間のメスが、鼻輪をされた姿で「もうぅぅぅ」と、鳴いた。彼女たちは全員、下腹部が妊娠したように膨らんでいる。
「ここにいる人間には、すでに自分が人間であるという自覚はありません……繁殖と搾乳と産卵をするためだけの存在です……では、後方に回って人間が卵を産むところを見学しましょう」
人房の後ろ側には傾斜がついた、ケージが付けられていた。
「あの傾斜の中に、産卵した卵が転がってきて集まります……ほらっ、一匹の人間が産卵しますよ」
見ていると、女性性器の膣口を中から押し拡げて、白い卵が出てきた。
産卵中の女性がアクメ顔で、悩ましい声を発する。
「んあぁ……はぁん……あぐぁん」
卵はコロンと、傾斜を転がり他の産まれた卵と一緒になって、コンベア―で運ばれていく。
シャム猫講師が説明する。
「人間の卵は栄養たっぷりの無精卵です……ここで飼育されている人間のメスはアクメを感じながら、朝と夕方の一日二回、産卵をします……乳と卵の両方を採取できるので、家畜人間の生産性は高いですね」
産卵が終わった女性の後方へは、裸の男が次々とやってきて、後背位で交尾を開始した。
搾乳の悶え声と、産卵のアクメ声と、交尾の喘ぎ声が人舎の中に入り交じる。
シャム猫講師の説明を蘭花と銀牙も熱心な顔つきで聞いていた。
「あの交尾は、明日の産卵のためにメスの排卵を促すための交尾です……無精卵体質に改良を加えてあるので、有精受精はしません……オスの体は射精中も精子を体内で作り続けて、メスに快感を与え続けるように改良してあります」
ハリネズミの生徒が質問する。
「先生、それじゃあここにいる人間のメスは、どうやって繁殖させられているんですか? 搾乳されているメスのお腹はまるで妊娠しているみたいに膨らんでいますけれど?」
「良い質問ですね……繁殖させる時は、特殊なホルモン剤を注入して受胎させます……お腹が膨れているのは、乳腺を発達させるための疑似妊娠です……メスには催眠で暗示をかけて、妊娠していると思わせています……生まれてくる人間は胎生出産になります」
ここでシャム猫講師は、蘭花と銀牙の名を呼ぶ。
「蘭花さん、銀牙さん、前へ出てきてください」
「はい、先生」
全裸の蘭花と銀牙が、動物生徒たちに向かって裸体を晒す。
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