家畜のように扱われ……繁殖させられるA
「極秘に各国で連携して、研究機関がつくられ……繁殖力を失った人類の絶滅を防ぐ研究がはじまった……放射線は冷凍保存されていた、精子や卵子の生殖力までも奪っていて、人類の絶滅は確定した状態だった。そんな時……ある国の研究機関が、絶滅から人類が免れる一筋の光明を発見した」
白衣の女は冴絵を指差す。
「人類の中にも、放射線の影響を受けない特殊な生殖能力を持つ者が、少数存在することがわかったの……その原因は、解明されていないけれど……放射線が人類に進化を促したみたい」
白衣の女は自分の胸元を押さえた。
「あたしたちは、ある決断と選択をしたの……人類を存続させるために、あたしたちは滅びゆく旧人類……冴絵、あなたは新たな人類“新人類”を生み出す母体……あたしたち繁殖力を失った旧人類は、新人類をサポートして繁殖させることにしたの……人類という種を未来に残すために」
数名の白衣姿の男たちが、ワゴンに乗せた掃除機のような器具を運んできた。
話し終えた白衣の女は、運ばれてきた乳牛の乳首につけて搾乳をするような器具を取り上げる。
「だから冴絵も協力してね……人類を残すために」
恐怖に顔を歪ませた冴絵は。
「いやあぁぁぁぁぁ!!」と、怪しげな器具に絶叫した。
数十分後……乳頭に直接、注射器で薬物を注入され、乳腺を活性化させられて牛のように搾乳されている冴絵の姿があった。
乳房に装着されたプラスチック製の管つきカップの内側には、吸引されて乳首からピュッピュッと、噴出する白い母乳があった。
後ろ手に縛られて搾乳されている冴絵が、身をよじって悶える。
「んんッ……あぁ……こんなのって……あぁ、オッパイ出ちゃっている……妊娠もしていないのに……はぅぅ」
白衣の女は淡々と、カルテに冴絵の状態を記入していく。
「冴絵の初乳を確認……母体状況良好……感度良好、受胎可能……冴絵、明日から種付けを開始するわよ」
冴絵の顔が恐怖に歪む。
「た、種付けっていったい、あたしの体に何を? はうぅ」
冴絵は搾乳をされながら、絶頂した。
翌日、冴絵が入れられている部屋に一人の裸の男性が連れてこられた。
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